ビットコインと不平等

ビットコインは不平等を解消することができる

はじめまして、当協会代表理事の山下健一@Kenichi_Y)です。

 

今回は、ビットコインマガジンに寄稿しているアンドリュー・ヘザリントンによるオピニオン論説に注目しました。

 

それでは、本文をご覧ください。

1971年のニクソンショック以来、富の不平等は100年以上見られなかったレベルにまで急騰し、ドルはもはや金と交換することはできず、代わりに信仰によってのみ裏付けされるようになりました。裏づけのある通貨という制約がないため、権力者のほとんどが影響を受けることなく、好きなだけ不換紙幣を作り出す機会を与えられています。悪用されることで信用を失う運命にある不換紙幣は、当初からこうなることを運命付けられていたのです。

 

ビットコインは、不換紙幣の不平等を立て直そうとしていつため、ビットコインは分散型であり代替え可能、中央集権の許可が不要でであり有限です。また、中央当局がインフレによって保有者の資産価値を盗むことで利益を得ることを許しません。さらには、最も必要としている人からのアクセスを制限せず、従来の銀行を利用できない人たちにも金融サービスを提供することができるのです。

ビットコインは二都物語

アメリカではここ数十年、格差がかつてないほど拡大し、高所得者層の収入と純資産だけが増えています。

 

ピュー・リサーチ・センターのデータによると、高所得者の純資産と収入は、一般労働者のそれを上回って急増しており、1981年から2018年までの上位5%の所得者は他のあらゆる所得階層を上回りました。さらに、1983年から2013年まで、世帯の純資産の中央値は高所得者層でのみが増加しています。

 

エリートが収入と純資産を急増させ続ける一方で、平均的な労働者は、ますます操作される経済によって家族を養うのに苦労しています。これは、虐待的な金融政策に後押しされてしまい、1971年以来購買力の賃金は上昇していない事を表しています。

18世紀にリシャール・カンティヨンによって初めて発見された通貨の不均等な拡大は、発行元に近い人々に不釣り合いに利益をもたらしています。これは、低所得者層から購買力を奪い、資産がそのままエリートの手中に収まるというものでした。エリートは、自分たちの通貨を使うことによってのみ、このようなことが可能となるわけです。

 

ビットコインの優れた通貨的特質により、ビットコインは最終的には標準的な交換媒体として成り立ち、不換紙幣に取って代わるでしょう。ビットコインの普及が進み、徐々に不換紙幣の重要性が低下すると、国家による新しい不換紙幣の印刷は、労働者階級の購買力を操作することが出来なくなると考えます。

私たち人類は、ビットコインの分散化のおかげで、政府や中央機関が通貨の拡大により不釣り合いな利益を得ることを阻止できる様になりました。通貨の拡大は今やビジネスになり、有益な方法でネットワークを保護できる参加企業や個人に利益をもたらします。

 

最も重要なことは、法定通貨の過剰印刷とは異なり、ブロック報酬から生まれるビットコインの拡大は、マイナーや取引所などのデジタル通貨の作成に最も近い人々だけでなく、希少性とネットワークの安全性を高めることによってビットコインの保有者自身にも利益をもたらします。このように、中央当局による操作がないため、ビットコインは不平等を減らすことができるのです。

ビットコインは一般的な銀行融資とは違う

金融包摂センターによると、約17億人が銀行口座を持っていないと言われています。モバイルマネーが発展途上国の金融状況を改善したという研究結果は、ますます増えてきています。タベニツサリとウィリアムジャックの研究によると、M-Pesaとして知られるモバイルマネーサービスの拡大により、ケニアの約19万4千世帯が貧困から脱却したと推定されています。この研究では、モバイルマネーサービスによってもたらされた最大の改善点として、経済的な回復力、貯蓄、職業選択の増加(特に女性)が挙げられています。

