SDGsとブロックチェーンで好きなことをするだけで救える社会を創る

SDGsとブロックチェーンで好きなことをするだけで救える社会を創る

 この記事では、SDGsの目標達成に必要な技術として注目されている「ブロックチェーン」を取り上げ、どの様な形で17の目標達成に貢献し、問題解決へと導けるのかについてお届けします。

この記事で学べる3つのこと

  • SDGs×ブロックチェーンの可能性
  • SDGsの目標達成方法
  • 相互扶助の重要性

 もし、SDGs × ブロックチェーンが始めての方は、まずこちらの SDGs × Blockchain × Action 記事を読んで頂けると、この記事の理解がより進みます。

この記事をオススメする方

  • SDGs(持続可能な開発目標)に関心がある方
  • SDGsの目標達成の方法を知りたい方
  • SDGs×ブロックチェーンに興味関心がある方
  • ブロックチェーンで何ができるのかを知りたい方
  • ブロックチェーンをビジネスに活かすヒントを得たい方

 一つでも当てはまる方は、本記事をじっくりと読み進めて下さい。

 

 本記事を読み終えた後には、「こういう発想が必要なのか!」や「こんなことが可能だったとは!」と思わず笑みがこぼれる事と思います。

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 それでは、『SDGsとブロックチェーン技術が融合した2030年の世界』をイメージしながら読み進めてまいりましょう。

好きなことをするだけで救える地球

 私が住む近所で起こった出来事なのだが、二人目の赤ちゃんを出産後一週間で産後うつになり自殺した女性の話を聞いた。

 

 私はそれを聞いた際、「私には子供もが居らず保育の免許を持っているわけではないが、姪っ子と甥っ子の三人の新生児を育てる経験を妹にさせてもらえた為、少しの間なら育児を手伝ってあげられたであろう」と感じた。

 世の中のお母さん達ほどでは無いが、わたしがその女性の話をは聞いてあげることはできたであろうし、その女性に必要な援助があれば、専門家の方と女性を繋ぐ役割くらいはできたのではないだろうか。

 

 もちろん、女性の家族は彼女と一緒に生活していた様だが、産後うつの女性のことを、よりしっかり見てくれる人がいれば、今回の悲劇は防げたのかもしれない。

 家族のこととなるとあまり他人は介入できないのが今の現状である。私も一人暮らしの祖母の様子を週に一度は見にいくことが習慣になっており、他人に頼むとなると祖母のライフスタイルが崩れストレスになり、認知症が進まないか心配になる。

 

 もし任せたとしても、その人を信頼していいのかどうか悩むのだが、多少自分の時間を削ってでも、自身の安心のためにもなると考え、大好きな祖母に会いに毎週一時間かけて向かっている。

 ここで、「家族」という最小単位で人生に起こる様々な問題を解決していくのは、限界があるのではないかと考える。

 

 何故なら、核家族が一般化している現代社会の現状は、家族における一人一人の役割が大きいのではないだろうかと感じるからだ。

 例えば、両親と子供二人の四人家族がいるとする。そこへ新しい家族が生まれた場合、近くに祖父や祖母などの「子育てを手伝ってくれる親戚」がいれば安心だが、その様な存在がいない状況で赤ちゃんを育てている世帯は数多く存在する。

 

 父親は家族のために社会に出てお金を稼ぎ、母親は他の子供たちの世話をしながら赤ちゃんの面倒を見ることになるため、それが重労働になるのは目に見えている。そんな時、家族のご飯を作ってくれる人がいるだけでも家庭内の仕事はかなり楽になるのではないだろうかと考える。

 料理を作ることが好きで一家族分のご飯を作ってくれる人であれば、好きなことを頼まれれば、おそらく喜んで引き受けるだろうし、料理好きな人のご飯は美味しいしく感謝のつながりも育まれる。

 

 また、地産地消で地元の食材を使って余すことなく料理してくれれば、必要なものだけを購入し食材を無駄に廃棄することがなく、環境にも優しい。

 

 ご近所付き合いが徐々に減っている昨今においては、なかなかこの様な人を見つけることは難しい。

 

 しかし、ブロックチェーン技術を活用すれば、支援を必要とする人と望まれた仕事を喜んでやってくれる人たちを互いに繋ぐことが可能になるのではないだろうか。

 ブロックチェーン技術を活用すれば、支援を必要とする人と望まれた仕事を喜んでやってくれる人たちを互いに繋ぐことが可能になる。

 

 まず、一人一人の家族構成や個人のプロフィール、望んでいる支援などをデジタル署名を使いP2Pネットワークに書き込む。

 

 一般的になった、アカウントへの研ぐ印字に誰もが使っている「公開鍵暗号技術」を借る様しているため、他人になりすまし情報を扱うことはできない。

 

 一度、承認された内容はネットワークに繋がった全ての人々が同じ情報を共有している(分散型台帳技術)ため、改竄も不可能。

 

