仮想通貨トレードの心構え

暗号資産(仮想通貨)トレードで一喜一憂しない心構えと事前に取るべき行動とポイントとは

はじめまして、当協会代表理事の山下健一@Kenichi_Y)です。

 

この記事では、暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは、どの様な意識でトレードすると得たい結果に繋がりやすいのかについてお伝えします。

この記事で学べる3つのこと

  • 一喜一憂しない心構え
  • トレード前に取るべき行動
  • ビットコインの特徴

この記事は 2017年に書かれた記事ですが、仮想通貨トレードに必要な心構えと事前に取るべき大切なポイントが書かれています。

 

仮想通貨のみならず、株式でも為替でも初心者の方がトレードを始めた場合、必ず最初に経験するの「一喜一憂した取引」をしてしまいます。

 

もちろん筆者である私自身も、最初は何度となく次のような気持ちになりました。

 

「何故いつも、私が買ったら下がって、売ったら上がるの!」

 

その結果、いつも一喜一憂したトレードをしてしまい、資産を減らしていました。

この記事をオススメする方

  • トレードを始めたいと思っている初心者の方
  • ビットコイントレードの特徴を知りたい方
  • トレードを始めたけれど結果が出せていない方
  • ビットコイントレードで結果を出したい方
  • ビットコインや仮想通貨を学びたい方

一つでも当てはまる方は、本記事をじっくりと読み進めていただけると幸いです。

 

本記事を読み終えた後には、「トレードする上で足りなかったこと」や「忘れていたこと」を思い出し、より良いトレードができるあなたへと一歩前進します。期待して読み進めてください。

まず、株式や為替のトレードを始めるには必ず証券口座が必要です。仮想通貨も同様に取引を始めるには専用の取引口座を開設し「仮想通貨を持っている人」になる事が大切です。

 

もしこの時点で仮想通貨の取引口座を開設していない方は、上場企業のグループとしてセキュリティー面でも安心でき、仮想通貨の自動定期購入もできる「コインチェック」で口座開設をしてみましょう。公式サイトに行けば最短5分で申し込みは完了します。

目次

ビットコイントレードに必要な3つの観点

2017年5月11日から暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの下落が始まり、翌々日の今日、一時的に3万円ほどの下落が見られました。

 

今回の下落幅は、今年のデータで比較すると、2日間の下落幅としては1月5~6日の2日間に次いで2番目の下落幅でした。また、10日間で比較すると下落幅が多かった期間と値幅は下記のとおりです。

 

 1月 5日~11日:▲65,000円
3月16日~25日:▲46,000円

この様に、ビットコインも2009年に運用が始まり幾度となく大きな上昇と下落を繰り返してきました。

 

 

しかしながら、ビットコインの価格はUSD・EUR・JPNを含むその他の法定通貨に比べ平均価値(青色と赤色の移動平均線)は上昇し続けています。

 

 

冒頭の様に、今年に入り大きな下落が2回ありましたが、株や為替と同じようにビットコインについても、世界的な動向によっても価格変動は発生します。これを一般的に「ファンダメンタルズ」と言います。

 

 

ファンダメンタルズは一個人の判断で操作できるものではなく、世界中の人々の動向や考え方の「集合知」が基準となっています。

 

まずは、「トレードには個人ではどうにもならない要素がある」という事を知っておきましょう。

 

次に、トレードをするにあたり対象とする物事(今回はビットコイン)にはどの様な要素があるのかという「本質」を理解する事は重要です。

 

例えば、今回の下落についても同様であり、下落が2日間の出来事として終わるのか、もしくは10日間続くのかなどは、100%正しい答えを知る方はいません。

 

 

しかし、過去の実績や経験に伴い、未来を予測し準備し対応することは可能です。

 

 

そこで今回は、12~13日の2日間の下落に伴い、その心理状態を「価格の変動」に対し読み解き、取引を行う以前に、どのような考え方が必要なのかを3つの観点から読み解いて参りましょう。