ビットコインは、M-Pesaのようなモバイルマネーサービスのすべての機会を、はるかに低い手数料と高いアクセス可能性で提供します。富を蓄える手段として利用する場合、口座手数料は無料、取引手数料も最低限で済みます。2022年2月、海外に住むケニア人は3億ドル以上を本国に送金しています。世界銀行によると、ケニアへの送金にかかる平均コストは、2020年時点で9.54%です。もし、海外のケニア人が従来の送金サービスではなく、ビットコインを利用すれば、毎月数百万米ドルが節約できることになります。

金銭的なメリットと並んで、ビットコインはスマートフォン1台で始められるため、手軽に利用できるのが特徴です。世界銀行が報告しているように、世界では約11億人が法的な身分証明書を持っていません。政府によって認識された身分証明書がなければ、これらの人々は従来の金融システムにアクセスすることができないのです。身分証明書がなくても、これらの人々はビットコインのネットワークにアクセスすることが可能です。ビットコインは、それを最も必要とする人々に、制限なく近代的な金融サービスを提供します。

前述のような従来の金融に対するビットコインの利点を背景に、アフリカでは採用が急増しており、チェインナリシスによると昨年は暗号通貨の利用が1,200%以上伸びたとされています。ヘルスランドスパのケニア人創業者、トニー・ムウォンゲラ氏は、2018年からビットコインを支払いとして受け入れています。企業は支払い詐欺の一般的な被害者であるため、ムウォンゲラ氏はビットコインの安全性とセキュリティを、支払いとして受け入れることを決定した主な理由に挙げています。

銀行口座を持たない人々を銀行化し続け、ビットコインの導入は、従来の銀行業から取り残された人々に機会を提供しています。より高い安全性、アクセス性、信頼性を備えたビットコインは、私たちをより公平な世界へと導いてくれるでしょう。

 

本記事はアンドリュー・ヘザリントンによるゲスト投稿です。記載された意見はすべて個人のものであり、必ずしもBTC Inc.またはBitcoin Magazineの意見を反映したものではありません。

ビットコインが金融サービスの在り方を変える

Web2.0という現在インターネトの環境は、貧富の差を生みやすい構造だと考えています。何故なら、手数料ビジネスは、サービス使用料という名目で多くの人々から少額を徴収し成り立つビジネスだからです。

 

もちろん、このシステムがある事で、私達は必要なものを必要な時に手に入れるというメリットもありますが、そのシステムを維持する為に必要と考えられる以上の手数料を徴収されているのが現実です。

 

ビットコインというシステムは、ビットコインを送金する際に手数料を支払う必要があります。これは、AさんとBさんを繋ぐために必要な手数料と言えます。そして、この点だけをフォーカスすれば銀行の振り込みや、フリマアプリの手数料等、AとBを繋ぐシステムの全てには手数料の支払いが発生します。

 

しかし、この点以外については、既存の金融サービスシステムとビットコインシステムは似て非なりです。最も大きな違いは、中央集権的な企業や団体が存在しない為、支払った手数料が中央集権の手元に行かないという、これまでの環境では考えられないシステムでビットコインは動いているからです。

 

それは、支払った手数料はその他のビットコインネットワークに繋がっているユーザーに支払われるからです。これは、これまでの金融サービスではありあなかったことをビットコインは実現しています。企業や団体が関わることなく既存の金融システム以上のセキュリティーを担保しお金のやり取りを可能にしているのがビットコインなのです。

 

ビットコインとはシステムの名称であり、そのシステムの本質を学び理解を深めるという事は、きっと資本主義社会で問題となっている貧富の差や貧困問題を解決する為には必要であると考えています。

 

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代表理事 山下健一

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山下健一代表理事
暗号通貨の思想とブロックチェーンの概念は、金融システムをより安全に低コストで運用できるだけでなく、銀行口座を持たない20億人の生活環境を底上げします。また、寄附や募金へ広く活用されることは、SDGsの達成にも貢献する事でしょう。一人でも多くの方と共に、正しい暗号通貨システムの可能性を学び、実生活や仕事にも取り入れて頂けるよう、当協会はこれからも「暗号通貨技能検定講座」の開催を重ねて参ります。

【資格・受賞歴】
・日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー
・東久邇宮記念賞受賞
・東久邇宮文化褒賞受賞
・特許:特開2016-081134号
・特願:2018-028585