実は私たち、社会人になり働き出した瞬間からドルコスト平均法を実践しています。ご存知だったでしょうか。これは、サラリーマンでも個人事業主でも同様です。では、私たちはいったい、どんあドルコスト平均法を実践し投資運用を行っているのでしょうか。
答えは「年金」です。
令和3年度(令和3年4月~令和4年3月まで)の国民年金保険料は月額16,610円(国民年金の保険料は、毎年度見直しがおこなわれます)であり、厚生年金の保険料率は18.3%(労使折半)です。
みなさんは、年金をドルコスト平均法の対象として意識された事はあるでしょうか。
「無いっすね!ってか、どういう事っすか?」
100人中99人の回答はこんな感じです。言葉のニュアンスは、ご愛敬です。
筆者自身も生命保険の営業マンとして働いていた過去が無ければ、もしかしたら、お金や年金に対しては、現在の様な意識レベルではなかったかもしれません。
結局、何が言いたいかと言いますと、「どうやら多くの方が年金について理解していないにもかかわらず、毎月16,610円を支払っている!」という現状があるという事です。では、毎月支払っている年金とは何のために支払っているのでしょうか?
ここをじっくりと考えると、年金の本質が見えてきます。