暗号通貨の世界は日々進化を続け、新たなチャンスとチャレンジが絶えません。
次のブルランに向けてどのプロジェクトに注目すべきか、迷っているあなたのために、Coin Bureau(Youtubeメディア) が今最も注目すべき暗号通貨プロジェクトを紐解きます。
分散型金融からブロックチェーンゲーム、プライバシーコインまで、様々な視点から未来の暗号通貨市場を予測。
一歩先を行く暗号通貨の投資戦略を模索するなら、この記事は必読です。
次世代の暗号通貨トレンドにどっぷりと浸かりましょう。
この記事で学べる3つのこと
- 注目すべき暗号通貨プロジェクトの洞察
- 暗号通貨市場の未来予測のヒント
- 次世代の投資戦略の理解と形成
もし、暗号通貨やブロックチェーンに興味関心がある方であれば、この記事は、それらの本質を捉え実生活やビジネスにも落とし込める可能性があることに気づけるでしょう。
この記事をオススメする方
- 暗号通貨に興味関心がある方
- 暗号通貨の活用方法を知りたい方
- ブロックチェーン技術に興味関心がある方
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- ブロックチェーンをビジネスや実生活に活かすヒントを得たい方
一つでも当てはまる方は、本記事をじっくりと読み進めて下さい。
本記事を読み終えた後には、「こういう発想が必要なのか!」や「こんなことが可能だったとは!」と思わず笑みがこぼれる事と思います
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それでは、本文へとお進みください。
目次
現在のベアマーケットが終わりに近づいている中、多くの暗号通貨投資家が次のブルランで最大のリターンを生み出すことを目指しポートフォリオを構築しています。
投資家を支援するため、Coin Bureauは最近、YouTubeにアップロードしたビデオ内で、「暗号通貨の選択肢」を共有しました。
ちなみにこのビデオでは、彼らのリストを10のカテゴリに分け、各カテゴリに関連する課題と機会について説明。
このビデオは、過去数ヶ月間に多くのアルトコインがチャートでより低い底値を記録した後に公開されました。
Solanaのライバル
ビデオで最初に取り上げられた暗号通貨のカテゴリは「Solanaのライバル」です。
市場は以前、Ethereum(ETH)を上回る可能性のあるプロジェクトに焦点を当てていましたが、Coin Bureau によれば、Ethereum のブロックチェーンが暗号通貨市場に定着していることが明確になりました。
ビデオで言及された Solana のライバルには、Layer-1プロジェクトである、Sui(SUI)、Aptos(APT)、Near Protocol(NEAR)が含まれています。
これら3つのプロジェクトは、もし FTX の崩壊後の影響から Solana が生き残ることができなければ、Solana を上回る可能性があります。
もし、Solana が最近の FTX の崩壊がもたらした課題を克服し、また SUI、APT、NEAR に対するリードを維持できれば、Coin Bureau は次のブルランで注目すべき暗号通貨として SOL も含まれると確信しています。
ETH がその主導的な市場地位を確立しているため、投資家はこの記事で言及されたような Layer-1 プロジェクトに注目するでしょう。
なぜなら、長期的な投資家にとって10倍以上の利益をもたらす可能性があるからです。
一方で、Coin Bureau は、各国中央銀行の金利上昇が投機的な暗号通貨への投資を減らす可能性もあり、金利が上昇すれば、法定通貨に資金が流れリターンが減少するかもしれないと警告しています。
さらに彼らは、ETH の暗号市場における評判を考慮に入れると、Solana のライバルたちは Ethereum(ETH)上で構築されている Layer-2 プロジェクトに投資資金が上回られる可能性もあると考えています。
もし、Ethereum 上で構築されている Layer-2 プロジェクトが投資家の注目を集めるならば、それは Solana のラバルである各プロジェクトに対するリターンをも、さらに減少させる可能性があります。
Ethereum(ETH)上に構築されたレイヤー2プロジェクト
これらは、ネットワークの取引手数料を下げ、取引速度を上げるために Ethereum ブロックチェーンの上に構築されたプロジェクトです。
動画では、Coin Bureau がこれらのプロジェクトは Ethereum ネットワークの組み込みセキュリティを持つことを指摘し、それが分散型アプリケーションにとって魅力的な選択肢になると述べています。
MetisDAO(METIS)、Polygon(MATIC)、Arbitrum(ARB)、Optimism(OP)などのプロジェクトが、このカテゴリーの候補として挙げられました。
