皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、2040年には100%再生可能エネルギーを目指す福島県、という話題を取り上げてみたいと思います。
再生可能エネルギー先がけの地アクションプラン
2011年、福島県は第一原子力発電所は、人類史上最悪とも言われるメルトダウンを経験しました。
その反省も活かし、2040年頃を目標に、県内エネルギー需要の100%相当量を、再生可能エネルギーで生み出すことを目標に再生可能エネルギーの導入拡大を進めています。
それが、“再生可能エネルギー先がけの地アクションプラン”です。
前期アクションプラン(2013年~2015年)
- 再生エネルギー導入目標量:2020 年 40%、2040 年 100%(県内エネルギー需要に対する割合)
- 県が把握している官民の事業計画の約 50%が実現すること等を前提にした場合の2015 年の再生可能エネルギー導入見込量は 2040 年目標 100%に対して約 24%
- この見込量を目標量に近づけるべく、県の各部局が連携してアクションプランの効果的な遂行に取り組んで行く
結果
2015年度:26.6%(推計値)
第2期アクションプラン(2016年~2018年)
2018年度:30%(第2期アクションプラン策定時の目標であり、推計値ではありません、結果はまだ未公表(筆者が確認する限り))
グラフからもわかるように、エネルギーを効率的に利用し、需要を下げながら2040年頃には、再生可能エネルギー100%を目指しています。
進捗状況から勘案すると、目標達成は難しいような印象ですが、現在福島県では、11基の太陽光発電所と10基の風力発電所を建設する計画は進行しているようです。
まとめ
エネルギー政策については、難しい問題もあるので私も軽はずみには意見できませんが、安心・安全でかつ環境に良い(悪くない)ものがSDGs的な観点から求められるのは当たり前のことだとは思います。
再生可能エネルギーが福島から世界へ、普及していってもらいたいものです。
効率よくエネルギーを使用することも、とても大事です。
将来的にはIoT化が進み、家庭の電化製などがインターネットでつながり、ブロックチェーンで使用量が管理され、AIが導き出した最適な使い方が提案され、優先的に再生可能エネルギーを供給し、足りない分はその他のエネルギーが供給され、足りない分は割高になる!とか良いのではないでしょうか。
そうすれば、エネルギーの無駄使いを辞めよう!っていう気持ちになりますもんね。
やはり見えないエネルギーの“見える化”が必要ですね。
またお会い致しましょう!
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投稿者プロフィール
- JCCA 編集部は、協会主催の様々なイベントや講座、暗号通貨システムやブロックチェーン技術に関する時事ニュースなどを含め、例え話を用い初心者の方にもわかりやすく解説してまいります。/暗号通貨の『普及活動』、それが子供達の笑顔を創造する。
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