冒頭のAIや量子コンピュータで述べたように、ブロックチェーンと聞いても現時点で生活への重要さには直結しない方も少なくないのではないでしょうか。
または、ビットコインをはじめとする暗号通貨に使われていると聞くと投資家が勉強する分野だと考えられるかもしれません。
それは間違いではありません。
日本人に知名度が上がった2017年に30兆円だった暗号通貨市場の時価総額は今年300兆円を超えました。
日本のGDPは約550兆円、アップルの時価総額は280兆円、トヨタは32兆円です。
いまや暗号通貨市場は、規模の目安で比較すると、有名企業の時価総額をも超えました。
もちろん、時価総額だけで判断するものでもありませんが、投資の対象として世界の注目を集めているのは事実です。
その根幹技術であるブロックチェーンにも注目が集まります。呼び名も価値記録から仮想通貨、そして今は暗号資産。名は体を表すと言いますが、仮想とか暗号とかの文字が先に目に入るのは私だけでしょうか(笑)
投資対象として、お金として、お金以外の世の仕組みを変革させる技術として、常に相手目線で応じることのできる知識と意識が必要だと感じました。