SDGsの達成にはブロックチェーンが必要なわけとは

最近、よく目にするようになった『SDGs』。初めてSDGs(エスディージーズ)という言葉を聞き調べたのは2017年10月の事でした。 妻と海外へ行っていた際、現地で熱を出してしまった私は病院へ行きました。少し疲れがたまっていたようです。 その後、外にも出歩けなかったためNetfirixで「健康って何?(What The Health)」というドキュメンタリーを観ました。 元々、このドキュメンタリーで描かれていた内容には関心があり、知っていることも多く、久しぶりに環境汚染や人体汚染について考えるきっかけになった映画でした。この映画、賛否両論ありますが、観る価値は十分にあると思います。 結果、熱があり食欲も無かったので「家畜牛肉を食べない生活をする人が増えれば、地球温暖化を軽減できる」という事を知った私は、この際、せっかくなのでと肉抜きの生活(魚は食べるので江戸時代の食生活)を妻と共に始める事となりました。 私も妻も、元々は環境問題には関心がありましたから、まずは実行してみようと考え、250万円ほどかけて持ち家の屋根に太陽光パネルを設置しました。 その後、「環境フェスタin交野」の実行委員としてボランティア活動を行ったり、「アーズライブ」という音楽フェスを主宰しカンボジアへ井戸を送る活動を行いました。 結果、この様な経験がありましたので、SDGsに意識が向くことは、私にとって自然な出来事だったのではないかと感じています。

SDGs(持続可能な開発目標)とは

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます 引用元:外務省
SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略であり、日本語では「持続可能な開発目標」となります。 また、SDGsは「MDGs(エムディージーズ/ミレニアム開発目標)」が2015年に達成期限を迎えた為、これに代わる新たな世界の目標として定められました。MDGsは先進国による途上国支援を目標とした内容でした。
ゴール1:極度の貧困と飢餓の撲滅 ゴール2:初等教育の完全普及の達成 ゴール3:ジェンダー平等推進と女性の地位向上 ゴール4:乳幼児死亡率の削減 ゴール5:妊産婦の健康の改善 ゴール6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止 ゴール7:環境の持続可能性確保 ゴール8:開発のためのグローバルなパートナーシップの推進 引用元:外務省
しかしながら、これらの問題のいくつかは先進国自体が引き起こしていることに途上国の人々は憤りを感じており、MDGsに対して批判的な方々も少なくはありませんでした。 その様な中「地球上の誰一人として取り残さない」という行動に繋がる意識の元に制定されたのがSDGsでした。

環境保全に対し考え行動してみたい

私が環境保全に関心を持ち行動しだしたのは2007年の頃でした。次男が生まれ半年ほどたったある日、ベビーベッドで寝ている子供を見て「この子たちの20年後,30年後って、地球環境は大丈夫なのだろうか?」と、ふと思ってしまったからです。 すると、その日の郵便ポストに交野市の公報が投函されており「環境フェスタin交野市」の実行委員募集のお知らせが掲載されていました。 それから約5年間、ボランティアで実行委員として参加する月日が経ちました。
始めての参加となった2008年 環境と健康の両面から考える環境フェスタ
自身でブースも出展しました 様々な年齢層の方々が参加されていました
その結果、ボランティア活動の必要性や、そこで学べる沢山の出会いが、今までになかった私を創造してくれたように感じます。

音楽フェス:アースライブの主催

環境フェスタin交野では、様々なことを学びました。その結果、次に私ができることは何か!?と考え行動した事が、2008年10月に開催したアースライブという音楽フェスでした。 音楽フェスというものが日本で盛り上がりだした時期でもありましたが、すべてが初めての事でありましたが、賛同いただける方々の知恵と経験と行動力のおかげで、無事にフェスを開催し、カンボジアに井戸を贈ることが出来ました。

100名近い方にお越し頂き、アースライブは幕を閉じました

その様な中で出逢ったのが、一人の少女が地球の未来を語る映像でした。

セヴァーン・スズキ:リオでの伝説のスピーチ

このスピーチは衝撃でした。 そして、大人たちほど心を打たれ、より考えさせられる内容であると感じます。 人は、特に大人たちは、子供に対し正しいことをしなさいと伝えます。しかしながら、正しいことを伝えた大人たちの中で、それを実行している人々は少ないのではないかと言われています。 私自身も、ふと考えたとき、今の自分自身を振り返させられますし、この様なスピーチを見るたびに、環境フェスタin交野でボランティアスタッフをしていた時代、アースライブでカンボジアに井戸を贈った時代を想いだします。

グレタ・トゥーンベリ:COP24でのスピーチ

そして、1992年に12歳のセヴァーン・スズキさんが環境破壊を訴えた伝説のスピーチから26年の時が経ち、2018年12月12日、ポーランドのカトヴィツェで開催されたCOP24(気候変動枠組条約第24回締約国会議)において、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん(当時15歳)が気候変動の危機を世界に訴えました。 この26年間で、セヴァーン・スズキさんが訴えた環境破壊は、残念ながら進行し続けました。 今回、グレタ・トゥーンベリさんが訴えた内容や、学校を休んでの抗議活動など、日本では否定的な書き込みを含め賛否両論ありますが、世界的に見れば非常に好意的に受け止められています。 SDGsの基本理念は、この様な子供たちの想いを先進国や発展途上国の違いに関係なく、全ての大人たちが子供たちの未来の為に成し遂げる「Action」なのだと感じています。

