世界平和

人々の暮らしは豊かさを増し、世界平和になる未来

暗号資産が創造する未来

 シリーズ「小論文文集」第33回目:竹内裕恵(平成29年11月執筆)をお届けいたします。

 この小論文文集は現在、Amazon Kindleでも購入が可能ですが、一人でも多くの方にお読みいただきたいと考え、無料公開する運びとなりました。

 受講生の皆様が書いたこの小論文には、たくさんの未来が詰まっています。
 この小論文に書かれたことが、今後の未来で実現できれば、どの様な笑顔が創造されるのでしょうか?

 すてきな未来を想像し、お読みいただけたら幸いです。

暗号通貨が平和な世界を創造する

暗号通貨の普及によって、人々の暮らしは豊かさを増し、世界はより平和になるだろうか。

お金は、文明の発展とともに形を変えながら、人々の生活の軸として存在し続けている。

そして、どの時代にも、お金によって富の格差が生じ、お金を巡り人々は争いを繰り返して来た。

確かに、暗号通貨が普及しても、お金の形が変わっただけで、人々の生活の軸は相変わらずお金であり、お金を巡る争いは無くならない、と言う見解もある。

しかし、私は、近代の発明であるインターネット・人工知能・ブロックチェーンシステムの融合によって、暗号通貨が人々の暮らしを豊かにし、より平和な世界を創造すると考える。

平和な世界

富の格差が拡大する現代

今、我々の時間とエネルギーはお金を得るために注がれている。

一般的に、人はより良い生活を送るために、お金が必要不可欠であり、より高収入を得られる職につくために、より良い教育を受けたいと望む。

この循環によって、富の格差は拡大する一方である。

また、富を得た者は権力を手にし、弱者を支配する側に立とうとする。

権力を保持するために争い、核兵器を開発し、核の脅威から身を守るために膨大な軍事費を投入している。この循環により世界は平和と逆行する一方である。

富の格差

権力も戦力も価値を失う

この様に、人類は、お金を得るために、お金を払って、必要のないものを次々と生み出すことに時間とエネルギーを注ぎ、自ら豊かさと平和を遠ざけているのだ。

近年、インターネット・人工知能システムの普及によって、人々の生活は大きく変化しつつある。

これらの新しいシステムと人間との間で、多種多様な分野において、役割分担が可能になったのだ。

我々は、お金を得るために働くのではなく、好きなこと、得意なことの探求のために時間とエネルギーを使えるようになる。

このエネルギーの方向転換によって、お金のために無益なものを無理矢理生み出す必要はなく、個人の純粋な内なる欲求から上質なものが生まれ、その集積として文化力が高まり、人々の暮らしをさらに豊かにしていくだろう。

また、権力に頼らず、個人が対等に必要な情報や教育にアクセスでき、権力も戦力も価値を失うだろう。

やがて、一人一人の心の中の豊かさ、精神性の充実、例えば、笑顔・思いやり・優しさ・愛などの、人間にしか作り出せないものが、今以上に高次な価値を持つ様になるだろう

愛

まとめ

暗号通貨は、そのようなお金では買えない価値を、システムに乗せて、瞬時に、世界中の誰かに届けることが出来る素晴らしいツールであると考える。

新しいシステムとの役割分担の中で、これらの価値の循環は、人間だけが担うことができる。

従って、我々のエネルギーの方向転換がなされ、人類の叡智の結晶から生まれたインターネット・人工知能・ブロックチェーンシステムと、人間との役割分担のバランスが保たれた未来において、暗号通貨によって、人々の暮らしは豊かさを増し、世界は平和になると考える。

竹内裕恵(平成29年11月執筆)

特記事項:記事として掲載する構成上、原文内容を一部更新しております。

免責事項:シリーズ「小論文文集」に掲載される論文は、その正確性や完全性を当協会や執筆者が保証するものではありません。また、論文中の過去の実績に関する数値、図表、見解や予測などを含むいかなる内容も将来の実装や実現をお約束するものではありません。

暗号通貨技能検定(初級編)は、ブロックチェーンに精通した業務を行っているプログラマーやエンジニアの方々からも支持されている検定資格です。なぜなら、難しく分かりにくい技術用語や単語を明確に理解し、「どの様な例え話を用い、他者へ伝えることができるのか!?」を知れる、日本で唯一の検定講座だからです。

講座は「お金について」を含め、1から重要な項目を前編後編合わせて3.5時間の中で、しっかりと学ぶことが出来る内容になっていますので、「興味はあるけれど講座についていけるのか、少し心配」という方であっても、安心して受講いただけます。

日々の生活や仕事はもちろん、ビジネスや新たなチャレンジにも役立つ資格であるため、他の受講生の皆様とともに、しっかりと仮想通貨システムおよびブロックチェーンの理解を深めていただけたら幸いです。

受講で得られる『7+3の学びと活動』
  • 学び①:お金の本質、仮想通貨システムの本質
  • 学び②:ブロックチェーンの活用事例
  • 学び③:キャッシュレス化の現状と未来
  • 学び④:フィンテックの可能性
  • 学び⑤:情報共有(分散型台帳技術)の重要性
  • 学び⑥:企業ではなく「あなた」が活躍する時代
  • 学び⑦:ブロックチェーンが創造する未来
  • 活動①:伝え方のスキルアップとコミュニケーション能力を向上する
  • 活動②:SDGsの達成に向けた仮想通貨システムの活用を伝える
  • 活動③:公認暗号通貨技能アドバイザーとして各地で講座を開催する

本質を学び活かすことができる、暗号通貨技能検定(初級編)とは!?
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投稿者プロフィール

JCCA 編集部
JCCA 編集部スタッフ
JCCA 編集部は、協会主催の様々なイベントや講座、暗号通貨システムやブロックチェーン技術に関する時事ニュースなどを含め、例え話を用い初心者の方にもわかりやすく解説してまいります。/暗号通貨の『普及活動』、それが子供達の笑顔を創造する。