ビットコインが与える温暖化への影響について

ビットコインは地球温暖化を軽減する最強システム

ビットコインはマイニングする際に膨大な電力を使うため、環境に悪くSDGsを推進する時代にそぐわない。また、ESG的でない、なんてニュースを見る事が多くなりました。

 

しかしながら、これは観ている視野が狭いために起こりうる発言であり、相対的に考えると2009年にビットコインが稼働し始め、今もなおシステムが動き続けているという事は、ESG投資先としては、理想的であるとも言えます。

この記事で学べる3つのこと

  • ビットコインの可能性
  • ビットコイン採掘のエネルギー量
  • 金融教育への応用

もし、暗号通貨やブロックチェーンに興味関心がある方であれば、この記事は、それらの本質を捉え実生活やビジネスにも落とし込める可能性があることに気づけるでしょう。

この記事をオススメする方

  • 暗号通貨に興味関心がある方
  • 暗号通貨の活用方法を知りたい方
  • ブロックチェーン技術に興味関心がある方
  • ブロックチェーンのメリットとデメリットを知りたい方
  • ブロックチェーンで何ができるのかを知りたい方
  • ブロックチェーンをビジネスや実生活に活かすヒントを得たい方

一つでも当てはまる方は、本記事をじっくりと読み進めて下さい。

 

本記事を読み終えた後には、「こういう発想が必要なのか!」や「こんなことが可能だったとは!」と思わず笑みがこぼれる事と思います

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それでは、本文へとお進みください。

目次

ビットコインは金の代替え資産となりうるのか

ビットコインは、金の代替え資産として注目され始めて以降「デジタルゴールド」とも呼ばれています。

 

既に、マイニングにより90%を超えるビットコインがウォレットに保管されている状態となり、年々ビットコインの保有者は増加しています。

ビットコインを使っているアクティブなウォレットの数
出典:glassnode(Bitcoin Wallet の推移 S2010-P2023)

残り210万枚がマイニングされれば、それ以降新しいビットコインがマイナーにより採掘されることはありません。

 

ビットコインは発行枚数が2,100万枚と限られており有限です。これはプロトコル(ビットコインのルール集)で決められており100年かけてマイニングが行われ、変更されることもありません。

 

では、物理的に存在する金はどうでしょうか。

ビットコインは金の採掘の1/3のエネルギー

これまでに、人類が採掘してきた金の採掘量は18万トンであり、オリンピック公式競技用プールの約3.8杯分の量に相当します。

 

そして、まだ採掘されていない埋蔵量は、約5万トンと考えられており、競技用プールに換算すると約1杯分になります。

 

実は、金はこの採掘を進める過程で、ビットコインの3倍にあたる炭素排出量を生み出しており、採掘の際に有害な化学物質を使用し、それを地面に注ぎ込んでいます。

 

ビットコインのマイニングは、インターネットにさえ繋がる環境がえあれば、場所を選ばずマイニングする事が可能。

 

これは、現在使われていない自然エネルギーの力を借りる事がたやすくなるため、電気やガスによるエネルギーではなく、自然循環型のクリーンエネルギーを活用したマイニングが可能になります。

ビットコインから生まれたブロックチェーン

金と違い採掘量が数字としてはっきり分かっているため、「まだ採掘できるのではないか」というような考えの元、掘らなければ分からない少量の埋蔵量の為に、より多くのエネルギーを使い土壌汚染を促進する事もありません。

 

また昨今は、暗号通貨の知名度が拡大するに伴い、ビットコインのマイニングが主流になりつつあります。

ビットコインを原子力発電のエネルギーを使ってマイニングする施設について
出典:Finbord

上記の写真は、このほどビットコインのマイニングサービスを導入することが期待される米国初の原子力発電所付きデータセンターです。

 

独立系電力会社タレン・エナジーの子会社でゼロカーボンデータセンターメーカーのカミュラス・データは、2.5ギガワットの原子力発電所を利用した初のデータセンターのパワードシェルを完成させたと、ワールドニュークリアニュースが18日に報じました。

 

48メガワット、30万平方フィートのデータセンターは、ペンシルベニア州北東部のサスケハナ原子力発電所に直結しています。

 

1200エーカーのキャンパスには、米国で初めてとなるビットコインマイニングとクラウドコンピューティングサービスをホストする予定です。

この様に、人件費もかかりにくく、運送費も抑えられ、空き地や稼働していない施設が利用できるなど、ビットコインのマイニングは「持続可能な社会創造」に相反するものではないという事が分かります。

 

 

何よりも、ビットコインが誕生したことにより、注目を集めた技術がブロックチェーンです。

ブロックチェーンとは国連が認めた技術

ブロックチェーンは今や、国連の事務総長が必要不可欠であるというほど、SDGsに達成も重要な役割をもたらすと考えられ、様々な既存システムへの導入が進んでいます。

国連の会議でSDGsの達成にはブロックチェーンが必要だと演説した写真
第9代国連事務総長 アントニオ・グテーレス氏
第9代国連事務総長のアントニオ・グテーレス氏の発言 人工知能、ブロックチェーン、バイオテクノロジーなどの急速に発展している分野は、持続可能な開発目標に向けて進展を加速させる可能性を秘めています。
António Guterres
2018年国連総会での演説

ビットコインが誕生したからこそ、ブロックチェーンが存在したのです。こうして考えると、ビットコインのマイニングが地球温暖化を促進させているという考えは薄らぐものと思います。

 

今もなお、これまでのような考え方で情報発信している方々は「木を見て森を見ず」の存在だと感じます。

 

こういうと、一定数から「ブロックチェーンは有効だと理解でき、導入も可能だとわかったので、ビットコインは不要ではないか」という人が出てきますが、 相変わらず、木を見て森を見ず状態です。

 

この様な方には、「だったら先に異を唱えるのは、金の採掘でしょう」と教えてあげたい心境になります。

ビットコインとは一つの思想である

2030年までに、地球温暖化の促進を止めなければ、それ以降は人間が何をやっても温暖化の促進は止められないと言われています。

 

ビットコインのマイニングに焦点を当てる前に、それ以上に地球温暖化の促進を進めている事業や分野は山ほどあるでしょう。

 

例えば、銀行も含まれます。人件費がかかるという事は、それに伴う全てに、CO2の排出が関わってきます。

 

銀行の仕事には、お金の貸し借りが含まれています。 しかし、これも既にDeFiという分野で、全てを代替えする事が可能だと言われています。 可能なのに、それを勧めない現代社会、なぜなのでしょうか。

 

ビットコインは現在の資本主義社会に疑問を投げかけました。 ビットコインとは一つの思想です。

 

そのシステムを学び、社会活動に置き換え比較し、疑問が浮かべば考え行動してみる。 きっと、新たな気づきが芽生えるはずです。

 

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  • 講師としての資格を取得し、より多くの方々へ暗号通貨の思想やブロックチェーン技術の概念を伝えたい。
初級検定講座

投稿者プロフィール

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山下健一代表理事
暗号通貨の思想とブロックチェーンの概念は、金融システムをより安全に低コストで運用できるだけでなく、銀行口座を持たない20億人の生活環境を底上げします。また、寄附や募金へ広く活用されることは、SDGsの達成にも貢献する事でしょう。一人でも多くの方と共に、正しい暗号通貨システムの可能性を学び、実生活や仕事にも取り入れて頂けるよう、当協会はこれからも「暗号通貨技能検定講座」の開催を重ねて参ります。

【資格・受賞歴】
・日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー
・東久邇宮記念賞受賞
・東久邇宮文化褒賞受賞
・特許:特開2016-081134号
・特願:2018-028585