ビットコインは金貨と同様の現物資産として捉える

金貨を所有する方々は、長期的な資産運用を前提にした方が多く、法定通貨を金貨に変え保有しています。

 

よって、数日から数カ月単位の価格変動に対しては、一喜一憂することはありません。

 

そしてそれは、金貨の価値を認め「長期的に価値は上がっていく」と捉えているからです。

 

金貨の特徴とは何でしょうか?それは「希少であり、耐久性があり、分割でき、偽造することが困難である」ことです。

 

これは、ビットコインのプロトコル(仕様ルール)においても全く同じことが言えます。

 

ビットコインを金貨同様の価値観で捉えている方は、今回の下落についても「前回同様、今回も定期的な下落が起きただけだ」っと、一喜一憂することなく静観していることでしょう。

 

しかしながら、ビットコインに対して、この様に思える方は少ないのが現状でしょう。それは、金貨を持っている方々は、金貨の特徴と本質を明確に理解し所有していますので、金貨の価格が一時的に下落しても、動揺することはありません。

 

長期的には、金貨の価値は上がり続けていくと理解しているからです。

 

ビットコインの価格変動に対し一喜一憂することのない考え方を持っている方は、ビットコインの特徴と本質を明確に理解している方のみだという事です。

 

ビットコインの特徴と本質とは、その全てがプロトコルに存在します。

 

金貨で例えるところの「希少であり、耐久性があり、分割でき、偽造することが困難である」という事が、全て数値で明確にあらわされています。

 

当協会では、そういったビットコインを始めとする仮想通貨の特徴と本質を学び、一喜一憂することのない考え方を育まる検定講座とおして、様々な仮想通貨と「上手に付き合っていく」術を受講者の皆さんと共に学び情報共有しています。

ビットコインは「FX」同様の投資対象として捉える

FXと同様の考え方をされている場合、それはビットコインの売買(ビットコインを円と交換する行為)を行い、それにより利益を得ようと考えている方が多いと思います。

 

よって、ビットコインを持ちたいと考える方は、それまでにも、FXや短期的な価値上昇を望み投資を行った方も多い様です。

投資対象を勉強し学ぶ

そんな私もFXの経験がありますが、ビットコインの購入自体、2012年の時点では、周りに誰一人ビットコインを持っている人はおらず、投資ではなく投機対象として捉えていました。

 

そうです、その時の私には、ビットコインの特徴や本質を知ることなく、概要説明だけを聞き、後は「今、価格が上がっていて今後も上がる可能性がある!」と言う点だけで購入していました。

 

当時の価格は1BTC=800円であり初回は30万円ほど購入したことを、今でも鮮明に覚えています。

 

結果、毎日の価格変動にだけ注目していた私は、当時としては最初の大きな価格下落に対しひどく落ち込んだこともありました。

 

この時「しっかり勉強して学ばないと、高い授業料を支払っただけで何も身につかない結果に終わってしまう」を感じました。

 

ちなみに、その時の10日間での価格下落は2,000円でした。今から比較すれば、なんと小さな価格下落だったことでしょうか。

投資対象の本質を知る

そんな私が落ち込んでいたころ、日本語ではビットコインの情報は一切ありませんでしたので、ビットコインのホワイトペーパーを読み込み、海外サイトの情報に頭を悩ませながら必死に解読していました。

 

私は、ビットコインの長期的な上昇に確信を持っていますが、数年前からビットコイン以外の仮想通貨も投資として捉えており、今ではビットコインとアルトコイン(ビットコイン以外のコインの総称)のトレードを行っています。

 

昨年までは、テクニカルのみを指標にトレードを行っていましたが、今年に入りファンダメンタルズの情報も取り入れトレードを行う事で、飛躍的に利益を伸ばすことができました。

 

