サイトアイコン (一社)日本クリプトコイン協会

ブロックチェーンで人がつながる世界

ブロックチェーンと人間

暗号資産が創造する未来

 シリーズ「小論文文集」第23回目:川島裕二(平成29年7月執筆)をお届けいたします。

 この小論文文集は現在、Amazon Kindleでも購入が可能ですが、一人でも多くの方にお読みいただきたいと考え、無料公開する運びとなりました。

 受講生の皆様が書いたこの小論文には、たくさんの未来が詰まっています。
 この小論文に書かれたことが、今後の未来で実現できれば、どの様な笑顔が創造されるのでしょうか?

 すてきな未来を想像し、お読みいただけたら幸いです。

仮想通貨の軌跡をたどる

仮想通貨は平成29年に入ってから過去最高に活発に送受信されるようになった。

これまでの軌跡をたどると、まるで複利の曲線のように最初はゆっくりで、後のほうになると一気に上昇するようなイメージで仮想通貨という言葉と共に趨勢してきた。

ビットコインの価格も複利曲線のように上がってきている。

仮想通貨という言葉は資金決済法により登場したので、それまでは暗号通貨が正しい言葉という認識があったのが法律により仮想通貨という言葉が認められた形になった。少しずつ仮想通貨そのものが認められるようになってきている。

安全はより深いレベルで守られる

ブロックチェーンはトランザクション処理をより早くする必要があるとはいえ、その不可逆性の性質により改ざんされにくく、安全はより深いレベルで守られるので人々はより安心してビットコインを使う事ができる。

ここで、仮想通貨が創造する未来について、法定通貨との融合がますます進み、 IOTやAIと言った最新技術とも融合し、住民票や印鑑証明書、契約書、カルテ、年金手帳、健康保険証、運転免許証、自動車、お家などといった日常生活にも深く関わりを持つようになる。

今の職業の半分ぐらいはAIなどが担うようになると人々は仕事を奪われるのではなく、その分時間が空いたと考えられた人から次々に家族や恋人、仲間と過ごす「時間」が増えると考えられる。

人がつながり孤独がなくなる

最終的には人もブロックチェーンでつながり、孤独がなくなると考える。

情報は全員で共有し、例えば地震予知技術も相まって、緊急事態や非常事態のときに情報を共有し、あそこに配給があるとか、仮設トイレや仮設のお風呂、より安全な場所の情報を一日でも早い復興に向けて、仮想通貨の技術は日常生活から緊急事態や非常事態の全ての場面で役立つものになるだろう。 救急車や消防車、物質搬入車両などの侵入もよりスムーズになる。

仮想通貨とブロックチェーンは切っても切れない関係にある。

ブロックチェーン技術は日本銀行や政府も注目しており、国や自治体の運営をよりスムーズなものにするだけのパワーがある。

そして、ビットコイン以外のコインも趨勢してきている。代表的なものはイーサリアムとリップルコインである。この2つのコインもビットコインの進化とともにより使われるようになる。

まとめ

仮想通貨の未来はとても明るく、法整備や技術整備、テレビ放送、暗号通貨技能検定保有者などによって一般の人々に少しずつ浸透し、全世界の人々が仮想通貨で決済する日常が容易に想像できる。

それには人々に正しい情報を常にアドバイスし、日進月歩で目まぐるしく動く仮想通貨を取り巻く環境に暗号通貨技能検定保有者が真摯な気持ちで伝える事が大切だ。

最後に、仮想通貨が創造する未来はとても明るく、法定通貨を使わない日が来る事は通過点として、人々がより安全でより安心できる日々が訪れるだろう。

川島裕二(平成29年7月執筆)

特記事項:記事として掲載する構成上、原文内容を一部更新しております。

免責事項:シリーズ「小論文文集」に掲載される論文は、その正確性や完全性を当協会や執筆者が保証するものではありません。また、論文中の過去の実績に関する数値、図表、見解や予測などを含むいかなる内容も将来の実装や実現をお約束するものではありません。

暗号通貨技能検定(初級編)は、ブロックチェーンに精通した業務を行っているプログラマーやエンジニアの方々からも支持されている検定資格です。なぜなら、難しく分かりにくい技術用語や単語を明確に理解し、「どの様な例え話を用い、他者へ伝えることができるのか!?」を知れる、日本で唯一の検定講座だからです。

講座は「お金について」を含め、1から重要な項目を前編後編合わせて3.5時間の中で、しっかりと学ぶことが出来る内容になっていますので、「興味はあるけれど講座についていけるのか、少し心配」という方であっても、安心して受講いただけます。

日々の生活や仕事はもちろん、ビジネスや新たなチャレンジにも役立つ資格であるため、他の受講生の皆様とともに、しっかりと仮想通貨システムおよびブロックチェーンの理解を深めていただけたら幸いです。

受講で得られる『7+3の学びと活動』
  • 学び①:お金の本質、仮想通貨システムの本質
  • 学び②:ブロックチェーンの活用事例
  • 学び③:キャッシュレス化の現状と未来
  • 学び④:フィンテックの可能性
  • 学び⑤:情報共有(分散型台帳技術)の重要性
  • 学び⑥:企業ではなく「あなた」が活躍する時代
  • 学び⑦:ブロックチェーンが創造する未来
  • 活動①:伝え方のスキルアップとコミュニケーション能力を向上する
  • 活動②:SDGsの達成に向けた仮想通貨システムの活用を伝える
  • 活動③:公認暗号通貨技能アドバイザーとして各地で講座を開催する

本質を学び活かすことができる、暗号通貨技能検定(初級編)とは!?
↓↓↓

投稿者プロフィール

JCCA 編集部スタッフ
JCCA 編集部は、協会主催の様々なイベントや講座、暗号通貨システムやブロックチェーン技術に関する時事ニュースなどを含め、例え話を用い初心者の方にもわかりやすく解説してまいります。/暗号通貨の『普及活動』、それが子供達の笑顔を創造する。
モバイルバージョンを終了