お休み中に学べる暗号通貨の書籍を主婦が厳選してみました

暗号通貨を学ぶ材料はたくさんあり過ぎる

常に新書が賑わう書店の暗号通貨の関連書籍

暗号通貨について出版された書籍は、ここ数年で急激に増加しました。暗号通貨の初心者が、暗号通貨を学びたいと思っていても、なかなか自分の悩みや、知りたい内容に見合った書籍を選び出すのが、難しいと思われる方は多いのではないでしょうか。

それもそのはずで、暗号通貨は急成長している市場であり、様々なジャンルで、暗号通貨に活用されているブロックチェーンやP2Pといった技術、NFTという暗号通貨の技術を応用した仕組みなどが、現在進行形で多様的に様々な場面で活用されています。そのため、暗号通貨の進化や多様化と共に、初心者が学ぶ項目も増加しているのが現状です。今後も、暗号通貨に関する書籍はどんどん増えていく事と予測されます。

サラッと読んでサクッと覚える

クリプト維新　〜仮想通貨マイニングが人類にもたらすベーシックインカムの未来〜

暗号通貨に関する書籍は山程ありますし、お薦めしたい書籍は、書き切れない程あるのですが、中でも教科書と関連参考書の様な感覚で、手軽に読める書籍を二冊、ご紹介いたします。

暗号通貨に関する初心者向け書籍が沢山ある中で、こちらの『クリプト維新』は、さらっと読めるのに、しっかり重要なポイントから暗号通貨の事がまとめられているので、教科書にするには最適ではないかなと感じました。日本クリプトコイン協会の初級検定講座で学んだ事を、改めて整理し直すのにも、役立つ一冊なのではないかなと思います。

特に良かった点は、主軸がDEX、Di-Fiで話が進む事と、MetaMask(※)への登録、イーサリアムを使用する事が、丁寧に記されていた点でした。

暗号通貨初心者の方は、安心感を求め、国内取引所を最初に利用した後、継続的に国内取引所を利用する傾向があります。

しかし暗号通貨とは、本来、仲介者が居なくても、個人と個人が取引できるというメリットがあります。取引所では、人件費を使って仲介者が働いておられますので、その分、仲介してくださっている方々に支払う手数料が発生しています。この着眼点をきちんと説明した上で、MetaMaskについて触れているので、暗号通貨主婦としてはとても親切な書籍だと感じました。

（※）MetaMaskは、イーサリアムブロックチェーンとのやり取りに使用されるソフトウェア暗号通貨ウォレットです。これにより、ユーザーはブラウザー拡張機能またはモバイルアプリを介してイーサリアムウォレットにアクセスでき、分散型アプリケーションとの対話に使用できます。/ 引用：Wikipedia

ゼロから理解するITテクノロジー図鑑

ここで、私が関連参考書としてお薦めしたいのが、『ゼロから理解するITテクノロジー図鑑』です。

暗号通貨の背景には必ずテクノロジーや技術が存在しています。言葉の羅列を読むだけでは、理解まで落とし込むのは難しく、初級検定講座を受講した後の私も、散々苦労したのが技術用語の理解でした。

『ゼロから理解するITテクノロジー図鑑』では、技術用語を、2年の歳月を経て描かれたイラストで、わかりやすく解説しており、プログラマーを目指す子供にも伝わる様な視点で描かれたイラストは、実社会と紐づく様な視点で描かれているので、見ているだけでも、大変楽しいものです。この図鑑を一通り読み解くだけでも、かなりテクノロジーへの理解が深まります。また暗号通貨はテクノロジーでもあるので、関連書籍など読んでいれば、付随する技術用語は沢山出てきます。そんな時にも、イメージを膨らませるにあたって、大変活躍してくれた図鑑でした。

暗号通貨に関連する、ブロックチェーンや暗号化、ハッシュ関数や電子マネーについても、勿論イラストで解説されていますので、文章だけでイメージが湧きにくい際には、是非活用していただきたい一冊です。

動画から学ぶ内容には注意が必要

暗号通貨を学ばれる際、YouTubeのまとめ動画等を活用されている方は多いですし、私自身もよく利用するのですが、動画の内容については気を付けなければならない点があります。

それは、鵜呑みにしないこと。そして見るべきポイントは、動画を配信されている方が、何を主軸にして話しているのかということです。

暗号通貨は投機、暗号通貨はお金儲け、この様な思想で配信されている関連動画を、私は観ません。暗号通貨とは技術であり、未来を豊かにしていく、子供たちに引き継いでいくシステムであると理解し、暗号通貨の背景にあるプロジェクトは、遺したい未来の技術に対する、投票であるという解釈を持っているからです。

動画での暗号通貨の説明は、キュレーションされていることが大半なため、書籍や記事などと比べ、細部の情報がカットされていることが多いです。書籍や記事の中には著者の考え方や捉え方がしっかり組み込まれているので、重要だと感じる内容に対しては、是非、元になっている書籍や記事を、読み切る事をお薦めします。

暗号通貨に関する動画は、溢れかえっているのが現状です。情報に振り回されず、自分自身で精査するためにも、本質を学び、著者の真意をきちんと読んで紐解き、自分自身の価値観の軸を造り、持っておく事が大切だと思います。

暗号通貨主婦になった2021年を振り返って

私は、自身が初級検定講座を受講した後、暗号通貨に関する考え方は一変しました。

テレビで流れてくるニュースの印象とは異なり、未来に関わる、重要な内容を持っているのが、暗号通貨であると気付くことができました。

そしてそれは、自分の子供の未来にも関係するばかりではなく、世界規模でその技術に期待が寄せられ、すでに自分の生活の中でも、技術は応用、活用され、知らず知らずのうちに既に、自分も技術の利用者になっていたことも大きな驚きでした。

暗号通貨の背景にある団体の取り組みや、SDGs、暗号通貨が普及し始めた今日に至るまでに、日本でどんなことがあったのかなど、様々な『知らなかったこと』に、暗号通貨を通して出会い、学び説くことで、子供が生きる未来は明るいかも知れないなと、期待を持ち直すこともできました。

多くの方が、暗号通貨で詐欺にあってしまったり、日々乱高下するチャートのボラリティに一喜一憂したり、様々な銘柄の情報を膨大な時間をかけてリサーチしたりと、暗号通貨に振り回されてしまっているのが現状として見受けられることは、大変心苦しいことです。日本でも、諸外国と同じ速度間で、暗号通貨への認知が広がり、この大きな金融の変革期を、本質的に捉え、判断できる方が一人でも多くなる様に、2022年も沢山、暗号通貨主婦として発信を続けていきます。

2022年は、日本の暗号通貨業界にとって、インパクトのある一年になりそうです。そんな時代の流れに乗るためにも、日本クリプトコイン協会の初級検定講座にて、暗号通貨の本質を学んでみませんか。様々な暗号通貨に関わる情報が溢れる中、暗号通貨の本質をきちんと理解することは、必ず御自身の暗号通貨に対する、判断の基礎基盤となります。

私はこの初級検定講座を受講したことで、暗号通貨に対する印象は一変し、わくわくしながら、暗号通貨を見ることができる様になりました。一喜一憂する暗号通貨ではなく、長期を通して暗号通貨の未来を楽しんでいける価値観を一緒に身につけていける様、私達、日本クリプトコイン協会はあなたと、初級検定講座にて、一緒に学びを深められますことを、心よりお待ちしております。