ファンダメンタルズの情報の一つが、先の項目でもお伝えした「そのコインの本質と特徴を明確に理解する」という事が含まれています。これはどなたでも理解できますが、仮想通貨の本質を短期間で理解できる様になるには、当協会の技能検定講座がおススメです。

相場には一定のルールがある

さて、FXの本質はUSD・EUR・JPYという世界三大通貨とのトレードであることを考えると、トレードの平均価格からみれば「上がれば平均値に戻り、下がっても平均に戻る」という特徴があります。

 

しかしながら、仮想通貨の現状は、昨年とは大きく変わり、それぞれのコインには特徴があるため、各分野に使われるコインの特性が明確になるほど、価格は上がります。よって、それを前提にビットコイン対アルトコインのトレードを行う必要があります。

 

トレードを行う上でも、個々のコインの本質と特徴を知ることにより「どのコインが中長期的に上がるのか?」、「では、どの様にトレードを行うの?」、などを明確なルール付けの元にトレードを行えば、おのずと目的とする結果に近づけるものと考えます。

 

トレードの具体的な方法については、今回は伝えきれませんが『仮想通貨トレードに必要な8種の神器』を用い、その1つが『一目均衡表』であることを、お伝えしておきます。

 

その結果、私の結果を具体的な数値をお伝えすると、2017年3月17日に67.41BTCから始めたビットコイントレードよりは、5月13日には148.34BTCへ増やすことができました。

ビットコインは「お金」同様の通貨として捉える

これはとてもシンプルです。

 

例えるならば、皆さんが海外旅行に行く際には、現金決済を行う機会もありますので、空港や現地の両替所で日本円を各国の通貨に交換されると思います。

 

世界にはビットコインで決済できるお店が増加しており、日本でもECサイトであれば数多くのビットコイン決済が可能な店舗が存在します。

 

私もハワイ、フィリピン、タイ、にてビットコイン決済を経験したことがあります。

 

使えば使うほど利便性に気づき、ビットコイン決済であれば割引が聞くなどのサービスがある店舗も増加していることを感じいます。また、現金をビットコインに両替する必要性も実感しています。

 

必要な時だけ現金でビットコインを買い、決済のためにビットコインを使うのであれば、それほどビットコインの価値変動を気にすることはありません。

 

これは、FXで例えれば短期取引を行っているのと同じことだと考えます。

さいごに

  • 一喜一憂しない心構え
  • トレード前に取るべき行動
  • ビットコインの特徴
 

についてお伝えしてきました。

 

株式でも為替でも仮想通貨でも、大切なのはトレードする前にどんな意識と状態で臨むのかという点が大切です。

 

トレードに対する考え方を知りルール守れば、自ずと望む結果が得られる様になりますので、焦らずじっくりと経験値を高めていってください。

 

次回は、これらの考え方を元に、具体的なトレード手法の基本をお伝えする「暗号資産(仮想通貨)トレードの基礎とは予測と準備が未来を分ける」をお届けししていますので、こちらもあわせてお読みください。

 

当協会では、「仮想通貨とブロックチェーンの本質」を学べる技能検定講座を毎月2回開催しています。トレードで結果を出したい方々にも好評ですので、技能検定講座の詳細をご覧いただけると幸いです。

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投稿者プロフィール

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山下健一代表理事
暗号通貨の思想とブロックチェーンの概念は、金融システムをより安全に低コストで運用できるだけでなく、銀行口座を持たない20億人の生活環境を底上げします。また、寄附や募金へ広く活用されることは、SDGsの達成にも貢献する事でしょう。一人でも多くの方と共に、正しい暗号通貨システムの可能性を学び、実生活や仕事にも取り入れて頂けるよう、当協会はこれからも「暗号通貨技能検定講座」の開催を重ねて参ります。

【資格・受賞歴】
・日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー
・東久邇宮記念賞受賞
・東久邇宮文化褒賞受賞
・特許:特開2016-081134号
・特願:2018-028585