SDGs×Blockchain×Action

私は、この様な経験をしてきた過程で、2012年10月に出逢ったのがビットコインでした。 ビットコインの論文を読みブロックチェーンとDLT(分散型台帳技術)が創造する未来に私は、『平等な世界』を感じました。なぜなら「世界中の人々が、同じ情報を持てば、貧富の差は無くなっていくのではないか!?」そう感じたからです。 暗号通貨技能検定(初級編)「そもそも、お金って何なの?」とう本質から、ユースケースをお伝えし、ビットコイン、ブロックチェーン、DLT(分散型台帳技術)を、例え話を用いて分かりやすく「皆さんが伝えたい周りの方に、分かりやすく説明できるようになる」ことも重要視しています。このことは、受講いただいた方であれば、お分かりいただける大切なポイントです。 そして、私が講座の中で、「なぜ、ビットコインは思想であり、ブロックチェーンは人生であり、暗号通貨は愛そのものであるのか」とお話しするのかというと、上記でお伝えしたような経験とビットコインシステムの在り方が、完全にリンクしたからです。 日本では今後、「仮想通貨」という名称が「暗号資産」という名称に変更されます。しかしながら、仮想通貨という名称からイメージするビットコインやイーサリアムは「投資対象の案件」の様に捉えている方が多い状況であるのが、今の日本です。 しかしながら「投資対象の案件」であるという捉え方は、ビットコインやイーサリアムにとっては、ほんの一部分に過ぎません。

暗号資産の本当の意味とは

これは、私個人の考えであり、こういう捉え方をされる大人の方が増えれば、未来ある子供達も、「ママの様な、パパの様な、おじさんの様な、おばさんの様な、そんな大人になりたい!」っと感じてくれるのではないかと思います。 それは、暗号資産の「資産」とは、お金ではなく「生きるものすべて」が資産であるという考え方です。 結果、資産を「人や動物や植物」と捉える事により、ビットコインやイーサリアムは「世界中の人々の未来をより良くするためのプロジェクトである!」という観点を持つことが出来ます。 G20はビットコインなどを暗号資産と呼ぶこととし、その捉え方を統一するために会議を進め、日本もその名称に変更する事を決定しました。私自身は、仮想通貨という名称に違和感を感じていましたし、暗号資産という名称には、より違和感を感じていました。 しかしながら「資産」という言葉の捉え方を「生きるものすべて」と捉えることにより、仮想通貨という名称よりも格段に意味のある名称になると考えるようになりました。 その結果、一般社団法人日本クリプトコイン協会は、日本の暗号資産(仮想通貨)業界では初めてとなる「ブロックチェーンから考え行動する、SDGsへの取り組み」を掲げます! 17項目の中で、暗号通貨技能検定を受講した会員の皆様とこれから受講いただく皆様だからこそできる事を、共に考え分かち合い、「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」というSDGsの国際目標へ向けて行動してまいりましょう。 暗号通貨技能検定(初級編)は、ブロックチェーンに精通した業務を行っているプログラマーやエンジニアの方々からも支持されている検定資格です。なぜなら、難しく分かりにくい技術用語や単語を明確に理解し、「どの様な例え話を用い、他者へ伝えることができるのか!?」を知れる、日本で唯一の検定講座だからです。 講座は「お金について」を含め、1から重要な項目を前編後編合わせて3.5時間の中で、しっかりと学ぶことが出来る内容になっていますので、「興味はあるけれど講座についていけるのか、少し心配」という方であっても、安心して受講いただけます。 日々の生活や仕事はもちろん、ビジネスや新たなチャレンジにも役立つ資格であるため、他の受講生の皆様とともに、しっかりと仮想通貨システムおよびブロックチェーンの理解を深めていただけたら幸いです。
受講で得られる『7+3学びと活動』
  • 学び①:お金の本質、仮想通貨システムの本質
  • 学び②:ブロックチェーンの活用事例
  • 学び③:キャッシュレス化の現状と未来
  • 学び④:フィンテックの可能性
  • 学び⑤:情報共有(分散型台帳技術)の重要性
  • 学び⑥:企業ではなく「あなた」が活躍する時代
  • 学び⑦:ブロックチェーンが創造する未来
  • 活動①:伝え方のスキルアップとコミュニケーション能力を向上する
  • 活動②:SDGsの達成に向けた仮想通貨システムの活用を伝える
  • 活動③:公認暗号通貨技能アドバイザーとして各地で講座を開催する

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投稿者プロフィール

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山下健一代表理事
暗号通貨の思想とブロックチェーンの概念は、金融システムをより安全に低コストで運用できるだけでなく、銀行口座を持たない20億人の生活環境を底上げします。また、寄附や募金へ広く活用されることは、SDGsの達成にも貢献する事でしょう。一人でも多くの方と共に、正しい暗号通貨システムの可能性を学び、実生活や仕事にも取り入れて頂けるよう、当協会はこれからも「暗号通貨技能検定講座」の開催を重ねて参ります。

【資格・受賞歴】
・日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー
・東久邇宮記念賞受賞
・東久邇宮文化褒賞受賞
・特許:特開2016-081134号
・特願:2018-028585