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暗号通貨で資産形成の為の資産運用を進める5つの方法とは

ワールドビジネスサテライトの放映中に紹介された、ビットコインの過去最高値更新のニュース。2021年10月20日、日本時間22時の出来事でした。

この要因は、米証券取引委員会(SEC)でビットコインETFが承認を得たからであり、今後は多くの投資家がより安心して、ビットコインと関われる環境が整いました。

それでは今後、投資家と呼ばれる人たち以外が、ビットコインをリスクヘッジの資産と捉え、ポートフォリオに加えるには、どうすれば良いのでしょうか。


そこで今回は、ビットコインが最高値を更新したからこそ、本質の理解を深める為の機会として、コラムをお届けしたいと思います。

目次

ビットコインとの出会いは800円の時

私が初めて、ビットコインを購入したのは、2012年の10月。まだ、外資系生命保険の営業マンだった時期です。資産形成の勉強会をお客様向けに開催し、そこへお招きした講師の方から聞いたのが、初めての「ビットコイン」でした。

800円の時に小額を購入し、5千円ほどの価格の時に30万円ほど追加購入しました。当初は、ビットコインを紹介していただいた方も、個人間送金が直接行えることや、今価値が上がってきているということ以外、ビットコインについては詳しくありません。誰も私には詳しくは教えられない環境に今と言う状況でした。しかし、そんな状況であったとしても、私が良かったと思えた事は、「ちゃんと調べてみたい」と言う気持ちになれたことでした。


その後は大変でした。ブログやFacebookやTwitterなどでは、日本語で紹介されている内容はほぼなかったため、翻訳性能の低かったGoogle翻訳を駆使して、「ビットコインってなんだ?」という事を調べました。

そんな中、まず行きついたのが、下記の動画「Waht is Bitcoin」でした。

ビットコインが注目された理由

昔も今も、ビットコインと言えば「幾ら?」という様に、価格に注目が集まりがちです。しかしながら、先の動画でも気づかれた方がおられると思いますが、ビットコインの説明動画として、価格が上がった下がったという内容は一切でてきません。何故なら、そこにはビットコインの本質が無いためです。

しかし、価格に注目が集まり、『ビットコイン』というキーワードを知ることになった方は数多くいます。むしろ、ビットコインシステムの仕組みや送金手段としての可能性よりも、「価値が上昇し、他の人が知らない情報だから購入したい」という価値観を持たれた方の方が多いと思います。

大切なのは、「どの入り口からビットコインと言う存在を知ったにせよ、その物の本質を知るための学びは重要である」という事です。

例えば株式投資。アメリカのテスラ社の株を買う理由は様々でしょう。ガソリン車では二酸化炭素の排出が懸念される。今後は、地球温暖化が意識される時代になるため電気自動に注目が集まるだろう。だから、テスラ社の株を購入し、テスラ社の株の価値が少しでも上がれば、それが社会貢献にもなる。これが、テスラ社の株を買うという本質的な理解と行動です。

ビットコインも同様に、話題になっている本質的な理由を理解する事で、ビットコインを保有すれば、短期的な価格変動に一喜一憂する事なく、長期目線でビットコインと向き合い、未来をイメージできるようになります。

暗号通貨で資産形成を目指す5つの方法

暗号通貨で資産形成を目指すには、大きく分けると下記の5つに分類されます。

  1. 一定資金で一括購入する資産形成
  2. ドルコスト平均法で購入する資産形成
  3. トレーディングで資産形成
  4. レンディングで資産形成
  5. 暗号通貨関連事業を立ち上げ資産形成


当協会のオンラインサロンである『ゆいまーるLABO』では、会員の皆さんと一緒にドルコスト平均法を用いたビットコインでの資産形成も進めています。

オンラインサロンの良いところは、同じ意識を持った人たちが集まる場であり、そこでは気兼ねなくお金の教養の話や、暗号通貨の未来などについて、話すことができます。

日本では、お金の教養が学べる場が少なく、その様な状態で投資運用を始める方が後を絶ちません。その結果、一人で投資対象を選び、一人で一喜一憂し、一人で勝敗を判断し、誰のアドバイスを受けることなく、次へ進んでしまう・結果、十分なっ検証ができず、ビギナーズラックで得た利益などは、一瞬で無くなってしまいます。

