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SDGs×ブロックチェーン|なぜ私は、SDGsを掲げるのか


最近、よく目にするようになった『SDGs』
私がこの言葉を初めて知ったのは、2017年10月のことでした。きっかけは、旅先のベッドの上で観た、一本のドキュメンタリーです。
環境フェスタのボランティア。音楽フェスの主宰。カンボジアへ贈った井戸。そして、2012年に出逢ったビットコイン。
一見バラバラに見えるこれらの経験は、私の中で一本の線につながっています。
この記事では、なぜ暗号資産の協会がSDGsを掲げるのかを、私自身の歩みとともにお話しします。

この記事の目次

  1. きっかけは、旅先で観た一本のドキュメンタリー
  2. SDGs(持続可能な開発目標)とは
  3. 環境保全に対し、考え、行動してみたい
  4. 音楽フェス「アースライブ」の主宰
  5. セヴァーン・スズキ:リオでの伝説のスピーチ
  6. グレタ・トゥーンベリ:COP24でのスピーチ
  7. SDGs × Blockchain × Action
  8. 暗号資産の本当の意味とは
  9. まとめ ―― 地球上の誰一人として取り残さない

きっかけは、旅先で観た一本のドキュメンタリー

熱を出した旅先で観た「健康って何?」

初めてSDGs(エスディージーズ)という言葉を聞き、調べたのは2017年10月のことでした。
妻と海外へ行っていたときのことです。現地で熱を出してしまい、私は病院へ行きました。どうやら、少し疲れがたまっていたようです。
その後は外を出歩くこともできず、部屋にこもる時間が続きました。そこでNetflixを開き、「健康って何?(What The Health)」というドキュメンタリーを観ることにしました。
環境汚染や人体汚染は、元々関心のあったテーマです。ですから、すでに知っている内容も多くありました。
それでも、久しぶりにじっくりと考えるきっかけをくれた一本でした。この映画には賛否両論がありますが、観る価値は十分にあると私は思います。

肉を抜く生活と、屋根の上の太陽光パネル

ちょうど熱があり食欲も無かったので、「家畜牛肉を食べない生活をする人が増えれば、地球温暖化を軽減できる」ということを知った私は、この際なので肉抜きの生活(魚は食べるので、いわば江戸時代の食生活)をしてみようと決心し、妻と共にスタートしました。
また、私も妻も、環境問題に関心がありましたので、「この際だから太陽光パネルを屋根に設置しよう」と思い立ち、250万円ほどかけて、持ち家の屋根に設置しました。
その後は、「環境フェスタin交野」の実行委員として、ボランティア活動を行いました。
さらに「アースライブ」という音楽フェスを主宰し、カンボジアへ井戸を贈る活動にもつながっていきます。
こうした経験があったからこそ、SDGsに意識が向くのは、私にとって自然な出来事だったのだと感じています。

SDGs(持続可能な開発目標)とは

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
引用元:外務省

SDGsとは、Sustainable Development Goals の略です。
日本語にすると、「持続可能な開発目標」となります。

MDGsからSDGsへ

SDGsが生まれた背景には、「MDGs(エムディージーズ/ミレニアム開発目標)」という前身の目標がありました。
このMDGsが2015年に達成期限を迎えたため、これに代わる新たな世界の目標として定められたのが、SDGsです。
MDGsは、先進国による途上国支援を目標とした内容でした。

ゴール1:極度の貧困と飢餓の撲滅
ゴール2:初等教育の完全普及の達成
ゴール3:ジェンダー平等推進と女性の地位向上
ゴール4:乳幼児死亡率の削減
ゴール5:妊産婦の健康の改善
ゴール6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
ゴール7:環境の持続可能性確保
ゴール8:開発のためのグローバルなパートナーシップの推進
引用元:外務省

しかしながら、これらの問題のいくつかは、先進国自体が引き起こしているものでした。
途上国の人々はその点に憤りを感じており、MDGsに対して批判的な方々も少なくはありませんでした。
そのような中で掲げられたのが、「地球上の誰一人として取り残さない」という言葉です。この、行動につながる意識のもとに制定されたのが、SDGsでした。

SDGs 17のゴール

実際に、どのような目標が掲げられているのかを見てみましょう。
専門的な言葉に見えるかもしれません。けれども一つひとつは、私たちの毎日の暮らしと地続きのテーマばかりです。

