正しく真っ当に生きている人が評価される時代

暗号資産が創造する未来

 シリーズ「小論文文集」第11回目:福本考平(平成30年2月執筆)をお届けいたします。

 この小論文文集は現在、Amazon Kindleでも購入が可能ですが、一人でも多くの方にお読みいただきたいと考え、無料公開する運びとなりました。

 受講生の皆様が書いたこの小論文には、たくさんの未来が詰まっています。
 この小論文に書かれたことが、今後の未来で実現できれば、どの様な笑顔が創造されるのでしょうか?

 すてきな未来を想像し、お読みいただけたら幸いです。

お互いの価値を共有できる未来

仮想通貨の想像する未来、それは「人と人とが対個人間で、国も距離も、人種すらも超えてお互いの価値を共有できる未来」であると思います。その根幹にある「ブロックチェーン」という技術。この技術はビットコインを皮切りに決済や送金に立ちはだかっていた高い壁をたやすく乗り越えてしまいました。

ビットコインが可能にしたこと

しかし、ビットコインが可能にしたのは、ただ単に「便利で24時間365日いつでも送金できる」ということだけではないと考えます。

出生記録が無く銀行口座を作れなかった貧困層の人々の安全な資産管理。

ジンバブエドルのように国が発行した通貨が破綻し、通貨が意味をなさなくなるリスクの低減。

本当に支援を必要としている人への時間も距離も短縮した直接的な支援での救済。

これらを可能とした革新的な技術である仮想通貨が、人類の新たな革命であることにもはや疑問の余地が無く、その変革を目の当たりに出来ることに興奮し、胸が躍るのは決して私だけではないと思います。

これから待ち受けている未来

ではこのブロックチェーンの技術を活用することで、今後一体どんな未来が待ち受けているのか。

まず、イーサリアムによってブロックチェーンにスマートコントラクトを記述する仕組みを実現することが可能となり、今後、強制執行が可能な賃貸契約やローン契約、更には公正な選挙投票など、様々な「契約」に関わる事柄がブロックチェーンを用いて近い将来可能となっていきます。

この面で私がとても期待を膨らませているのが「犯罪や隠ぺいの減少」です。

昨年末にも大きなニュースになった酔っ払いによるタクシー運転手への暴行事件、森加計問題の内部文書隠ぺい疑惑など、まだまだ日本には今までおざなりにされてきて解決していない問題が多く存在しています。

しかしやがて、無人のタクシーで料金を払わなければドアが開かず、車内で暴れれば異常を検知してすぐに警察が飛んで来たり、秘匿し隠ぺいしていた文章もブロックチェーン上に改ざんが不可能なデータとして保管され「意図的に紛失させる」ことすらも出来ない時代が来ます。

これは「悪しきことの減少」に繋がり、結果として[su_highlight background=”#99edff”]「正しく真っ当に生きている人が評価される時代」[/su_highlight]が来るのではないかという期待感に満ち溢れています。[su_highlight background=”#99edff”]そして、それはやがて先進国から途上国へも派生し、貧しさ故に起きてしまう犯罪を減少させていくことでしょう。[/su_highlight]

まとめ

現に銀行口座を持てない人々の為の「30億人の財布」を作ることを目標に掲げているカルダノプロジェクトを始めとし、様々な革新的なプロジェクトが始まっており、仮想通貨の世界は日進月歩どころか「秒進日歩」と言えるようなすさまじいスピードで進化していっています。

そんな仮想通貨の未来は、正しき人々が開発し、導き、そしてそれに賛同した世界中の人々によって人類が正しき方向へ、正しき世界へ発展させていく。そんなことを夢見ずにはいられない可能性を秘めた革新的技術であると私は考えています。

福本考平(平成30年2月執筆)

特記事項:記事として掲載する構成上、原文内容を一部更新しております。

免責事項:シリーズ「小論文文集」に掲載される論文は、その正確性や完全性を当協会や執筆者が保証するものではありません。また、論文中の過去の実績に関する数値、図表、見解や予測などを含むいかなる内容も将来の実装や実現をお約束するものではありません。

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投稿者プロフィール

JCCA 編集部
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JCCA 編集部は、協会主催の様々なイベントや講座、暗号通貨システムやブロックチェーン技術に関する時事ニュースなどを含め、例え話を用い初心者の方にもわかりやすく解説してまいります。/暗号通貨の『普及活動』、それが子供達の笑顔を創造する。