 よって、安全を第一としたブロックチェーン上の情報はどこでも誰でも確認でき、自分の好きなことや得意なことを必要としている人を見つけたら、その依頼を受け取ることができる。 

 ブロックチェーン技術を利用することで誰一人として取り残すことなく、困っている人を見つけ出し、必要な援助を行い、必要とする手助けが可能となる。

 

 先の家族の食事をつくる人も毎日同じ人がつくりに行かなくても良く、「今日は私が行くわ」「今日は私がつくり過ぎたから持っていくね」など、余裕のある人が少し親切なことをするだけで支援する側も負担になることはない。

 

 そして、このやり取りはいつまでも一方向で続くわけではない。何故なら、子供たちも大きくなり手が掛からなくなる世代になれば、この時支援を必要とした母親が、次はペイフォワードのごとく、誰かを助ける日が来るかもしれない。

 子育てや高齢者の介護は、家族だけで助け合おうとする状況は、多くの人の人生で起こり得ることだが、同じ時期に人を助ける余裕があり、それを好きでやっている人も必ずいる。

 

 そうやって、お互いが助けたり助けられたりする、相互扶助のシステムがある社会は愛に溢れた世界になるだろう。

 この「ちょっとした手助け」が当たり前な社会になれば、おそらく産後うつになってしまった女性も助けることができたのではないだろうか。

 

 例えば、「女性のケアをする人が現れ、子供たちの面倒を見る人がいて、家事を手伝ってくれる人がいる」、この様な温かな気持ちで育まれる社会では、病気の完治も早まり、ストレスが要因となる病気も徐々に軽減されるものと考える。

 私の祖母も、家族だけでなく多くの人に助けてもらえることで、一人暮らしの孤独な寂しさからも解放され、祖母が今まで生きてきた知恵や元々料理好きだった得意なレシピなどを人に伝えることで、生涯にわたって生きがいある生活が送れるのかもしれない。

 今回は、家庭で起こる問題を元に考えたが、望みの種類を他にも広げていくこともできる。

 

 例えば、可愛い洋服が欲しいと思った時は、洋服作りが好きな人と繋がることができる。車が欲しいと思った時には、車を持て余している人とつながることができる。

 

 ブロックチェーンとは、生活に関わる多くのことに応用でき、それは誰かの喜びとなり様々な問題を解決できる。

 

 これは「働きがいや経済成長」を促進させる事にも繋がるだろう。

 人は得意なことをする時、地球の資源を最大限利用でき、必要なものを必要な時に得られれば需要と供給のバランスが保たれ「住み続けられるまちづくり」や「つくる責任つかう責任」の目標も達成に近ずく。

 

 そして、この相互扶助が成り立つ社会は、「平和と公正をすべての人に」という目標にも貢献するだろう。

 

 暗号通貨システムに使われているブロックチェーン技術は、SDGsで掲げられている目標の達成には必要不可欠である。

 この様に、ブロックチェーン技術が活用されているシステムは、環境に優しいだけでなく人々の生き方にも影響を与える。

 

 自分自身が他人の役に立てていると実感しつつ育つ人々は、この世界は素晴らしいものだと感じ充実した人生を送ることができるに違いない。

 

 その結果、時間はかかるかもしれないが、必ず世界から戦争や犯罪はなくなるのではないだろうかと考える。

 相互扶助で成り立つ世界では、生まれた時から人々に助けられた内容が記録されている。何故なら、ブロックチェーン上には、自分自身が多くの人に助けられて生きてきた事をいつでも見返すことができるからだ。

 

 多くの人の役に立てた喜びという感情すれも記録されているならなおさらだ。

 

 結果、周囲にいる人々は大切な仲間と感じられる様になるため、争い事は減り、相互扶助の価値観が育まれていく。

 家族という枠を超えて互いを助け合える社会は、「父親としてこうあらねばならない、母親としてこうでなければならない、子供を育てるのは親の仕事」など、肩書きや今の社会で常識のように思われている考えは不要になる。

 

 何故ならば、一人の人間として、何が好きか、それを探究し社会でどう役立てていくのか、そこに尽きるからだ。

 

 ブロックチェーンが浸透した世界では「みんなの好きなものだけ」で回っていき、それぞれのライフスタイルを楽しみながら生きがいある生活をおくることができるだろう。

 

 だからこそ、その様な社会が実現する為にも、これからも学び行動し、相互扶助の重要性を伝え続けていきたい。

SDGsとブロックチェーン技術が融合した2030年の世界

好きなことをするだけで救える地球

著者:松元 育美

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JCCA 編集部は、協会主催の様々なイベントや講座、暗号通貨システムやブロックチェーン技術に関する時事ニュースなどを含め、例え話を用い初心者の方にもわかりやすく解説してまいります。/暗号通貨の『普及活動』、それが子供達の笑顔を創造する。