  1. 貧困をなくそう
  2. 飢餓をゼロに
  3. すべての人に健康と福祉を
  4. 質の高い教育をみんなに
  5. ジェンダー平等を実現しよう
  6. 安全な水とトイレを世界中に
  7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  8. 働きがいも 経済成長も
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  10. 人や国の不平等をなくそう
  11. 住み続けられるまちづくりを
  12. つくる責任 つかう責任
  13. 気候変動に具体的な対策を
  14. 海の豊かさを守ろう
  15. 陸の豊かさも守ろう
  16. 平和と公正をすべての人に
  17. パートナーシップで目標を達成しよう

目標年である2030年まで、残された時間は多くありません。
だからこそ、「知っている」から「やってみる」への一歩が、いま問われているのだと感じています。

環境保全に対し、考え、行動してみたい

子どもの寝顔から始まった、ひとつの問い

私が環境保全に関心を持ち、行動しだしたのは2007年の頃でした。
次男が生まれて半年ほどたった、ある日のことです。ベビーベッドで寝ている子どもの顔を見ていて、私はふと思ってしまいました。

「この子たちの20年後、30年後って、地球環境は大丈夫なのだろうか?」

すると不思議なもので、その日の郵便ポストに交野市の広報が投函されていました。
開いてみると、そこには「環境フェスタin交野」の実行委員募集のお知らせが掲載されていたのです。
「まずは、やってみよう」。そう決めてから、ボランティアで実行委員として参加する日々が、約5年間続きました。

初めての参加となった2008年 環境と健康の両面から考える環境フェスタ
自身でブースも出展しました 様々な年齢層の方々が参加されていました

ボランティア活動の必要性。そして、そこで学べた沢山の出会い。
この経験が、今までになかった私を創造してくれたように感じています。

音楽フェス「アースライブ」の主宰

環境フェスタin交野では、様々なことを学びました。
そして次第に、「次に私ができることは何だろうか」と考えるようになります。その答えとして行動したことが、2008年10月に開催した「アースライブ」という音楽フェスでした。
日本で音楽フェスが盛り上がりだした時期でもありました。とはいえ、私にとってはすべてが初めての事ばかりです。
それでも、賛同いただける方々の知恵と経験と行動力のおかげで、無事にフェスを開催することができました。そして、カンボジアに井戸を贈ることができたのです。

100名近い方にお越しいただき、アースライブは幕を閉じました

そのような中で出逢ったのが、一人の少女が地球の未来を語る映像でした。

セヴァーン・スズキ:リオでの伝説のスピーチ

1992年、ブラジルのリオデジャネイロで地球サミット(国連環境開発会議)が開催されました。
その壇上に立ったのは、当時12歳の少女、セヴァーン・スズキさんです。彼女は世界中の大人たちに向けて、静かに、そして強く語りかけました。

このスピーチは衝撃でした。
そして、大人であればあるほど心を打たれ、より考えさせられる内容であると感じます。
人は、特に大人たちは、子どもに対して「正しいことをしなさい」と伝えます。
けれども、正しいことを伝えたその大人たちの中で、それを実行している人はどれだけいるでしょうか
私自身も、ふと考えたときには、今の自分自身を振り返らされます。
そして、このようなスピーチを見るたびに思い出すのです。環境フェスタin交野でボランティアスタッフをしていた時代を。アースライブでカンボジアに井戸を贈った時代を。

グレタ・トゥーンベリ:COP24でのスピーチ

1992年に12歳のセヴァーン・スズキさんが環境破壊を訴えた、伝説のスピーチ。あれから26年の時が経ちました。
2018年12月、ポーランドのカトヴィツェでCOP24(気候変動枠組条約第24回締約国会議)が開催されます。この場で、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさん(当時15歳)が、気候変動の危機を世界に訴えました。
この26年間で、セヴァーン・スズキさんが訴えた環境破壊は、残念ながら進行し続けました。
グレタ・トゥーンベリさんが訴えた内容や、学校を休んでの抗議活動については、日本では否定的な書き込みを含め賛否両論があります。けれども世界的に見れば、非常に大きな反響を呼びました。
SDGsの基本理念とは、このような子どもたちの想いを、私たち大人が受け取ることなのだと思います。
そして先進国や発展途上国の違いに関係なく、すべての大人たちが子どもたちの未来のために成し遂げる「Action」なのだと感じています。

SDGs × Blockchain × Action

このような経験をしてきた過程で、私は2012年10月にビットコインと出逢いました。
ビットコインの論文を読み、ブロックチェーンとDLT(分散型台帳技術)が創造する未来に、私は『平等な世界』を感じました。

