人々の共存と信頼

人々が互いを信頼し共存し合う世界

暗号資産が創造する未来

 シリーズ「小論文文集」第38回目:明石弦(平成30年2月執筆)をお届けいたします。

 この小論文文集は現在、Amazon Kindleでも購入が可能ですが、一人でも多くの方にお読みいただきたいと考え、無料公開する運びとなりました。

 受講生の皆様が書いたこの小論文には、たくさんの未来が詰まっています。
 この小論文に書かれたことが、今後の未来で実現できれば、どの様な笑顔が創造されるのでしょうか?

 すてきな未来を想像し、お読みいただけたら幸いです。

本当の民衆化の始まり

仮想通貨とは新たな経済を作り出し、人々の生活をより豊かに、より分かり易く一変させる力を持った技術だと言える。

他人同士の金銭取引に仲介者がいない状態で完結できる技術は、人々を大いに驚かせた。

国や国境・政治を超えた本当の民衆化の始まりともいえるだろう。

民主化の始まり

現在は、投機的傾向が強いが、ブロックチェーンの技術は我々が創造するよりも早いスピードで世界に浸透していき、あらゆる産業を変える可能性を秘めている。

馬車から車へ・電話はスマートフォンに代わっていったように、その変化へ抗うことは出来ない。

ブロックチェーンの技術は、まだ黎明期ではあるが、ブロックチェーンにスマートコントラクトが利用出来るEthereumの登場で、ブロックチェーンの活用方法大幅に飛躍した。

ブロックチェーンが注目を浴びる

更に、ブロックチェーンの活用法は取引だけではなく、その改ざんが非常に困難という利点を生かし、多くの業種で注目を浴びている。

例えば、個人の医療データの管理にブロックチェーンを活用する。

世界中どこの病院を訪れても、自分の情報が記録されたデータを共有でき、薬の購入や保険加入時の申告等にもそのデータは活用できる。

当然データの閲覧には、予め一定の条件を設定しておくことで、情報漏洩にも繋がり、管理者がいない為、余計なコストも削減できる。

権利関係の管理にも非常に相性はよく、不動産取引や高額な美術品等の取引にも活用が可能だろう。

当然中間コストが削減される為、消費者は今よりコストを掛けずに、取引を安全に完結することができる。

ブロックチェーン

「個」の時代へ

ブロックチェーンの技術を活用することにより、今までの中央管理体制が崩壊し、「個」の時代へと変わっていくと考えられる。

しかし、そこに到達するにはまだ幾つもの問題点がある。

完全なる「個」の時代は、全てが自己責任になってくる。

本当の民衆主義とは、何かに依存することなく、個人が互いに自らを高め合い共存しあってこそ成立する世界。

そして互いを信頼し合って、初めて成立する世界が本当の民衆主義だろう。

個の時代

もし、悪意を持った者がいて、その者が悪意を持って偽の情報をブロックチェーンに書き込んだ場合、ブロックチェーンの特性上、取引の数量・取引日時等、ブロックチェーン上で完結した情報のみを記録し、改ざん出来ないようする為、偽の情報が偽物と気付かない場合は、その取引は成立してしまう可能性がある。

それを防ぐには、記録する前に第三者が介入し、確認をすることによって防止可能だが、第三者を介入することは現状の中央集権型とあまり変わらなくなってしまう。

まとめ

今後長い時間が必要だと思うが、技術の進化と共に、規制ではないリスク対策を皆で考える必要がある。

また、世界の常識が変わる中では、我々全員の心の成長が必要不可欠だと考える。

当然、教育方針も変わっていくだろう。

ブロックチェーンの技術は人間の根本を変えさせる力があり、その変化が行われた時には、今と全く違う、人々が互いを信頼し共存し合う世界があるのではと、私は考えている。

明石弦(平成30年2月執筆)

特記事項:記事として掲載する構成上、原文内容を一部更新しております。

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JCCA 編集部
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