Z世代の価値観から学ぶα世代の子育て基準は未来を豊かにする

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主婦から見た新人類Z世代

Z世代とは何者なのか

皆さんは、Z世代をご存知でしょうか。

 

Z世代とはジェネレーションZ、アメリカでは1964年~1980年生まれがX世代、1981年から1994年代前半生まれがY世代(別名:ミレニアル世代)と呼ばれ、Z世代はそれに続く世代と名付けられました。1995年代後半生まれから2000年代生まれ、つまり現在16歳~24歳のZ世代を指します。若者カルチャー、トレンド発信の発信原となる世代です。

 

私は一世代前のY世代(ミレニアル世代)なのですが、現在子育てしてるのはα(アルファ)世代の2013年から2020年代中頃までに生まれた世代の子供です。α世代は、まだ生まれたばかりの乳幼児や児童も多くあてはまるため、特徴や傾向については未知な部分がほとんどなのですが、Z世代を理解することは、α世代の子育てママとして、とても重要であると感じています。

 

何故ならば、インターネットの普及と共に成長して来た私達、Y世代(ミレニアル世代)は、テクノロジーやインターネットが広がって行く速度感を常に体感して大人になって来たので、社会がより便利になって行く事が一体どういう事なのかを、よく知っています。

(※出生年の定義については諸説ありますが、今回は下記に記載されている出生年で考察していきます。)

 

インターネットがあって当然、便利である事は当たり前、そんな時代に生まれたZ世代の価値観は、子育てをする上でも、社会を理解し子供に伝達する上でも、知っておくべき価値観なのです。

Z世代の価値観

お財布を持たないZ世代

Z世代は、キャッシュレスが当たり前です。お財布を持つことを煩わしく思い、スマートフォン一つで決済が完了しないことをストレスと感じます。

 

ある一定の時期から、長財布よりも折りたたみ財布が人気になっていったことを知っている主婦は多いのではないでしょうか。キャッシュレス化が進み、スマートフォンとクレジットカードと少しの現金で、日常的な決済が完了する様になったためであり、新型コロナウイルスの世界的拡大もあって、Z世代のキャッシュレス化はより促進されました。

オンラインで完結するサービスはより発展し、フードデリバリーアプリ首位にある「Uber Eats」の利用者の約43%が20代という結果に。ライブ配信で物が購入できるライブコマースの利用者層は10代から30代に多く、Z世代、Y世代の利用者がほとんどです。

 

私が子供だった時に比べて、決済の手段はとても大きく変化しました。自分が過去に経験して来た、子供時代の決済方法では、α世代の我が子に通用しないであろうことは明らかですね。

シェアすることで安心感を持つZ世代

Z世代が物を買うときに意見を参考にしたり、信頼するのは、親や知人が基本であり、シェアする事が当然の価値観として備わっています。

 

そして、Z世代にとって、ネットショッピングは日常的なお買い物手段であり、購入する前にはレビューや商品の開封動画などをYouTubeで検索して、購入したい商品が自分にとってちゃんと価値のある物なのか、希望する役割が果たせる物なのか、どのくらい持続的に利用する事ができるのかなどをリサーチします。ネットの検索や画像、レビューだけでは納得できない場合は店頭まで行って、購入したい物の現物を、入念に確認してから、その場でネットショッピングします。

 

その時にある時間を有効活用する事を優先するので、自分でわざわざ持ち帰るという事はしないんですね。

社会正義に比重を置くZ世代

環境汚染問題や、男女差別問題など、社会的に問題とされている事柄に対して、Z世代は敏感です。日本は遅れていますが、最近やっとSDGsという言葉を、誰もが知っているレベルにまで認知が広がって来た段階とは言えるでしょう。先進国のZ世代は、SDGsを最もよく理解している世代です。

 

