ゾンビ飼育員

NOTE|NFTとは子供の発想と才能をデジタルアートを通じて表現できる世界

目次

Zombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)

小学生3年生が夏休みの自由研究でドット絵を作成し、それがNFTとして販売したところ、380万円の価値が付いたとのニュースが話題になりました。

以前紹介紹介した「おかしなクジラたち(Weird Whales)」のニュースは記憶に新しいと思います。

大人が描く繊細な絵を、子供たちに描かせようとしても、上手くは行きません。しかし、子供の自由な発想は、大人が狙ってできるものではありません。言い換えれば、子供が描く絵を大人に描かせようとしても、上手く描けないという事です。

大人も子供も、同じものを見ているのに、なぜ描く絵に大きな違いが生まれるのか、、、不思議です。

今回の主人公である、通称「Zombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)」くんは、おかしなクジラたちを知り、「ママ、これ僕もやってみたい!」と親にお願いします。

では何故、ゾンビ飼育員くんは、ドット絵を描きたいと思えたのでしょうか?

答えは、「親がおかしなクジラたちを知っていた」です。

おかしなクジたちというNFTを知っていた

これは当然の様に思えますが、非常に重要な要素が含まれています。それは、親がNFTに興味を持っており、NFTマーケットプレイスへ出品した事があったという点です。

みなさんは、NFTという言葉を何度も聞いたことがあると思います。そして、数あるマーケットプレイスのサイトも観覧された事でしょう。

それでは、ここで質問です。

みなさんは、NTFマーケットプレイスに作品を出品したことはあるでしょうか?なぜ、この様な質問をしたかと言うと、このニュースにおける重要なポイントがここにあるからです。

0.006ETH(約2,300円)で売りに出した3作品は、最初の1週間は無反応でしたが、ドット絵イラストレーターが購入したことで、ゾンビ飼育員くんの作品は、NFT業界に知れ渡ることになります。

この少年は今まで、お小遣いやお年玉でポケモンカードを買い、友達とカードゲムをして遊んでいた「消費者」でした。1枚目が売れた際の、「すごい、ポケモンカードが何パック買えるんだろう!」という感想が、新鮮です。

このように、誰もが初めは「生産者」ではなく「消費者」です。

では、何がきっかけで消費者から生産者へ移行できたのでしょうか。それは、親が自身でマーケットプレイスに出品した事があり、それがきっかけで、おかしなクジラたちを知った事にあります。

その結果、「この子も興味を持つかな?」と、ドット絵を子供に見せました。

おかしなクジラを描いたベンジャミンくんも今回の主人公であるゾンビ飼育員くんも、同じ子供であり、家庭環境にも大きな違いはありません。きっと日本には、この子たちと同じような家庭環境にある家族は、何百万人と居るでしょう。


では何故、この二人は記事として取り上げられたのでしょうか。それは、先にも書いたように、「親が行動した」という点が重要なポイントだという事です。

NFTマーケットプレイスへの出品

NFTマーケットプレイスへの出品は、アカウントを作成するところから始めても、1時間ほどで作品を出品する事が出来ます(私自身も出品してみましたが、実際に1時間ほどで出品できました)。

出品は、子供がいてもいなくても、家族と暮らしていてもいなくても、パソコンと少しのETHがあれば、誰にでもできる事です。よって、デザインを仕事にされている方なら、既に作品があるため、いつでも出品できるという事です。

作品を楽しんで作り、まずは出品してみましょう。

まず最初は、ゾンビ飼育員くんのように営利目的ではなく、作品を創り出品するまでの過程を「楽しんでみよう」という気持ちで取り組むことが大事です。

大人も時には、楽しそうだなと思った感性に従い行動してみると、今までと違った世界が見えるかもしれません。何故なら、そういった考えを持てるようになると、新しい世界を知ることができ、趣味がいつしか仕事になっていたりするものだからです。

子供が成長する理由は、新しい物事を知り、リスクやリターンなど考えず、行動してみることから成長が始まります。大人も同じです。お金をほとんどかけずに、楽しめる事ってたくさんあります。

今回のドット絵も、スマホやタブレットさえあれば、誰でも描けますし、自分が描かずとも、子供に興味を持ってもらい、楽しそうな子供を見てそれを楽しむという楽しみもあります。

本来は、それが親としての楽しみであり、他人の子供かどうかなど関係なく、相互扶助の観点から見た、「子供の成長を大人たちがサポートする」という楽しみなのだと思います。

皆さんは何をして楽しんでいますか?
それを、誰かに伝えていますか?

是非、皆さんが興味ある事、楽しんでいる事を、NFTという新しく出来た文化を通じて世界に発信してみてはいかがでしょうか。

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山下健一代表理事
暗号通貨の思想とブロックチェーンの概念は、金融システムをより安全に低コストで運用できるだけでなく、銀行口座を持たない20億人の生活環境を底上げします。また、寄附や募金へ広く活用されることは、SDGsの達成にも貢献する事でしょう。一人でも多くの方と共に、正しい暗号通貨システムの可能性を学び、実生活や仕事にも取り入れて頂けるよう、当協会はこれからも「暗号通貨技能検定講座」の開催を重ねて参ります。

【資格・受賞歴】
・日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー
・東久邇宮記念賞受賞
・東久邇宮文化褒賞受賞
・特許:特開2016-081134号
・特願:2018-028585