ビットコインMVRV比率について

ビットコインは広くフォローされる技術指標が示唆する新たな強気相場の初期段階に入る

ビットコインが強気相場に入ったと言われる中、私個人は少し懐疑的です。


ビットコインがこのまま強気相場を維持し、過去最高値を目指すのでしょうか?


今回の記事では、この点について考察していきます。

この記事で学べる3つのこと

  • 市場価値対実現価値比率(MVRV比率)とは
  • ビットコインの強気相場の動向
  • 資産運用を進めるうえでの本質的な学び

もし、暗号通貨やブロックチェーンに興味関心がある方であれば、この記事は、それらの本質を捉え実生活やビジネスにも落とし込める可能性があることに気づけるでしょう。

この記事をオススメする方

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一つでも当てはまる方は、本記事をじっくりと読み進めて下さい。

 

本記事を読み終えた後には、「こういう発想が必要なのか!」や「こんなことが可能だったとは!」と思わず笑みがこぼれる事と思います

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それでは、本文へとお進みください。

ビットコインは新たな強気相場の初期段階にある

これは、市場価値対実現価値比率(MVRV比率)と呼ばれる広くフォローされている技術指標の分析によるものです。

 

この比率は、ビットコインの現在の時価総額を実現価格(つまり、各ビットコイントークンが最後に移動した平均価格)での時価総額で割ることで計算され、最近1.48に達し、昨年4月以来の最高水準。

ビットコイン市場価値対実現価値比率(MVRV比率)について

この1月には、2022年11月以来初めて1.0を超え、ビットコイン価格の上昇を受けて以降も上昇を続けています。

 

上記のグラフでわかるように、MVRV比率が1.0を下回ることは、歴史的にビットコインの弱気相場の終盤に発生。

 

実際、指数が1.0を持続的に上回ることは、歴史的に素晴らしい買いシグナルとして機能しており、これはビットコインが強気相場の初期段階に入ったことを示しています。

 

そして、現在まさにその状況であることは間違いないでしょう。

MRVR Zスコアがさらに説得力のある強気サインを送る

Glassnodeが監視し推奨されるMVRV関連指標は、MVRV比率のZスコアです。

 

彼らは、ビットコインの時価総額から実現時価総額を引き、その結果をビットコインの時価総額の歴史的な標準偏差で割ることで、このZスコアを計算しています。

 

このZスコアは月曜日に約0.71であり、ビットコイン価格の回復と同時に、今年初めにゼロを超えて上昇しました。

ビットコインMRVR Zスコアについて
Glassnode - MVRV Ratio Z-score

通常、現在グラフから見受けられるようなマイナスレベルからの持続的な回復は、ビットコインの強気相場の初期段階と一致しています。

今回の強気相場でBTC価格はどれくらい上昇するのか?

新しいビットコインの強気相場が始まったと仮定すると、長期投資家は今後数年間で価格がどれくらい上昇するかを評価し、利益を上げるためにどのレベルで売却するかを検討することになります。

 

MVRV比率は、市場が過熱しているか、価格のピークが近づいているかを判断するのに役立つ指標です。

 

最初のチャートでもわかるように、MVRV比率が3から4のレベルを超える急上昇は、歴史的に強気相場の最も激しい段階と一致しており、しばしば持続的な価格下落に先立っています。

 

Glassnodeは、現在のビットコイン価格と、特定のMRVR比率で価格がどこになるかを示す線をプロットした便利なチャートを提示。

 

4月17日月曜日現在、MVRV比率が2.4の場合、価格は約47,700ドルになり、3.2の場合は約63,600ドルになりました。

ビットコインMVRV比率バンドについて
Glassnode - MVRV Ratio Bands.

もしビットコインの価格がこれらのレベルにある場合、市場は現在非常に活況を呈していると言えるでしょう。

 

ただし、過去の強気相場は、高い価格でコインを購入する投資家が市場に参入することで、実現価格が急上昇していることが、過去の履歴でも伺えるので注意が必要です。

 

また、実現価格が上昇するとMVRV比率バンドも上昇することにも注目。

例えば、2020年後半から2021年前半にかけての強気相場では、実現価格は約6,000ドルから約20,000ドルまで3倍以上に上昇しています。

 

これにより、2.4および3.2のMVRV比率バンドも、現在のレベル(約47,000ドルおよび63,000ドル)とほぼ同じように3倍高くなりました。

 

ビットコインが新たな強気相場に入っている場合、実現価格は今後数四半期および数年で持続的に上昇することがほぼ確実であり、それに伴って2.4および3.2のMVRV比率バンドも高くなる。

 

しかし、相場は生ものであり、どれだけ上昇するかは誰にも確実にはわからないのが実情です。

最近の強気相場のように、現在のレベルに対して3倍高いと仮定すると、2.4のMVRV比率バンドは140,000~150,000ドルの範囲になり、その一方で、3.2のMVRV比率バンドは、約190,000ドルに上昇することになります。

 

これは、ビットコインの価格が今後数年で上限100,000ドル台まで上昇する可能性が十分にあることを示唆しており、その後のラリーが危険なほど過熱すると判断される前に、利益を上げるチャンスがあることを意味しています。

 

ソース:Bitcoin in Early Stages of New Bull Market, Widely Followed Technical Indicator Suggests

まとめ

ビットコインは過去、半減期を迎える前から強気相場に入っていおり、最高値からの下落幅が80%近くまで落ちる事も、過去3回の弱気相場の結果からもわかっています。

 

ただ、現在の強気相場のまま過去最高値を目指すことは、過去のチャートを見る限り考えにくい状況です。

 

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特記事項:この記事は情報提供を目的としており、投資助言を提供するものではありません。

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山下健一代表理事
暗号通貨の思想とブロックチェーンの概念は、金融システムをより安全に低コストで運用できるだけでなく、銀行口座を持たない20億人の生活環境を底上げします。また、寄附や募金へ広く活用されることは、SDGsの達成にも貢献する事でしょう。一人でも多くの方と共に、正しい暗号通貨システムの可能性を学び、実生活や仕事にも取り入れて頂けるよう、当協会はこれからも「暗号通貨技能検定講座」の開催を重ねて参ります。

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・日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー
・東久邇宮記念賞受賞
・東久邇宮文化褒賞受賞
・特許:特開2016-081134号
・特願:2018-028585

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