皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、ブロックチェーンで炭素削減~VECHAINのデジタルカーボンエコシステム~、という話題を取り上げてみたいと思います。
VECHAINとは
“エンタープライズ導入により推進される世界有数のブロックチェーンアプリケーションプラットフォーム”
プロフェッショナルグローバルチーム
2015年に設立されたVeChainは、中国、ヨーロッパ、米国、シンガポール、および日本にオフィスを持つ、世界有数のブロックチェーンテクノロジー企業の1つです。
多くの業界で実績のある専門知識
VeChainは、ファッション、ワイン、自動車、食品の安全性、炭素排出削減、農業など、さまざまな業界のブロックチェーンソリューションのデジタルビジネス変革のユースケースをサポートしています。
展開が簡単なブロックチェーンプラットフォーム
ソフトウェアとハードウェアの両方を備え、ターンキーソリューションを備えた堅牢で安全なブロックチェーンインフラストラクチャにより、企業と開発者の迅速な実装が保証されます。
エコシステム拡大のためのパートナーネットワーク
VeChainのビジネスエコシステムには、お互いに力を与えることでブロックチェーンアプリケーションの採用と革新を促進し、すべてのネットワーク参加者に多くの価値をもたらすビジネスおよびテクノロジーパートナーです。
デジタルカーボンエコシステム
VeChainは、小売り・ロジスティクス・デジタルコンテンツ配信・農業などの分野にソリューションを提供していますが、今回はSDGs達成に向けても関連が深い、デジタルカーボンエコシステムをピックアップしてご紹介します。
ブロックチェーン×IoTで炭素削減
VeChainのデジタルカーボンエコシステムは、経済的インセンティブを活用して個人と企業の両方が二酸化炭素排出量の削減に参加することを奨励する、画期的なブロックチェーンおよびIoTを活用した炭素削減プラットフォームです。
消費者は、低炭素製品を購入するなどして低炭素行動をとると、小売業者や金融サービスプロバイダーなどの他のエコシステムパートナーからの利益と交換できる炭素削減クレジットを獲得します。
概要
- ブロックチェーンとIoTテクノロジーを活用することで、新エネルギー車(NEV)、エネルギー効率の高い機器、ガベージコレクション車などのデータソースに接続し、VeChainThorブロックチェーンに炭素削減データをアップロードして保存できます。
- 独立したサードパーティのDNV GLは、ブロックチェーンにアップロードされたデータを検証します。炭素の専門家によって設計された炭素削減モデルに基づいて開発されたスマート契約を実行します。各炭素削減法の炭素削減相当量を計算する。それに応じて個々のユーザーにカーボンクレジットを発行します。
- 個々のユーザーは、エコシステム内の企業が提供するサービスと製品に対して支払うカーボンクレジットを使用できます。企業については、カーボンクレジットを請求する一方で、ユーザートラフィックの増加によるメリットも得られます。デジタルカーボンエコシステムは、より多くの人々が炭素削減と環境保護に参加することを奨励するだけでなく、新しいビジネスチャンスと企業にとっての価値の向上も生み出します。
まとめ
二酸化炭素の排出量などを“見える化”することにより、削減につなげるような仕組みだと思います。
既報(昨年度の日本国内の温室効果ガス排出量が過去最少に!~CO2排出量の見える化できるクレカも紹介~)でお伝えした、クレジットカード「DO」も同じような考えですが、VeChainのデジタルカーボンエコシステムは、ブロックチェーンを使って、安価で強固なプラットフォームを構築したということになります。
なんと、無料試用版も配布されているんですよ!
また、身近なところだと、
90年以上の歴史を持つ「富士山まる茂茶園」が、VeChainと提携し、商品の生産者が富士山まる茂茶園であることを確認できるほか、他の商品や茶園の歴史などといったコンテンツも表示されるようにしています。
“本物”であることの証明と、ブランディングにも一役買っていますね。
実際に使用したイメージは下記の動画を確認してみてください。
また、お会いしましょう!
記事の理解を深める初級検定講座の詳細はこちら>
投稿者プロフィール
- JCCA 編集部は、協会主催の様々なイベントや講座、暗号通貨システムやブロックチェーン技術に関する時事ニュースなどを含め、例え話を用い初心者の方にもわかりやすく解説してまいります。/暗号通貨の『普及活動』、それが子供達の笑顔を創造する。
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