QRコード決済と非接触IC決済の仕組み

QRコード決済VS非接触IC決済

コンビニや家電量販店のレジでは、最近よく見かけるようになったQRコードのマーク
しかしながら、QRコード決済をする消費者の姿を見かけるのは、非常に少ないのではないかと感じられます。

皆さんは、1週間に何回、QRコード決済を行いますか?

決済サービスに詳しい「決済サービスコンサルティング株式会社」の宮居代表のセミナーに参加し大変勉強になりましたので、学んだことも交えお伝えしたいと思います。

QRコード決済の現状

大手各社がこれほどまでにQRコード決済を前面に押し出す理由の一つは、日本が国策として2025年までに決済時のキャッシュレス比率を現状の20%から40%に引き上げるという目標を掲げていることが大きな理由の一つですが、中国からの渡航者が要望する「アリペイ」と「ウィーチャットペイ」の決済受け入れを行う必要があることも、大きな理由の一つでしょう。

その様な中、QRコード決済の特徴(メリット)は何度かお伝えしたこともありますが、

  • モバイルの機種を問う事がない
  • 導入する加盟店は別途端末を準備する必要がない
  • 導入手続きが簡易である
  • QRコードは簡単に作ることが出来る
  • 手数料が安価で少額決済にも導入しやすい

という特徴があります。

しかしながら、この日本において「便利だからQRコードを使おう」という発想に消費者が繋がるのかと言えば、疑問をぬぐい切れません。

先日、上級講座において受講生の皆さんに「LINEPayを使ったことある人」と聞くと、手を挙げられた方は疎らでしたが「PayPayを使ったことがある人」と聞くと、2/3ほどの方が手を挙げられました。会場からは、笑いもこみ上げました。

PayPayは100億円還元キャンペーンを打ち出し、一時期の話題をさらっていましたが、キャンペーンが終わると使用する消費者は減少しています。しかし、後発だったPayPayにとっては、消費者情報の囲い込みが一気に進んだので、キャンペーンは大成功だったのではないかと感じます。

だからこそ、日本においてQRコード決済を根付かせるためには、一時的な盛り上がりではなく、[su_highlight background=”#f3ff99″]長期的に消費者のメリットを考え、様々なサービスとの連携を考慮した政策が重要[/su_highlight]になってくると考えます。

中国ではすでに「脱、QRコード決済」が始まっています。

QRコード決済導入のメリットが大きい少額決済に照準を当て、様々なキャッシュレスサービスとのすみ分け明確にし、新たな決済手段としてQRコード決済が根付いていけるかどうか、今後も注目していきたいと思います。

非接触IC決済の現状

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実は、非接触IC決済の世界では、日本は世界の最先端を走っています。

その一つの規格がNFC「Near Field Communication」であり、ソニーとフィリップスが共同開発した「近距離無線通信規格」の規格です。Suicaや楽天Edyを思い浮かべる方も多いと思いますが、これら2つもNFC規格の中の一つという位置づけになります。

先のQRコード決済は「スマホを出し、ロックを解除し、アプリを立ち上げ、カメラを起動し、QRコードを読み込み、支払いを行う」という6つの動作が必要になってきますが、NFCの場合は[su_highlight background=”#f3ff99″]「スマホを出し、店舗側の端末にかざす」[/su_highlight]という2つの動作のみで決済が完了します。

これはクレジットカード決済よりも早く、大変便利だと感じ使用していますので、海外に行った際にNFC決済ができないことを不思議に感じていました。

しかしながら、ようやく海外でもNFC技術を活用した非接触決済の普及が広がり始めています。

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今、世界はQRコード決済を導入する国や企業が増える中、実は非接触IC決済を導入するケースの方が増加しています。

上記の写真にもありますように(親指の上のマークに注目)、これは「リップルマーク」と呼ばれ、このマークがついたクレジットカードやデビットカードが、日本国内でも少しづつ目に着くようになってきていると思われます。

まとめ

QRコード決済も非接触IC決済も、金融の世界であり、金融の世界においても最も重要な点は「信用」です。

どちらも「手軽に使える」ということは、スマホを落としたり財布を落としてしまった場合、手軽に他者も使える可能性があるという事です。

[su_highlight background=”#f3ff99″]決済の手軽さとセキュリティーの脆弱性(使用時に限る)は表裏一体[/su_highlight]ですので、今後は決済時の必要情報として、新たに別の物を出す必要がない「指紋認証」「顔認証」が+αの必要情報として取り入れられる時代も、そう遠くはないかもしれません。

なぜなら、あなたという人間は世界中にあなたしか存在しないのですから

代表理事 山下健一

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