暗号資産が創造する未来
シリーズ「小論文文集」第21回目:窪田正二(平成29年11月執筆)をお届けいたします。
この小論文文集は現在、Amazon Kindleでも購入が可能ですが、一人でも多くの方にお読みいただきたいと考え、無料公開する運びとなりました。
受講生の皆様が書いたこの小論文には、たくさんの未来が詰まっています。
この小論文に書かれたことが、今後の未来で実現できれば、どの様な笑顔が創造されるのでしょうか?
すてきな未来を想像し、お読みいただけたら幸いです。
誰もが注目している仮想通貨
「仮想通貨」、この四文字を目にしない日がなくなっているように、その注目度は老若男女、あらゆる階層で高まっている。
「仮想通貨詐欺」というものが横行するのも、反面は誰もが注目しているからこそ出現しているもの。ある面、時代のトレンドと言っても過言ではない。
だがしかし、いやそれだからこそ、「仮想通貨とはいったい何なのか」を自分自身、自分が信じられる物として、確固たる知識を持ってこそ語れるものだと考え、今回、初級、上級と講義を受け、独学では及ばない知識、マインドを身につけられたことは大変有意義であった。
これを受け、仮想通貨の将来像を語る機会が与えられたため、ここに一考察する。
通貨なのか、投機対象なのか
まず、「仮想通貨」は「通貨なのか、単なるFXのような投資なのか?」、考察するに、投資対象と考えられているうちは「仮想通貨(以下、新通貨)の未来はない」と言い切っておく。
確かに相場という概念がある限り、投資の対象であることは否定しない、では円ドルなどのいわゆる「(銀行などが取り扱う)外貨預金」は「投資」なのかといえば、銀行などの言い分はあくまでも「低金利時代における金利の補填」である。
そもそも通貨は、国を跨いで流通させることによってその価値が変動する、いわゆる「国と国の力関係を表す比較値」であり、仮想通貨とは大前提が異なる。
既存の「通貨」の欠点を補完または凌駕する
ではなぜ「通貨」という名称が付されたのか?それは前記のような通貨における欠点を補完または凌駕することでの価値を見いだすのではないかと期待できる。
米ドル、日本円、ユーロなどの通貨に取って代わることはないだろうが、「決済手段」としての側面では、圧倒的に仮想通貨が優位であり、期待度は高い。
キャッシュレス時代が到来した今、世界中いつでもどこでも、交換レートを気にしない単一通貨としての存在意義を考えれば、仮想通貨が「通貨」として広く認識・利用され、「所詮は相場もの、流行りもの」と揶揄されることもなく、現行通貨の補完ではなく、また、中央銀行などが存在しない「節約省力型」の利用価値を利用し「共存」するはずである、いや、させるべきである。
時代の進歩には相応の壁や負担があることは避けて通れない世界ではあるが、純粋の投資における税制(苦労せずに儲けた金には高税率)の見直しを含め、今こそ「仮想通貨」を「新通貨」として別の次元に移行することこそ重要と確信する。
まとめ
よって、今後世界中に広めなくてはならない要因として銀行口座を持てない国々の人も携帯電話は持っている、中央の介入しない仮想通貨はこんな人びとにも大きな恩恵があり金融取引を可能にし世界中のどこからでも送金が出来、世界中のどこにいても受け取ることが出来る通貨である。
であるからこそ、今回の資格を活かし、新たな通貨の未来に寄与できるよう、貢献できれば幸いである。
窪田正二(平成29年11月執筆)
特記事項:記事として掲載する構成上、原文内容を一部更新しております。
免責事項:シリーズ「小論文文集」に掲載される論文は、その正確性や完全性を当協会や執筆者が保証するものではありません。また、論文中の過去の実績に関する数値、図表、見解や予測などを含むいかなる内容も将来の実装や実現をお約束するものではありません。
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日々の生活や仕事はもちろん、ビジネスや新たなチャレンジにも役立つ資格であるため、他の受講生の皆様とともに、しっかりと仮想通貨システムおよびブロックチェーンの理解を深めていただけたら幸いです。
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投稿者プロフィール
- JCCA 編集部は、協会主催の様々なイベントや講座、暗号通貨システムやブロックチェーン技術に関する時事ニュースなどを含め、例え話を用い初心者の方にもわかりやすく解説してまいります。/暗号通貨の『普及活動』、それが子供達の笑顔を創造する。
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