FFFFacebookリブラのパートナー企業の契約書に法的拘束力なし ーニューヨーク・タイムズ紙分析ー

もうじき関東も梅雨明けの時期でしょうか。

梅雨もうっとしいですけど、夏も暑くて個人的にはあまり好きではありません。

秋と冬が恋しい今日この頃です。

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

本日は、「Facebookリブラのパートナー企業の契約書に法的拘束力なし」と米紙「ニューヨーク・タイムズ」が分析した、とクーリエ・ジャポンが報じていたので取り上げてみたいと思います。

リブラに出資した企業の数は?

リブラのプロジェクトにはそうそうたる企業が名を連ねております。

出典:libra公式HP

このメンバーの中でリブラプロジェクトに出資した企業の数や金額はどのくらあるのでしょうか?

答えは、

ゼロです。

フェイスブックによれば、27社のパートナーは少なくとも1000万ドルを拠出し、2020年に発足予定のリブラ協会に参加することになっているが、いまのところ金を払ったパートナー企業はない。パートナー企業の多くはリブラの先行きがもう少し明確になったところで、正式に参画するかどうかを決定すると、前出の7社の経営幹部は見ている。

引用元:クーリエ・ジャポン
パートナー企業すらフェイスブック仮想通貨「リブラ」に不信感を持つ理由(2019/07/08)

厳密には、現在のところゼロで、今後はあるかもしれないということですね。

出資企業がゼロの理由とは

クーリエ・ジャポンは以下のように報じています。

パートナー企業たちはフェイスブックを完全に信用しているわけではない。彼らがリブラに参画したのは、契約書に法的拘束力がなかったことが大きい。

7社のパートナー企業の経営幹部に匿名を条件に取材したところ、パートナー企業にはデジタルトークンの利用および推進の義務はなく、プロジェクトの方向性に同意できなければすぐに手を引くことができるという。

引用元:クーリエ・ジャポン
パートナー企業すらフェイスブック仮想通貨「リブラ」に不信感を持つ理由(2019/07/08)

契約書に法的拘束力がない!

正直びっくりしました。

確か日本の法律では口頭での約束であっても契約として法的に有効と聞いたことがあります。

契約社会のアメリカでこのような内容の契約を締結したことに少し驚きを隠せません。

現状のパートナー企業は、一先ず「看板」は貸しておいてプロジェクトの進捗を確認しながら、出資するか撤退するか、の意思決定をするための猶予期間ということでしょうか。

ゆる~い感じの契約ですね。

今もパートナー企業を募っている

また、以下のようにも報じられていました。

フェイスブックはパートナー企業をいまも広く募っている。同社の広報担当者エルカ・ルックスは「これから数ヵ月間は、新たなパートナー企業を歓迎し続ける」という声明を発表。

引用元:クーリエ・ジャポン
パートナー企業すらフェイスブック仮想通貨「リブラ」に不信感を持つ理由(2019/07/08)

今後も法的拘束力がないという契約内容であれば、これからもパートナー企業も増えていくのではないでしょうか。

 

まとめ

このニュースはあまり報じられていないかもしれませんが、皆さんはどう感じられましたか?

私も最初はびっくりして、リブラ大丈夫か!と考えてみたりしました。

しかし、

法的拘束力がなく、参加も撤退も自由

これは、ビットコインネットワークのノードと一緒です。

[su_highlight background=”#91e2ff”]Peer to Peer(P2P)の精神が具現化されています。[/su_highlight]

そう考えるのは私だけでしょうか。

きっと、そうではないはずです。

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