食物アレルギー

000IOTA(アイオータ)、分散型台帳を活用した「食物アレルギー追跡アプリ」開発へ

毎日暑い日が続いていますね。

夏風邪など引かないように、気を付けてください。

さて本日は、「IOTA(アイオータ)、分散型台帳を活用した「食物アレルギー追跡アプリ」開発へ」という話題を取り上げてみたいと思います。

IOTA(アイオータ)とは

IOTA(アイオータ)について、ごくごく簡単に説明してみたいと思います。

IOTA(アイオータ)は、IOTA財団により運営され、IoT(Internet of Things)をより円滑に使いやすくするための、暗号資産(仮想通貨)・プロジェクトといったところでしょうか。

特徴は、ビットコインと比べるとわかりやすいので比較検討してみます。

  • ビットコインはブロックチェーンを使用し、取引を行いますが、IOTA(アイオータ)は「Tangle(タングル)」という独自の分散型台帳を使用します。
  • ビットコインは取引をするたびに手数料が発生しますが、IOTA(アイオータ)は手数料が全くかかりません。
  • ビットコインに比べてIOTA(アイオータ)は決済のスピードが格段に速い。

少し難しい話になりますが、量子コンピュータに実用化されるとビットコインのシステムも崩壊するのではないかという懸念もありますが、IOTA(アイオータ)は量子コンピュータを使用した攻撃に対しても、耐性があると言われています。

ブロックチェーンとタングルをわかりやすく図解すると下記のようなイメージです。

ブロックチェーンとタングル
出典:IOTA:【入門】トランザクション大解剖!ウォレットは裏で何をやっているか

トランザクションがブロックの中にまとまって格納されているのでなく、蜘蛛の巣上に張りめぐらせているのが理解できると思います。

IOTA(アイオータ)について、別の機会で詳しく解説してみたいと考えています。

IOTA

食物アレルギー患者に安全・安心を提供

少し前に記事になりますが、BITTIMESの記事を書きに引用します。

IOTA(アイオータ)財団はPrimority社と提携し、食品サプライチェーンの安全性をより向上させるため、ブロックチェーン技術を活用した”消費者が購入する食品にアレルギー物質が含まれていないか追跡できるアプリ”「AllergensCheck」を開発する事を発表しました。

IOTA財団とPrimority社はブロックチェーン技術を活用したアプリを開発する事によって、消費者が食品購入時にスマートフォンを通じて「原材料・供給業者・製造プロセス」などの正確な情報を確認できる環境を提供します。

引用元:BITTIMES
IOTA:ブロックチェーン活用した「食物アレルギー追跡アプリ」開発へ|Primorityと提携(2019/07/07)

引用した記事には「ブロックチェーン技術を活用した」とありますが、厳密には「Tangle(タングル)」という独自の分散型台帳を使用することになると思います。

私は以前飲食業に従事していたこともあったので、今回この話題を取り上げてみましたが、非常に良い取り組みだと思います。

小さな飲食店では、全ての食材アレルギーを理解するのはなかなか難しい現実があります。

従業員全員に把握してもらうとなればなおさらです。

パスタを例にとると、具材に魚介類が入っていなくても、ソースに魚介類のエキスが入っていることもあります。

一見しただけではわからないのです。

場合によっては重篤な症状を引き起こすこともあるので、細心の注意が必要です。

それが、自身のスマートフォンですぐにわかるようになるのであれば、お客様も安心してお食事が楽しめます。

スマホと食物

まとめ

このアプリは、透明性と改ざんができない、という分散型台帳技術の特徴を活かしたプロジェクトです。

そういった仮想通貨やブロックチェーンの本質を理解すると、いろいろな発想が生まれてきます。

そこにビジネスチャンスもあるはずです。

皆さんも、暗号通貨技能検定(初級編)を受講して、本質を理解することから始めてみてはいかがでしょうか。

暗号通貨技能検定(初級編)は、ブロックチェーンに精通した業務を行っているプログラマーやエンジニアの方々からも支持されている検定資格です。なぜなら、難しく分かりにくい技術用語や単語を明確に理解し、「どの様な例え話を用い、他者へ伝えることができるのか!?」を知れる、日本で唯一の検定講座だからです。

講座は「お金について」を含め、1から重要な項目を前編後編合わせて3.5時間の中で、しっかりと学ぶことが出来る内容になっていますので、「興味はあるけれど講座についていけるのか、少し心配」という方であっても、安心して受講いただけます。

日々の生活や仕事はもちろん、ビジネスや新たなチャレンジにも役立つ資格であるため、他の受講生の皆様とともに、しっかりと仮想通貨システムおよびブロックチェーンの理解を深めていただけたら幸いです。

受講で得られる『7の学びと3つの活動』
  • 学び①:お金の本質、仮想通貨システムの本質
  • 学び②:ブロックチェーンの活用事例
  • 学び③:キャッシュレス化の現状と未来
  • 学び④:フィンテックの可能性
  • 学び⑤:情報共有(分散型台帳技術)の重要性
  • 学び⑥:企業ではなく「あなた」が活躍する時代
  • 学び⑦:ブロックチェーンが創造する未来
  • 活動①:伝え方のスキルアップとコミュニケーション能力を向上する
  • 活動②:SDGsの達成に向けた仮想通貨システムの活用を伝える
  • 活動③:公認暗号通貨技能アドバイザーとして各地で講座を開催する

本質を学び活かすことができる、暗号通貨技能検定(初級編)とは!?
↓↓↓

投稿者プロフィール

JCCA 編集部
JCCA 編集部スタッフ
JCCA 編集部は、協会主催の様々なイベントや講座、暗号通貨システムやブロックチェーン技術に関する時事ニュースなどを含め、例え話を用い初心者の方にもわかりやすく解説してまいります。/暗号通貨の『普及活動』、それが子供達の笑顔を創造する。