ドルコスト平均法と年金

ドルコスト平均法は年金の様なもの

目次

投資運用は退屈なんです

投資運用とはなんですか?と聞かれたとき、下記のような言葉が出てきたらかなり大きな前進だと言われています。では、その言葉とは何なのでしょうか?

「投資運用は退屈な作業です」

そして、この言葉がドンピシャはまるのが、「ドルコスト平均法」です。おっと!聞きなれない言葉が出てきたと思われた方、もう少しお付き合いください。大事な話は続きます。

「投資運用は退屈な作業です」だけを聞くと、スーパーサイヤ人の様に、やる気はみなぎらないと思います。しかし、ドルコスト平均法は資産形成を進める上では、今も昔も変わらず王道の手法です。

多くの方にこんな質問をしたことがあります。それは、「ドルコスト平均法という言葉を知っていますか?」、「実践されたことはありますか?」、という質問です。

結果、多くの方が「初めて聞きました。」、「それ、何ですか?」、「投資運用はよく分かりませーん」という回答でした。では、私達にとってドルコスト平均法とは、遠い存在なのでしょうか。答えは「No」です。実は、非常に身近な存在だったのです。

ドルコスト平均法を実践していた私達

実は私たち、社会人になり働き出した瞬間からドルコスト平均法を実践しています。ご存知だったでしょうか。これは、サラリーマンでも個人事業主でも同様です。では、私たちはいったい、どんあドルコスト平均法を実践し投資運用を行っているのでしょうか。


答えは「年金」です。

令和3年度(令和3年4月~令和4年3月まで)の国民年金保険料は月額16,610円(国民年金の保険料は、毎年度見直しがおこなわれます)であり、厚生年金の保険料率は18.3%(労使折半)です。

みなさんは、年金をドルコスト平均法の対象として意識された事はあるでしょうか。

「無いっすね!ってか、どういう事っすか?」

100人中99人の回答はこんな感じです。言葉のニュアンスは、ご愛敬です。

筆者自身も生命保険の営業マンとして働いていた過去が無ければ、もしかしたら、お金や年金に対しては、現在の様な意識レベルではなかったかもしれません。

結局、何が言いたいかと言いますと、「どうやら多くの方が年金について理解していないにもかかわらず、毎月16,610円を支払っている!」という現状があるという事です。では、毎月支払っている年金とは何のために支払っているのでしょうか?

ここをじっくりと考えると、年金の本質が見えてきます。

年金給付の現状とは

では、年金給付の現状はどうなっているのでしょう。現在の受給者は4,077万人。なんと日本人口の3人に1人が年金を受け取っています。また、高齢者世帯の平均取得の役7割が年金です。これは、国内総生産(GDP)の約1割に相当します。

どっひゃーーー!的な数字です。

ちなみに、2017年度の年金給付額は55.4兆円。豆腐が目の前に55.4丁あるわけではありません。全く身近に感じられない数字です。ちなみに筆者は、木綿豆腐より絹ごし豆腐が好きです。

今回は、ドルコスト平均法からの年金のお話を少しさせていただきました。年金って、社会人として働き始めたら、強制的に徴収されているのでほとんどの方が、「年金の支払い=ドルコスト平均法」というイメージを抱きにくい様です。

社会人として入社し、毎月の給料が幾らなのかという事には意識が働き、様々な支出を考えながら生活を始めるにもかかわらず、年金につては「支払うもの」という教えの様な教えでない様な、代々引き継がれている価値観で終わらせてしまいます。

どうやら私たちは、考えるチャンスを奪われている様です。

お金の教育は重要です

中小零細および大企業は、入社式の後に社員研修があると思うのですが、その際には是非、「お金の教育」に関する授業を行っていただき、必ず「年金とは」という本質を学ぶことが出来る内容も含めてほしいと願います。っというか、お願いしちゃいます。

ゆいラボは、ドルコスト平均法のみでなく、資産形成に伴う様々な情報を分かりやすく「集合知」の観点で情報をシェアし実践に繋げていきます。

投資運用という、この退屈な作業を一人ではなく多くの仲間と共に進められ、進捗報告や実践したことによる意識の変化などシェアできる場所でもあるのです。

小中高大と学校で「お金の授業」を受ける機会が無かった私たちは、お金について興味はあるのに公の場ではお金の話を避ける傾向にあります。しかしながら、投資運用や資産形成の必要性は感じています。

結果、投資運用や資産形成には「集合知」が欠かせないにもかかわらず、一人で実践してしまいます。そして、勝っても負けても、増えても減っても、多くの方が一人で結果に至ったため、答え合わせができません。

ゆいラボは今月スタートしたばかりです。現在約30名の方が参加されています。まだまだ、自発的に投稿する方は少ない状況ですが、「集合知」を最大限に活用し、皆で資産形成を勧めていく『ゆいま~るLABO』は、これからの新しいサロンの形です。

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山下健一代表理事
暗号通貨の思想とブロックチェーンの概念は、金融システムをより安全に低コストで運用できるだけでなく、銀行口座を持たない20億人の生活環境を底上げします。また、寄附や募金へ広く活用されることは、SDGsの達成にも貢献する事でしょう。一人でも多くの方と共に、正しい暗号通貨システムの可能性を学び、実生活や仕事にも取り入れて頂けるよう、当協会はこれからも「暗号通貨技能検定講座」の開催を重ねて参ります。

【資格・受賞歴】
・日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー
・東久邇宮記念賞受賞
・東久邇宮文化褒賞受賞
・特許:特開2016-081134号
・特願:2018-028585