動画によると、ますます多くの Layer-2 プロジェクトが市場に参入しているとのことです。
そのため、Coin Bureau は、プロジェクトが増えるにつれて、プロジェクト間の市場評価の競争が激化することを警告しています。
分散型ストレージ
次のカテゴリーである分散型ストレージには、Filecoin(FIL)、Arweave(AR)、Akash Network(AKT)などのプロジェクトが含まれています。
Coin Bureauでは、多くの Layer-1 プロジェクトが現在、一部のデータを集中化されたクラウドサーバーに保存しているため、将来的には分散型ストレージが必要になるだろうと述べています。
これらのプロジェクトが拡大するにつれて、集中化されたソリューションではデータが膨大になり、もはや実行可能でなくなるかもしれないということです。
ただし、このカテゴリーのプロジェクトには一つ注意点があります。
それは、Layer-1 と Layer-2 のプロジェクトが自身の分散型ストレージソリューションを作り始める可能性があることです。
これが起こると、第三者による分散型ストレージソリューションの必要性がなくなります。
また、分散型ストレージソリューションは新しい概念であり、まだ市場によって十分にテストされていない場合がある事は、考慮すべきです。
分散型識別
分散型識別(Decentralized Identification または DID)とは、ブロックチェーン技術を利用して個々のユーザーやデバイスに一意で検証可能なデジタルIDを提供するシステムのことを指します。
従来の中央集権型のID管理システム(例えば、ソーシャルメディアのアカウントや銀行の顧客IDなど)では、ユーザーの個人情報が一箇所(または限られた数の箇所)に集約され、それがハッキングの標的になるリスクがありました。
しかし、分散型識別では、ブロックチェーンの持つ改ざん困難性や透明性を利用して、個々のユーザーが自身のデジタルIDを自己管理できます。
これにより、個人情報のプライバシーを確保しつつ、各種サービスへの安全なアクセスを可能にします。
さらに、分散型識別を用いることで、ユーザーのデジタルIDが異なるプラットフォームやサービス間で互換性を持つようになります。
これは個々のサービスのシームレスな統合を可能にし、ユーザーエクスペリエンス(UX)の向上に寄与します。
ただし、DIDの普及と展開はまだ進行中であり、テクノロジーの成熟度、規制の問題、各種の技術的課題などを克服する必要があります。
Coin Bureau によれば、分散型識別カテゴリーのプロジェクトは、暗号通貨とブロックチェーンの次のトレンドに伴う利用シーンを開拓するために、重要な役割を果たすだろうと述べています。
Civic(CVC)、Kleros(PNK)、KILT Protocol(KILT)のようなプロジェクト、そして自身の識別ソリューションを開発した Polygon(MATIC)は、このカテゴリーで注目すべきプロジェクトです。
近い将来、ユーザーが DeFi 製品とやり取りする前に、実世界の身元とリンクした分散型の身元が規制上必要になるかもしれません。
もしそのような事態が発生した場合、このカテゴリーの暗号通貨は大幅な価格上昇を見せるかもしれません。
分散型金融
分散型金融(DeFi, Decentralized Finance)とは、伝統的な金融システムや中央権力(中央銀行や政府など)に依存しない、ブロックチェーン技術(特にイーサリアムのスマートコントラクト)に基づく新しい金融システムを指します。
DeFiの目的は、金融サービス(貸付、保険、投資、貯蓄など)をより公平で透明な形で提供し、世界中の誰でもアクセスできるようにすることです。
従来の金融システムでは、銀行口座を持てない「非銀行化」された人々も、DeFiを通じて金融サービスにアクセスすることが可能になります。
DeFiのプラットフォームはスマートコントラクトと呼ばれる「自動化された契約」を利用しています。
これらは人間の介入なしに取引を実行することができ、その結果、取引コストを大幅に削減することが可能となります。
ただし、DeFiはまだ新しい分野であるため、ハッキングリスク、スマートコントラクトのバグ、規制の不確定性など、様々なリスクも存在します。
Coin Bureau によれは、この分野は Ethereum(ETH)やBitcoin(BTC)以外で手数料収入を生み出す唯一のプロジェクトであるため、このカテゴリーの暗号通貨に強気です。
これらの手数料の一部はガバナンス参加者に渡る可能性があり、その結果、分散型金融プロジェクトはより魅力的な投資となるでしょう。
このカテゴリーで言及された暗号通貨プロジェクトには、Aave(AAVE)、Lido DAO(LDO)、Uniswap(UNI)が含まれます。
