日本酒の偽造をブロックチェーンで防止する~世界4大会計事務所EY Japanが構築へ~

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

本日は、日本酒の偽造をブロックチェーンで防止する~世界4大会計事務所EY Japanが構築へ~、という話題を取り上げてみたいと思います。

その名は「SAKEブロックチェーン」

先日、お彼岸のお中日に親戚が、父にお線香をあげに来てくれました。

父はお酒(日本酒)が好きだったので、「上善如水(ジョウゼンミズノゴトシ)」を持ってきてくれました。(ありがとうございます。)

私もDNAを引き継いだのか、お酒は大好きなのですが、日本酒はあまり詳しくないけれども、上善如水は呑んだことがあります。

スッキリとして呑みやすくて美味しいですよね~。

さてこの「上善如水」は果たして“本物”なのでしょうか?

本物だと思います。

どうして?

親戚が持ってきてくれたから。(親戚は信用できる人間です。)

それだけでは、“本物”か証明できませんよね。

実は、偽造酒製品は一般的にアジア全体に流通しており、多くの場合、本物の日本製ブランドと同じ価格またはさらに高い価格で販売されているそうです。

そういった状況がある中、

世界4大会計事務所であるアーンスト・アンド・ヤングの日本支部EY Japanが、日本酒の偽造対策として、「SAKEブロックチェーン」の構築を計画している、とNIKKEI ASIAN REVIEWが報じました。

SAKEブロックチェーンで管理・共有されるデータは、

  • 成分
  • 醸造場所に関する情報
  • 温度記録などの品質管理の詳細

とし、

最終消費者は醸造者の履歴を確認することができ、スマートフォンを使用してボトルのQRコードをスキャンすることで、製品とペアになる食品の推奨事項も受け取ることができます。

またこのサービスは、英語、中国語、韓国語で利用できるとのこと。(日本語は対応してないんかい~!)

さらに、消費者に安心して“本物”を楽しんでもらうだけでなく、下記にように生産者である清酒メーカーにも大きなメリットをもたらします。

清酒の生産者は、配達から最終消費者までのすべてのボトルを追跡することができ、それが日本国外の製品のマーケティング戦略の改善に役立ちます。

ほとんどの清酒メーカーは中小企業であり、通常は海外市場で市場調査を行う能力がなく、製品が商社に引き渡されると小売業者と最終消費者を特定できません。

引用元:NIKKEI ASIAN REVIEW
Japan sake makers to adopt blockchain to fight Asian counterfeits(2020/03/21)

さらにEY Japanは、将来的には日本酒だけでなく、同様に偽造の被害を受けている国の、果物産業に拡大する計画もあるようです。

まとめ

真贋証明という意味では既報(ブロックチェーンで炭素削減~VECHAINのデジタルカーボンエコシステム~)の中で、「富士山まる茂茶園」とVeChainとの提携の事例を紹介しているので、ぜひご一読お願い致します。

有名なところでは、ルイ・ヴィトンがイーサリアムのブロックチェーン技術を活用した「AURA(オーラ)」というプラットフォームを偽造品対策として導入し始めています。

真贋証明や、所有権の証明などは、ブロックチェーンの得意中の得意分野なので、今後こういったサービスは益々増えていくと思います。

そういえば、高校の同級生のお父様がLVMHでルイ・ヴィトンの模造品の摘発のお仕事をしていたんですよね。

まだまだこのような方の需要は高いと思いますが、いずれこういった“目利き”が減ってしまうのでしょうかね~。

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