新紙幣発行の本当の理由とは何かを考えてみた

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はじめまして、当協会代表理事の山下健一@Kenichi_Y)です。

 

この記事では、国がキャッシュレス社会を推進する中で、なぜ新紙幣を発行するのかという理由を考えてみました。

 

その結果、その理由の先には、何か特別な理由があるのだということがわかりました。

 

今回は、新紙幣を発行する事で解決できる問題だけでなく、世界がキャッシュレス社会へ移行することで、ビットコインや暗号通貨がどの様に活用されるかなどにも着目し、詳しくわかりやすく解説していきます。

この記事で学べる3つのこと

  • 新紙幣による経済効果の規模
  • 新紙幣を発行する理由
  • アングラマネーとは何か

目次

新紙幣が起こす経済効果

財務省から、2019年4月9日に新紙幣が発表され3年以上が経過しました。日本は2025年に向けてキャッシュレス化の比率を、「現在の20%から40%へ引き上げる!」という国策にも相当する政策を打ち出しましたが、新紙幣の発表は、その矢先での出来事でした。

 

財務省としては経済効果についての試算は行っていないようですが、財務省の可部理財局長は業界団体「日本自動販売システム機械工業会」の試算を挙げ、需要については、

 

現金自動預払機(ATM)や自動販売機などの改修で、紙幣のデザイン変更への対応で7700億円、500円硬貨への対応で4900億円、合わせて1兆2600億円の需要が見込まれる

と述べています。

 

しかし、2019年度予算案で閣議決定した一般会計の歳出総額は101兆4564億円であり、上記の額は1%にもみたない額です。

 

もちろん、見えないその他の経済効果もあるでしょうが、これが「他の狙い」になることは考えにくいと思います。

新紙幣を発行する理由とは

新紙幣発行の理由の一つとして、「偽造紙幣の急増」が考えられます。

 

1999年は、約4,000枚の偽造紙幣が見つかりましたが、2004年には25,000枚を超える偽造紙幣が確認されました。しかし、新紙幣が発行された2004年以降、偽造紙幣は急激に減少し1999年代近くまで減少しました。

 

次に、紙幣の「ユニバーサルデザイン化」があげられます。ユニバーサルデザインとは、誰もが確認しやすく使いやすいデザインであるということです。例えば、文字の大きさや配置などは、世界的にも重要視されており、見やすく分かりやすくすることがポイントです。

ドル紙幣のデザインの違い

出典:国立印刷局

これは、現金を使用する人々は年齢性別に関係なく、誰もが毎日の様に使っているため、アメリカでは文字が小さかったことで訴訟を起こされたという経緯もあります

 

日本では考えにくい実例ですが、グローバル社会になり海外からの渡航者も増えていることを考慮したデザインの必要性もあるのではないかと考えます。

 

海外では日本以上にキャッシュレス化が進んでいますが、全てクレジットカードやQRコード決済で対応できるかというと、その様な環境が整っていない店舗は沢山あります。

 

その様な事から、現金を使わざるおえない外国人も多く、一目見て幾らだとわかるデザインである事は重要です。

 

しかしながら、キャッシュレスの推進に関わっていた企業や関係者の方は、「キャッシュレス化の時代に、なぜ新紙幣?」と思われた事でしょうが、今回の新紙幣発行がキャッシュレス化促進の起爆剤になる可能性があると、一部の人々は考えているようです。

 

日本では先にも述べたように、偽札による数百万円単位の被害はあまり目にしませんでしたので、新紙幣発行には何かほかに狙いがあるのではないかという見解もありますが、あくまで政府は偽造防止の政策のためだと説明しています。

 

では、「他の狙い!」とは何が考えられるでしょうか?

アングラマネーへの対策

ここまで、新紙幣発行に伴う、現在の状況を見てきましたが、新紙幣を発行する本当の理由は、次のようなな構想があるからではないかと考えています。

 

日本には約30兆~50兆円の課税を逃れている「現金」が存在していると言われており、この通称をアングラマネーと呼ばれています。

 

 

2004年11月1日に、現在の新紙幣が発行された際にも、アングラマネーへの対策も目的の一つではないかと言われていましたが、政府は特にその様な動きをすることはありませんでした。

 

では、新紙幣の発行が何故、アングラマネー対策になるのでしょうか。

 

皆さんが政府から「あなたのお財布の中にある1万円札ですが、新紙幣が発行された日から3年以内に交換もしくは預金しなければ、ただの紙くずになります」と言われた場合を想像してみると気づかれるかと思います。

 

そうです、大半の方がとる行動は、「現在の福沢諭吉さんを渋沢栄一さんへ交換する、もしくは福沢諭吉さんをATMの中に入居してもらう」ことでしょう。もしくは、アングラマネーでヴィトンのバックやロレックスの腕時計を買ったり、高額な絵画や価値のある切手を買うかもしれません。

 

結果、そこには消費税の支払いがもれなくついてきますので、国としても税収が上がるという経済効果も生まれます。

 

この様な事からも、新紙幣発行の裏側には何百億円もしくは何千億円という額のアングラマネー対策という目的が潜んでいるのかもしれません。

まとめ

紙幣や硬貨には、所有者の名前を書く欄はありません。よって、それら現金は数えきれない人の所有物として世間を渡り歩いています。

 

現金は「物」であるにも関わらず、一定の場所にとどまることを知りません。その反面、とどめようと思えばとどめることも安易に可能です。よって、この状況が現在のアングラマネーを生み出しました。

 

その様な中、キャッシュ(現金)をレス(もっと少なく)する事により、お金の所有者を明確化しようとしている政策が、キャッシュレス化です。

 

便利であるという事はその反面、関わっている人や物事の情報は、「すべて監視されている」という事になります。現在のSNSもそれにあたります。

 

では、暗号通貨が便利であると仮定した場合、関わり所有している人や物事の情報は、すべて監視されてしまうのでしょうか。

 

デジタルでありながら現金の性質をもつもの、それが暗号通貨でありビットコインです。どうやら、暗号通貨の本質を知ると、お金の本質が見えてくる様です。

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投稿者プロフィール

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山下健一代表理事
暗号通貨の思想とブロックチェーンの概念は、金融システムをより安全に低コストで運用できるだけでなく、銀行口座を持たない20億人の生活環境を底上げします。また、寄附や募金へ広く活用されることは、SDGsの達成にも貢献する事でしょう。一人でも多くの方と共に、正しい暗号通貨システムの可能性を学び、実生活や仕事にも取り入れて頂けるよう、当協会はこれからも「暗号通貨技能検定講座」の開催を重ねて参ります。

【資格・受賞歴】
・日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー
・東久邇宮記念賞受賞
・東久邇宮文化褒賞受賞
・特許:特開2016-081134号
・特願:2018-028585