公式サイトなど、本物に似せて作られたフィッシングサイトを使った詐欺です。
つい先日もNFTの取引所として有名な『Open Sea』からフィッシングスキャム被害者が出ているので『opensea.io』以外のリンクはクリックしないよう気を付けてほしいと注意喚起されていました。
フィッシングスキャムは、暗号通貨を保管するウォレットや、取引所に似せたサイトを作りユーザーを誘導します。
パスワードやメールアドレスなどの個人情報を入力させて、取引所の資産もろとも抜き出してしまいます。
特に、検索サイトを利用して取引所やウォレットを検索する方も多いと思うのですが、SEOというのはお金を支払えば対策できてしまうので、詐欺師が偽サイトの方へ誘導することは出来てしまうのです。
取引所や暗号通貨のサービスを装った迷惑メールや偽物のメールが届き、そこにフィッシングサイトへの誘導リンクが設置してあるという手口です。
偽のサイト内で秘密鍵の入力を誘導するところもあります。秘密鍵を渡してしまうと、取り返しがつかないことになるので、絶対に秘密鍵は漏らしてはいけません。
アクセスする前に送り主のメールアドレスは公式サイトからのものかどうか、サイトのURLは正しいものなのかをよく確認し、被害を未然に防ぎましょう。
暗号通貨関連の動画を配信していて、尚且つ顔出ししている信頼度の高いYouTuberが、動画の概要欄に掲載しているURLは公式であるものが多いと見受けます。
自身で検索するのが不安であれば、この様な方法で公式サイトにアクセスする方法もありますね。