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000ブロックチェーンで「プラスチックごみ」の問題解決へ

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

いよいよ今週末から、暗号通貨技能検定【初級編】が全国を巡る旅が始まります。

まだ若干数ですが、お席に余裕がある都道府県もございますので、ぜひこの機会に受講を検討してみてくださいませ。

さて本日は、「ブロックチェーンで“プラスチックごみ”の問題解決へ」という話題を、SDGs(持続可能な開発目標)との関係を考えながら、取り上げてみたいと思います。

プラスチックごみで、リサイクル衣料を製造

オランダのリサイクル衣類製造会社である「Waste2Wear」は、フランスはパリで開催された「PremièreVision」で、ブロックチェーン上でリサイクル素材の情報を追跡することができる”世界初のリサイクル衣類コレクション”を発表しました。

このリサイクル衣類は、海に捨てられたプラスチック製品をリサイクルして製造した繊維から作られており、「プラスチックを回収した漁師の情報」から「完成品」に到るまでのあらゆる情報がブロックチェーン上に記録されているため、企業は顧客に完全な透明性を提供することができると説明されています。

引用元:BITTIMES
ブロックチェーンで「プラスチックごみ」の問題解決|リサイクル衣類製造会社:Waste2Wear(2019/09/18)

プラスチックごみは、中国・上海付近にある小さな島の沿岸地域から収集されており、職を失った漁師の人々に職を与え、収入を得ることができるようにしているようです。

現在では、なんと毎週3トン以上の廃棄物が海から収集されているとのことです。

SDGs(持続可能な開発目標)達成にも貢献

この企業のプロジェクトは、SDGs(持続可能な開発目標)達成にも大きく貢献しているように思います。

具体的には、SDGsの17の目標の中で、

上記の目標に対して、具体的な施策となっていると思います。

また、昨今では“SDGsウォッシュ”という言葉があるように、実態が伴っていないのに、うわべだけSDGsに対応しているように見せかけて、自社のPRに使用するケースも増えています。

このプロジェクトは、「プラスチックを回収した漁師の情報」から「完成品」に到るまでのあらゆる情報がブロックチェーン上に記録されているため、嘘や改ざんがなく、透明性も高いので、SDGsウォッシュとは無縁ではないでしょうか。

SDGsに真剣に取り組んでいる企業にとっても、それを証明するために、ブロックチェーンを活用することが、今後ますます増えてくるものと予想できます。

まとめ

SDGs(持続可能な開発目標)という言葉を聞いたことがある人も、最近は多くなってきているかと思います。

ただ、具体的に何をしたらよいかわからない。

という人も実際には多いようです。

SDGsの理解を深め、実際に行動するためのヒントとして、「SDGsカードゲーム」というものがあります。

SDGsという名前しか聞いたことがない人でも、楽しくカードゲームをしながら学べる良い機会です。

2019年9月26日(木)18:30~21:00に、当協会の代表理事である山下健一をファシリテーターに迎え、大阪で「2030SDGsカードゲームワークショップ」が開催されます。

SDGs達成に向け、ブロックチェーンの活用がいかに有効な手段となりうるかが、理解できると思います。

残席わずかですので、ぜひこの機会に体験してみてくださいね!

申込みと詳細の確認は下記をクリック
2030SDGsカードゲームワークショップ(大阪開催)

記事の理解を深める初級検定講座の詳細はこちら>>

投稿者プロフィール

JCCA 編集部スタッフ
JCCA 編集部は、協会主催の様々なイベントや講座、暗号通貨システムやブロックチェーン技術に関する時事ニュースなどを含め、例え話を用い初心者の方にもわかりやすく解説してまいります。/暗号通貨の『普及活動』、それが子供達の笑顔を創造する。
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