皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
台風19号の被害に遭われた方に、お見舞い申し上げます。
私の自宅も直撃致しましたが、大きな被害もなく、事なきを得ました。
さて本日は、フェイスブックのリブラにとって、明日10月14日は命運を握る日になるかもしれない、という話題を取り上げてみたいと思います。
スイスのジュネーブに、リブラ協会のメンバーが集結
The Wall Street Journalが報じたところによると、10月14日にリブラ協会のメンバーが、スイスのジュネーブに集結します。
集結する目的は、
- リブラ協会の憲章を、策定(承認)
- 取締役会の任命
と、されています。
よって明日に、正式なリブラ協会のメンバーが決定され、憲章も承認される可能性が高いです。
現在リブラ協会への参加に際し、締結した契約書には、法的拘束力がないので、メンバーは暫定的・流動的です。
新たな脱退を表明する企業もあるかもしれません。
一方で、1,500の事業体が「リブラ協会への参加に興味を示している」と、リブラ協会の広報責任者が過去に発言しており、リブラのウォレットを開発するカリブラ(Calibra)のデビッド・マーカス(David Marcus)CEOは、数週間以内に協会メンバーの最初の増員を行うことを明らかにしています。
その発表は数週間以内に行うことを自身のTwitterに投稿しています。
リブラの今後の鍵を握るメンバー
リブラのミッションは、公式HPで下記のように謳われています。
Libraのミッションは数十億人のエンパワーメントにつながる、シンプルでグローバルな通貨と金融インフラを提供することです。
通貨のしくみを変える。世界経済を革新する。その結果、世界中の人の生活が向上する。引用元:リブラ公式HP(グーグルによる翻訳のまま)
要するに銀行口座を持たない(持つことができない)人たちにも、現代の金融システムに参加できるようにすることです。
そういった意味で、現在のところ参加を表明している、非営利組織の4団体の動向が重要になるかもしれません。
その4社とは、
- クリエイティブ・ディストラクション・ラボ(Creative Destruction Lab)
- キヴァ・インターナショナル(Kiva International)
- マーシー・コー(Mercy Corps)
- ウィメンズ・ワールド・バンキング(Women’s World Banking=WWB)
です。
特に、ウィメンズ・ワールド・バンキングとマーシー・コーは少し強硬な姿勢を示しており、コインデスクに対し下記のように語っています。
自分たちのミッションにリブラが役立たない場合には、留まることはないとCoinDeskに語った。
引用元:コインデスクジャパン
Facebook「リブラ」はクレイジーでない:非営利団体幹部(2019/10/13)
まとめ
明日から、今後数週間以内でリブラ協会のメンバーや、今後の方針などが明確になってくるかと思います。
注目すべき新しい情報がありましたら、随時ご報告させていただきますので、当協会のHPをご確認くださいませ!
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投稿者プロフィール
- JCCA 編集部は、協会主催の様々なイベントや講座、暗号通貨システムやブロックチェーン技術に関する時事ニュースなどを含め、例え話を用い初心者の方にもわかりやすく解説してまいります。/暗号通貨の『普及活動』、それが子供達の笑顔を創造する。
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