皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、またまたまたまた新しい“なんちゃらペイ”である、フェイスブックペイが、米国で今週開始へ、という話題を取り上げてみたいと思います。
フェイスブックペイを週内に開始と発表
米フェイスブックは12日、「フェイスブックペイ」を週内に開始すると、自社のNewsroomで発表しました。
まずは、アメリカ国内でスタートさせ、順次対象地域を広げる予定となっています。
簡単にまとめます。
フェイスブックペイは、
- フェイスブック
- メッセンジャー
- インスタグラム
- ワッツアップ
を通じて、決済や送金ができるようになり、アプリを終了することなく、決済を完了することが可能になります。
フェイスブックペイは、主要なクレジットカードとデビットカード、およびペイパルをサポートしており、支払いは、ペイパル、ストライプ等によって処理されます。
リブラ協会を脱退した、ペイパルやストライプのシステムを利用とのこと。
なんだかちょっと皮肉な感じですね。
リブラとの関係
気になるリブラとの関係は、
Facebook Payは既存の金融インフラストラクチャとパートナーシップに基づいて構築されており、Libraネットワークで実行されるCalibraウォレットとは別のものです。
引用元:FACEBOOK Newsroom
Simplifying Payments with Facebook Pay(2019/11/12)
と、わざわざ別物であると、説明されています。
私の見立てとしては、“今のところは別物”と捉えています。
さまざまはしがらみやコンプライアンス的なことや、世間の雰囲気なども考慮して、いずれはリブラネットワークと統合する計画プランを、フェイスブック社も考えているとは思います。
セキュリティ対策
フェイスブックペイは、セキュリティをより強固なものにするため、少なくとも下記のデバイスを利用することができるそうです。
- PINコード
- タッチ(おそらく指紋認証だと思われます。)
- フェイスID認識(顔認証)
最近の顔認証技術はかなり進化しているようです。
本人確認は、仮に本人が、
- お化粧・メイク
- 男性が女装、女性が男装
- 整形
などしても判別できるところまで、進化しているとのことです。
ここだけのお話しです。(某大学教授にお聞きしました。)
最近のパチンコ屋さんでは、顔認証技術を利用して、来店頻度等のデータベースが出来ており、いわゆる“大当たり”をコントロールしている店舗もあるようです。
たとえば、何回来店したら1回、大当たりを出してあげよう、とかコントロールしているってことです。
ちなみに、デバイスの生体情報は、フェイスブックで受信も保存もしないとのことですが、決済方法や日時、決済額などの情報を収集し、ターゲット広告にバッチリ活用するとしています。
まとめ
フェイスブックペイは、フェイスブック社独自のサービスなので、リブラとは“別もの”といえば、その通りですが、今後どのように関連していくのか、また、しないのか気になりますね。
日本でのサービス提供時期は、公式にアナウンスされておりませんが、導入されたら使ってみて、レポートしてみたいと思います!
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