目次
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、新型コロナウイルスで困窮する家庭へ暗号資産(仮想通貨)で寄付を募集~メキシコの取引所Bitso~、という話題を取り上げてみたいと思います。
メキシコの現状
メキシコで、確認されてる情報では47,144人が新型コロナウイルスに感染し、5,045人が不幸にも亡くなっているようです。一方回復者は31,848人とされています。
日本でも段階的に経済を再開させる方針ですが、メキシコも同様で、自動車産業は今月18日から工場を稼働させると発表はされました。
1週間分の食品を提供
メキシコの現地メディア「EL HERALDO DE MEXICO」が報じたところによると、メキシコの仮想通貨取引所であるBitsoは、資金調達サービス(クラウドファンディング)のDonadoraと提携し、新型コロナウイルスで困窮する貧困層の家庭へ食料を調達するための寄付を募りはじめたとのこと。
集めた資金で150ペソ(日本円で約670円)の食料のセットをフードバンクの協力を得て寄付する計画で、4人~6人の家族が1週間生活できるだけの食料になるそうです。
仮想通貨で寄付をするということ
法定通貨でなく、仮想通貨で寄付をするからこそできることがあります。
仮想通貨による寄付は国境がなく、送金先の国のアカウントがなくても世界中の誰もが寄付できるため、資金調達に関しては「非常に効率的な」方法です。
cryptocurrency Walletを介した寄付は非常に簡単、迅速かつ安全であり、トランザクションは数秒で反映されるため、寄付が確実に受け取られるようにする非常に透過的な方法です。
引用元:EL HERALDO DE MEXICO
Abren plataforma de criptomonedas para donar despensas a familias necesitadas(2020/05/16)
まさに引用した通り!
法定通貨で銀行振込なんかしてたら、いつ届くかわかっちゃものではないし、送金手数料もいくらかかるかわかりませんからね。
まとめ
イタリアの赤十字や取引所のパックスフルが、新型コロナウイルス対策に仮想通貨で寄付を募ったことは、以前お伝えさせて頂きました。(参考記事:イタリアの赤十字、コロナウイルス対策でビットコインによる募金を開始、暗号資産(仮想通貨)取引所パックスフルが、アフリカの新型コロナウイルス対策に募金キャンペーンを開始)
いずれも少額ではありますが、私も寄付をさせて頂きました。
ビットコインで寄付をしたので、携帯があればすぐに送れますし、トランザクション(取引履歴)も確認ができます。とても簡単に寄付ができました。
しかし今回は、どうやらBitsoのアプリをダウンロードして登録しないといけないようなんです。
これじゃ、ひと手間もふた手間もかかってしまうので、いけませんね!
なお寄付の締め切りは5月31日までとのこと。
ところで、いくつか新型コロナウイルス対策を仮想通貨で寄付を募るプロジェクトをご紹介させていただいてはいるのですが、日本では今のところ全く聞いたことがありません。
どうしてでしょう?
仮想通貨のイメージアップにもつながると思うし、日本の取引所の方とかいかがでしょう?
やりましょうよ!
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- JCCA 編集部
- JCCA 編集部は、協会主催の様々なイベントや講座、暗号通貨システムやブロックチェーン技術に関する時事ニュースなどを含め、例え話を用い初心者の方にもわかりやすく解説してまいります。/暗号通貨の『普及活動』、それが子供達の笑顔を創造する。
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