注意点としては、これらのプロジェクトは伝統的な中央集権型の金融機関を置き換えることを目指しているため、大きな規制リスクに直面しています。
さらに、プロジェクトはハッキングやサイバー攻撃を受けやすいというリスクもあります。
相互運用性プロジェクト
相互運用性プロジェクト(インターチェーンプロジェクト)は、異なるブロックチェーンネットワーク間で情報を共有したり、相互に作用したりする能力を提供するプロジェクトを指します。
ブロックチェーンネットワークは、独立したエコシステムとして設計されているため、それぞれのネットワーク間で情報を共有したり、取引を行ったりすることは基本的には困難です。
それぞれのブロックチェーンは独自のプロトコルと標準を持っており、これが相互運用性の課題を生む主な理由です。
相互運用性プロジェクトは、これらの障壁を克服し、ブロックチェーンネットワーク間の流動性と協調作業を可能にするソリューションを提供します。
例えば、Chainlink(LINK)はリアルワールド(気象データや株価など)のデータをブロックチェーンに接続するためのオラクルネットワークを提供し、Cosmos(ATOM)は異なるブロックチェーンネットワーク間での通信と資産の移動を可能にするインターブロックチェーン通信(IBC)プロトコルを開発しました。
これらの相互運用性プロジェクトにより、ブロックチェーン技術の可能性が拡大し、より広範なアプリケーションとサービスが開発され、採用される可能性が高まります。
ビデオで話題に上がったのは、Chainlink(LINK)、Flux(FLUX)、Cosmos(ATOM)、Axelar(AXL)などのプロジェクトです。
Coin Bureauによれば、単一のLayer-1またはLayer-2プロジェクトが全球規模でスケーリングする分散型アプリケーションをサポートすることは非常に難しいとされており、だからこそ、相互運用性プロジェクトは魅力的だと伝えています。
多くの暗号通貨のユースケースが相互運用性を必要とするという事実により、相互運用性プロジェクトへの潜在的な需要がさらに高まるとのこと。
しかしながら、Coin Bureauは、世界的に暗号通貨の採用率が広がらない限り、相互運用性プロジェクトは使用されないだろうと警告しています。
分散型ソーシャルメディア
分散型ソーシャルメディアは、伝統的なソーシャルメディアプラットフォームとは異なり、データの所有権と管理をユーザー自身に与えるという特徴があります。
また、センサーシップ(情報の統制や検閲)からの自由を提供する為にも、ブロックチェーン技術を活用しています。
これによりユーザーは、自身のデータに対する完全な制御を持つことができ、プラットフォームがそのデータを無断で使用したり、悪用したりするのを防ぐことができるのです。
また、政府や他の権力による情報の統制や検閲に対する対策としても機能します。これは、情報が中央のサーバーではなく、ユーザー間で直接共有されるため、特定の情報を抑制したり、削除ができなくなります。
このように、「分散型ソーシャルメディア」は、ユーザーが自身のデータを自由に管理し、情報の自由な流通を保証するための新たなソーシャルメディアの形態を提供します。
ビデオによれば、LENS Platform(LENS)やTheta Network(THETA)のような分散型ソーシャルメディアのプロジェクトは、長期的に投資家にプラスのリターンをもたらす可能性があります。
政府がインターネットの検閲を続ける中、ソーシャルメディアのユーザーは徐々にこれらの分散型ソーシャルプラットフォームを使用し始めると考えるからです。
しかし、Coin Bureau は、これらのプロジェクトの採用は、これらのプラットフォームがどれほど使いやすいかによると述べています。
また、分散型ソーシャルメディアのプラットフォームが DeFi 製品と同じように規制当局の厳しい監視の対象となるリスクもあります。
ブロックチェーンゲーミング
Play-to-Earnに関する大きな熱狂は収まりましたが、Coin Bureau は次のブルランに向かってすべての投資家が注目すべき3つのブロックチェーンゲーミングプロジェクトをまだ挙げています。
動画では、Axie Infinity(AXS)、Gala(GALA)、およびDecentraland(MANA)が注目すべきプロジェクトとして強調されました。
動画では、ブロックチェーンゲームが大量の暗号通貨の採用の主要な推進力となり、これらは将来、多くの素晴らしいユースケースを開放するだろうと述べています。
残念ながら、まだそれぞれのプロジェクトのチームが行うべき作業がいくつかあり、まだ数百万人のユーザーをサポートできるブロックチェーンゲームは存在していません。
暗号通貨ウォレット