2019年9月23日に開催された国連・気候行動サミットでスピーチをしたグレタ・トゥンベリさんは当時16歳という若さで、本気で地球危機に対して大人達は何をしているんだと声を震わせ怒りを訴えました。

 

私達Y世代もそうですが、環境汚染問題や男女差別について、学校教育の中で学習して来ましたよね。学校教育の中で、私は資源や自然、地球について、「地球は、未来の子供たちからの貸り物だよ」と教わりました。

 

Z世代の社会問題に対する意識は私達Y世代以上の物があります。何故ならば、この数々の社会問題はZ世代に直撃する、生命維持問題として降りかかる課題だからです。

彼等、彼女等は、よく知っているのです。この地球の危機を正しく理解し、今、何をしなければならないのかということに対して、意思を示し、声を上げます。どっち付かずな対応を嫌い、問題を本気で解決させる事を望んでいます。

暗号通貨とZ世代

未来を信じた先人達がいたからこそ

ここまでの記述で、皆さんにもZ世代の価値観を、なんとなく想像していただけたでしょうか。Z世代は、煩わしい事から時間を取られることを嫌い、人々と情報や感想をシェアする事で自身を損失から守り、誰もが称賛できる正義感を、社会に向けて拡散します。

 

先人達が築いて来たテクノロジーや技術達は、確実に次世代の多様な成長に貢献し、社会をより良いものとするために活躍し、下支えして来た結果が、今のZ世代を生み出したと思います。

Z世代ならば暗号通貨を使いこなせる

では、これからはどうでしょうか。暗号通貨主婦として日本のZ世代を見ても、Y世代を見ても、X世代を見ても、暗号通貨が未来を豊かにするテクノロジーそのものであると捉えられている人は、まだまだ少ない様に思います。

 

私達日本人には、確実に足りなかった教育があります。それは「お金の教育」です。正しくは「価値とは何か」とい事について、学ぶ機会がなかったと言うべきかもしれません。

 

アメリカのZ世代達は、Y世代のビットコインバブルとその末路を見て来たので、日本人が思う「暗号通貨=怪しい、危ない」とは違った視点で一連の出来事を捉え、Y世代のようなゴールドラッシュ思考に陥らず、伝統的な価値の媒体に代わるものとしてブロックチェーン技術を有効活用することが期待されています。

 

新型コロナウイルスは、Z世代に起こった初めての社会的事件です。この経験がオンラインでの世界を加速させた事は、今後、必ず、Z世代に大きな経験と影響をもたらします。暗号通貨やブロックチェーン、NFTという新しい技術が社会に馴染み、未来に変革が起こるのはもうすぐだと、暗号通貨主婦は日々思っています。

 

暗号通貨の背景には、未来を本気で変えたい技術者や、未来をよりスマートに、そして豊かにするテクノロジーが存在しています。Z世代の正義の比重において、より良い未来を実現できる暗号通貨とプロジェクトが発展していける様に、Y世代の私もZ世代の子達の背中を見ながら、新しい価値観を、α世代の子供とシェアし、ワクワクしながら未来の話ができる母親になって行きます。

 

あなたも一緒に、暗号通貨の知識を身につけて、子供達とワクワク出来る未来の話をしてみませんか。暗号通貨の知識は、単なる投機的な知識ではなく、これからの未来を作って行く子供達や、今この社会の仕組みの変化の流れを感じている方々に、大きな気付きをもたらしてくれます。まずは基本的なことから、日本クリプトコイン協会の初級検定講座で学んでみませんか。あなたと一緒に明るい未来について、楽しくお話ができる事を楽しみに、初級検定講座にてお待ちしております。

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投稿者プロフィール

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鵜飼愛華公認暗号通貨技能アドバイザー
日本クリプトコイン協会 / 公認暗号通貨技能アドバイザー
老舗農家にて日本料理に使われる伝統野菜の栽培・出荷を行う二児の母。
主婦の立場からわかりやすく暗号通貨の本質を解説。