みなさんが小包を発送したのち、送り先へ伝える情報の一つに「追跡番号」があります。
追跡番号を送り先へ伝えれば、配送業者サイトの検索項目に追跡番号を入力し検索することにより、双方ともに発送した荷物が集配所に届いたのか、車で配送中なのか、配送先が受け取ったのかを確認できます。
この様に、物の流れが分かることを「トレーサビリティー」と言います。
目次
ルイ・ヴィトンも導入を決めたブロックチェーン技術
LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、原材料が調達された国や製造工程などの記録を消費者が追跡でき、製品が本物かどうかも確認できるプラットフォームを導入する。
引用元:WWD Japan
「ルイ・ヴィトン」がブロックチェーン技術を導入 消費者は商品の製造工程や真贋の確認が可能に (2019/05/20)
LVMHとマイクロソフトおよびブロックチェーンソフトウエア技術開発企業のコンセンシス(ConsenSys)は、ブロックチェーンを活用したイーサリアムベースのプラットフォームであるAURA(オーラ)を開発するために提携しました。
これは、消費者である私たちがLVMHの製品に対し、製造工程や販売した場所や中古市場に至るまでの、全ての製品に対する信ぴょう性を証明できるシステムであり、私たちはAURAにアクセスし確認することが可能です。
製造される各製品は、改ざんが不可能な状態で共有の元帳に記録され保管されます。
特に中古市場では、購入時に私たちがブランドのアプリケーションを使用し、すべての製品情報を含む証明書は、AURAシステムで確認できます。
これらの問題解決方法は、製品が本物であるかどうかを、われわれが確認できるという「トレーサビリティー」の提供を可能とします。
結果、私たちは、「製品の素材・製品の製造元・購入時の店舗情報や担当者・製品のアフターサービス・利用が可能な保証サービス」等、さまざまな詳細情報にアクセスできます。
模造品や盗難品の流通も阻止

AURA上では、製品に関する一連の流通経路が把握できるため、正規販売店の店頭へ並んだ時期や購入された時期、リセールにいつ出されたのかなど、さまざまな情報が蓄積されるため、グレーマーケットで購入した製品が中古販売店などで流通するようなことも阻止できます。
最近はメルカリなど、中古販売サイトでの売買が活性化していますが、ブランド品に関しては特に、高額であればあるほど心配と不安が増し、購入をためらう傾向があります。
そうした中、AURAを活用することで、安心して一連の製品情報がいつどこであっても、私たちが確認し安心して購入できるという状況は、私たちの十分な安心感につながるのではと期待されています。
これによりLVMHは近い将来、中古市場で販売されている製品であっても、ルイ・ヴィトンの正規品として認定する方向で検討を進めているようです。
まとめ
ブロックチェーンのメリットが用いられたシステムは、さまざまな分野で「改ざんを無くす」という状況を創り出します。
その結果、「ブロックチェーン技術が組み込まれたシステムでなければ信頼に値しない」という状況が世界的に広がるという状況も予測できます。
ブロックチェーン × 製造 = 安心
今後ますます、ブロックチェーンの開発が各企業で進めば、この様な方程式が一般的になる日は、近いのではないでしょうか。

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【資格・受賞歴】
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・東久邇宮文化褒賞受賞
・特許:特開2016-081134号
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