「暗号通貨=通貨である、便利だ、可能性を感じる」
これが世界のスタンダードであり、日本とは真逆の印象を持つ人々が多いことに注目しました。では何故、この様な事が起こってしまったのでしょうか。その理由は、非常に単純です。それは、「国際的に人間関係を築ける環境下になく、通貨の信用もあったから」です。
通貨の信用と言えば、ドル、ユーロ、円、という世界三大通貨を思い出されるでしょう。
では、ドルやユーロで生活しているアメリカ人やヨーロッパ人も、日本と同様に「よくわからない、怪しい、難しい」という状況だったでしょうか。
答えは、ノーです。
結果、この様な価値観の違いが元となり、国際的な人間関係を築ける環境下に居ないという状況が、暗号通貨に対するイメージを良くない状況に追い込んでいきました。
アメリカもヨーロッパも、海外から出稼ぎで働きにやってくる人々が、日本に比べて圧倒的に多い状況です。今では日本も増加していますが、ビットコインが公開された2009年ごろは、コンビニで外国人が働く状況とは、ほとんど見受けられませんでした。
出稼ぎで働いている方は、稼いだ半分以上のお金を、母国の愛する家族に送金していました。しかし、そこには不条理な問題がありました。
今でこそ、以前よりは問題視されていた事も軽減されてきましたが、当時はそのサービスしかなかったため、比較のしようが無く当然の様に支払っていた手数料がありました。
それが、海外への送金手数料です。