暗号通貨の領域にいる多くのユーザーは、ブロックチェーンウォレットが暗号通貨の領域で果たす重要な役割について認識していません。
現在の市場に存在する人気のウォレットソリューションには、Metamask、Fantom(FTM)、Avalanche(AVAX)、およびThorFi(THOR)があります。
これらのプロジェクトは、将来的に自身のガバナンストークンを発行する可能性もあると予想されています。
Metamaskのチームでさえも、中期的にMetamaskが自身のトークンを得る可能性についてほのめかしました。
これが起こると、すべてのウォレットプロバイダー間での市場価値競争が発生する可能性があります。
プライバシーコイン
ビデオで取り上げられた最後のカテゴリーはプライバシーコインです。これはネットワーク上で取引を行うホルダーやユーザーの身元を隠蔽することを目指しています。
このカテゴリーについて Coin Bureau は、ProjectOasis (OASIS)、Monero (XMR)、Secret (SCRT)を、次の暗号通貨のブル市場に向けて注目すべきプロジェクトとして名指ししました。
ただし、これらのプロジェクトは現在、プライバシーコインのネットワーク上で多くの不正行為が行われる可能性があるため、最高レベルの規制監視を受けています。
Coin Bureauは、規制当局が今後もこれらのプライバシー重視のプロジェクトに対して取り締まりを続ける可能性があり、その結果、これらのプロジェクトの価格にネガティブな影響を及ぼす可能性があるとも述べています。
まとめ
今回は、暗号通貨およびブロックチェーンに関するプロジェクトを、10の分野に分けて確認しました。
各分野共に、現段階では一長一短があるように見受けられますが、これまで無かったシステムやサービスを生み出すうえでは、避けて通れない関門といったところでしょうか。
しかしながら、確実に言えるのは、これまでの金融サービス(仲介マージンや手数料ビジネスなど)ですらより良くする可能性が出てきました。
なぜなら、分散型金融の世界には「仲介者」が存在しないために、あらゆる手数料を抑えることが可能になえい、既存の金融機関は、相当する暗号通貨プロジェクトを意識した金融改革が必要になるからです。
ご存じの通り、銀行を筆頭に、各金融機関は大幅な人員削減や、ATMの廃止などを進め始めていることからも、金融改革の実行が伺えます。
既存の金融機関は、仲介者を必要としています。なぜなら、仲介者が居る事により信用が担保されているからです。
これを分散型金融では、ブロックチェーンの耐改ざん性とスマートコントラクトによる信頼性で、手数料の必要性を限りなく小さくします。
また、その手数料ですら、配分されるのは、そのサービスを使っているユーザー個人が得る事になります。
これからの金融分野では、確実に「分散型金融」が台頭し、私たちにとってより良い環境を提供してくれることでしょう。
そのためにも、「暗号通貨とは何か?」、「ブロックチェーンとは?」についての本質を学び、気づいてなかった金融サービスへ損失を回避し、より充実した資産運用を進めていただけたら幸いです。
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- 暗号通貨やブロックチェーンについて、知識の有無にかかわらず興味関心がある。
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- SDGsの目標達成に対し、ブロックチェーン技術がどの様に関係していくのかを知りたい。
- 暗号通貨の正しい知識をもち、どの暗号通貨に注目したらよいのか等の明確な判断力を付けたい。
- 暗号通貨の始め方や取り扱いを覚えたいが、書店に並んでいる本やYoutubeを見ても理解が進まない。
- 講師としての資格を取得し、より多くの方々へ暗号通貨の思想やブロックチェーン技術の概念を伝えたい。
投稿者プロフィール
- 山下健一
-
暗号通貨の思想とブロックチェーンの概念は、金融システムをより安全に低コストで運用できるだけでなく、銀行口座を持たない20億人の生活環境を底上げします。また、寄附や募金へ広く活用されることは、SDGsの達成にも貢献する事でしょう。一人でも多くの方と共に、正しい暗号通貨システムの可能性を学び、実生活や仕事にも取り入れて頂けるよう、当協会はこれからも「暗号通貨技能検定講座」の開催を重ねて参ります。
【資格・受賞歴】
・日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー
・東久邇宮記念賞受賞
・東久邇宮文化褒賞受賞
・特許:特開2016-081134号
・特願:2018-028585
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