NFTメディアのピニャータの資金調達について

NFTメディアのピニャータが2150万ドルを調達しインフラを拡張

NFTに特化したメディア配信プラットフォームであるピニャータ(Pinata)が、総額2150万ドルの資金調達を行ったと、メディア大手の TechCrunch へ独占的に語った。

これは、創業4年の同社がこれまでに調達した唯一の資本でああり、この総額は最近クローズした1800万ドルのシリーズAと、2021年の350万ドルのシードラウンドによるものだと、ピニャータ共同創業者兼CEOのカイル・トゥット氏は TechCrunch に語っている。

 

シリーズAはグレイロックとパンテラが共同主導し、シードラウンドはグレイロックとオフライン・ベンチャーズが共同主導している。その他の投資家には、Volt Capital、OpenSea、Alchemyが含まれる。

我々はweb3のかなりの部分をパワーアップしています。この分野の大物たちが私たちを利用しているのです。それらのユーザーは、非技術的なクリエイターからソフトウェアエンジニアまで、多岐にわたっています。

ピニャータの収益の伸びは、この1年間で前年比42倍になりました。1月以降、ユーザー数は104,000人から約131%増加し、今日の時点で240,000人を超えており、OpenSea、DraftKings、Protocol Labs、Yuga Labsといった企業も、このプラットフォームを利用しています。

このプラットフォームは、新興のクリエイターと企業の両方がNFTを保存管理し、より多くの機能を構築するためのインフラを提供していると、グレイロックのパートナーであるマイク・デュボー氏は TechCrunch と共有した声明の中で述べています。

今日のNFTは静的なJPEGファイル中心かもしれませんが、これはこの技術の氷山の一角に過ぎず、NFTに関する最も興味深いアプリケーションは、より深い機能を持つリッチなメディアであると我々は考えています。

ピニャータは最終的に、メディアとコンテンツの構築に専念したいNFTプロジェクトに、大規模なコンテンツを提供することを目指しています。

 

この新しい資本金はチームの成長と、より高速で安定した、「次世代のNFTを強化」するためのインフラ整備に使われる予定です。

私たちにとってNFTの未来は、単純な画像やNFTに関連する複雑なアプリケーションだけでなく、本格的なアプリケーションであり、NFTは現在の人々が理解している以上のものになるはずです。

との言葉でトゥット氏は締めくくった。

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