「セカンドライフ」では、仮想現実内で流通する通貨(リンデンドル)を設定し、自作のアイテムや土地を売って収益を上げる仕組みがあり、企業などの参加も誘致していました。
この「リンデンドル」は米ドルなどの、法定通貨に換金することも認められていました。
気になるホライズンは、課金や広告など収益モデルについては、公表していないようですし、アバターに経済活動を許すのかについても、言及されておりません(2019/09/26現在)。
現在はわかっている範囲は、下記のようになっています。
イベントで公開されたホライズンのデモ動画では、3次元の仮想空間の中でグループで絵を描いたり、飛行機レースに参加したりする映像が紹介された。参加者はあらかじめ用意されたゲームで遊ぶだけでなく、「ワールドビルダー」と呼ぶツールを使って自ら仮想空間内に新たな世界を加えることもできるという。
引用元:日本経済新聞
フェイスブック、仮想現実のSNS「ホライズン」を開始へ(2019/09/26)
やっぱり、セカンドライフに似てますね。過去を振り返りながら、セカンドライフの「リンデンドル」こそ“元祖仮想通貨”という言葉がぴったりだと思いました。
仮想現実で使われる通貨だから、仮想通貨。
だから、ビットコインなどを「仮想通貨」と呼ぶのはやっぱり、不自然なのかもしれません。
仮想通貨、暗号通貨、暗号資産、の違いは過去のコラムにありますので、下記をご確認ください。
2019/09/14仮想通貨、暗号通貨、暗号資産、何が違うの?