「世界中の人々が、同じ情報を持てば、貧富の差は無くなっていくのではないか!?」

そう感じたからです。

ビットコインのネットワークが教えてくれること

ビットコインのネットワークでは、世界中のフルノードが、まったく同じ台帳の情報を共有しています。ノードの間に、上下も格差もありません。
そして、なんらかの事情でネットワークから一時的に離れてしまったノードも、心配はいりません。再び接続すれば、離れていた期間の情報を無料で受け取り、他のノードと同じ状態に戻ることができます。
この「在り方」が、もし人間の社会でも当たり前になったとしたら。
一度つまずいた人も、出遅れた人も、また同じ場所に戻ってこられる。私は、そんな社会のほうが、人はずっと豊かな気持ちで日々を過ごせるのではないかと考えています。

検定講座でお伝えしていること

暗号通貨技能検定(初級編)では、「そもそも、お金って何なの?」という本質からお伝えしています。
そして、ビットコイン、ブロックチェーン、DLT(分散型台帳技術)を、例え話を用いて分かりやすくお話しします。
そこで大切にしているのが、「皆さんが伝えたい周りの方に、分かりやすく説明できるようになる」ことです。このことは、受講いただいた方であれば、お分かりいただける大切なポイントだと思います。
私は講座の中で、こうお話しします。

「なぜ、ビットコインは思想であり、ブロックチェーンは人生であり、暗号通貨は愛そのものであるのか」

そうお伝えするのは、これまでにお話ししたような経験と、ビットコインというシステムの在り方が、完全にリンクしたからです。

暗号資産の本当の意味とは

「投資対象」は、ほんの一部分にすぎない

日本では、法律上の名称が「仮想通貨」から「暗号資産」へと変更されました。
しかしながら、ビットコインやイーサリアムを「投資対象の案件」のように捉えている方が、まだまだ多い状況です。
けれども「投資対象の案件」という捉え方は、ビットコインやイーサリアムにとっては、ほんの一部分に過ぎません
【補足】名称変更のいきさつ
G20はビットコインなどを「暗号資産(Crypto-assets)」と呼ぶこととし、その捉え方を統一するために議論を進めました。日本もこれを受けて名称の変更を決定し、改正資金決済法などの施行により、2020年5月1日から法令上の呼称が正式に「暗号資産」となっています。

「資産」とは、生きるものすべてである

私自身は、仮想通貨という名称に違和感を感じていました。そして暗号資産という名称には、より違和感を感じていたのです。
しかしながら、ある捉え方をしたときに、その違和感は消えていきました。
それは、暗号資産の「資産」とは、お金ではなく「生きるものすべて」が資産であるという考え方です。
資産を「人や動物や植物」と捉えてみてください。
すると、ビットコインやイーサリアムは「世界中の人々の未来をより良くするためのプロジェクトである!」という観点を持つことができます。
この捉え方をすることで、「資産」という言葉は、仮想通貨という名称よりも格段に意味のある言葉になる。私は、そう考えるようになりました。
これは私個人の考えです。けれども、こういう捉え方をされる大人の方が増えれば、未来ある子ども達も、こう感じてくれるのではないでしょうか。

「ママのような、パパのような、おじさんのような、おばさんのような、そんな大人になりたい!」

まとめ ―― 地球上の誰一人として取り残さない

一本のドキュメンタリー。子どもの寝顔。環境フェスタ。カンボジアの井戸。そして、ビットコイン。
振り返れば、すべては「この子たちの未来は大丈夫だろうか」という、たった一つの問いからつながっていました。
そして、一般社団法人日本クリプトコイン協会は、日本の暗号資産(暗号通貨)業界では初めてとなる「ブロックチェーンから考え行動する、SDGsへの取り組み」を掲げます!

17項目の中には、暗号通貨技能検定を受講した会員の皆様と、これから受講いただく皆様だからこそできる事があります。
それを共に考え、分かち合っていきたいと思います。
「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」
このSDGsの国際目標へ向けて、一緒に行動してまいりましょう。

「そもそも、お金って何なの?」から学びませんか

価格予想ではなく、ビットコインとブロックチェーンの本質を、例え話で分かりやすくお伝えしています。
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投稿者プロフィール

山下健一代表理事
暗号通貨の思想とブロックチェーンの概念は、金融システムをより安全に低コストで運用できるだけでなく、銀行口座を持たない20億人の生活環境を底上げします。また、寄附や募金へ広く活用されることは、SDGsの達成にも貢献する事でしょう。一人でも多くの方と共に、正しい暗号通貨システムの可能性を学び、実生活や仕事にも取り入れて頂けるよう、当協会はこれからも「暗号通貨技能検定講座」の開催を重ねて参ります。

【資格・受賞歴】
・日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー
・東久邇宮記念賞受賞
・東久邇宮文化褒賞受賞
・特許:特開2016-081134号
・特願:2018-028585
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