これまで既存の金融システムからビットコイン誕生までの推移を記載しました。
ビットコインの実体はシステムでありその活用は金融社会にとどまらないことは、これまでの記事でも述べてきました。
そのなかでも知名度の高いシステムがブロックチェーン技術です。
個人と個人で価値の送り合いを可能にした衝撃によって、国をまたいで個々人が経済活動を生成する時代が始まりました。
所有から共有へのシフトチェンジは単に技術的なことだけではなく、ボトムアップ組織構築の必要性を高める価値観の変化ではないかと私は感じます。
冒頭にも述べましたが、この記事は富裕層から財を無償提供しましょうという趣旨ではなく、将来の手綱を自ら引くための情報共有を目的として書いています。
これまでの記事でもブロックチェーン技術に対する各業種の見解を紹介してきましたが、ブロックチェーン産業においても今年も価格相場は激しく動いています。
そのようななか、私は前述した「価値」を重要視しているので現在の実用段階ではバブルだと言われてもおかしくないという見解も理解できます。
またその一方、経済格差の報道の基となる現行の金融モデル、ブロックチェーンやビットコインの特徴から着目することは大切です。
個人的には、バブル生成に直接携わっていない一般消費者がバブル崩壊の煽りを受ける事、これらが周知されていないことに対し不公平さを感じています。
皆さんはいかがでしょうか?