また、自己責任の原則を理解できていない場合、インフルエンサーの言う事を鵜呑みにしてしまい、「勝てば自分のおかげ、負ければ情報提供者のせい」という価値観で、投資運用を進めていきがちです。

自己責任原則:投資判断を誤り損失を被ったとしても、それは全て自らが負担するという原則のことです。常にリスクの伴うトレードにおいても、そのリスクを十分理解したうえで、調査・検討し、自らの責任の下で投資を行わなければならない。

余剰資金で一括購入する資産形成

これは、株式で言えばIPO、暗号通貨ではICOなど、これから世に出る事で話題となり、まだ価格が安価なうちにまとまった金額で購入します。まとまった金額とは人それぞれですが、重要なことは生活費を使ったり消費者金融で借金をし、そのお金を暗号通貨の購入に充てたりしない事です。


私たちは、日常生活を安心安全に過ごすことと、健康が第一です。その上で、お金や暗号通貨の教養をしっかりと学び、暗号通貨を投資運用先として活用したいものです。

ドルコスト平均法で購入する資産形成

ドルコスト平均法とは、毎週毎月、決まった金額で暗号通貨を購入していくという方法です。

オンラインサロンでは、「チョビコスな部屋」というチャンネルがあり、メンバーが毎週、ビットコインを購入したら、チャンネル内に投稿するという楽しいルールがあります。チョビコスという名称は、メンバーの方の発案であり「チョビット、ビットコインを購入し続ける」ことからきています。

チョビコスは、ビットコインの価格が上がっても下がっても売れ良いというメリットがあります。価格が上がれば、対法定通貨建ての価値が上がって嬉しいし、価値が下がれば1回に購入できるビットコインが増え、保有枚数が増加します。


上がっても嬉しい「チョビコス」を、サロンメンバーと一緒に継続してみませんか。オンラインサロンの詳細はこちらから。

トレーディングで資産形成

トレーディングする上で最も重要な事とは何なのでしょうか。それは、徹底してルールを守るという事です。ポジションを持ったら、必ず損切&利確ラインは入れておく。一度決めた損切ラインを動かさない。証拠金に見合った取引を行う。最初は、コツコツと身の丈に合ったトレードを実践する。他にもまだまだありますが、トレードにおいても、オンラインサロンに入り情報共有することのメリットは多いと言われています。

チャートとは、世界中にいるトレーダー心理の集大成です。よって、オンラインサロン内で各自、今後の想定をコメントし共有する事により、勝率は自ずと上がります。また、一人でトレードを実践しないという事は、ルールを守りやすくなるという事もオンラインサロン内のメンバーと一緒に情報共有するメリットになります。

トレードにおいても、「集合知」と「相互扶助」の意識があなたのメリットを大きくします。

レンディングで資産形成

日本でも、レンディングサービスを始めている暗号通貨取引所や企業がいくつかあります。


レンディングサービスのメリットは、何といってもウォレットに保管しておくだけでは得られない、貸し付に伴う金利がメリットです。

あなたが保有するビットコインを、取引所へ貸し出し、決まった固定金利を定期的に受け取ることが可能です。もちろん複利運用できる設定があれば、それも可能です。

しかし、デメリットがある事も忘れてはいけません。取引所などへのハッキング被害です。あくまでも、取引所や企業は、中央集権です。あなたの暗号通貨は非中央集権です。結果、個々に矛盾が生じます。

非中央集権の暗号通貨を、中央集権に預けて運用する。一般的には、不思議に思わない方も多い様ですが、暗号通貨の本質から見ると、矛盾している事が分かります。

そこで、2年前から話題に上がっているのが、DEX(分散型取引所)によるステーキングです。このステーキングについては、オンラインサロン内でも勉強会を開催しているので、楽しみにしていてください。このレンディングを基礎から学び、確かな答えが得られる1つのチャンネルの活用だけでも、990円の会費は十分すぎる価値があると好評です。

暗号通貨関連事業を立ち上げ資産形成

数年前までは、暗号通貨関連の事業を立ち上げるには、ブロックっチェーン技術を理解している一部のエンジニアや、取引所の開設、ICOの発行などがメインでしたが、それも今となっては、非常にハードルが高い状況となりました。しかしながら、そこに一筋の光を指したのが「NFT:Non-Fungible Token(非代替性トークン)」でした。

個人の作品を OpenSea などへ掲載し販売。今では、一個人が短期間で何億円と言う資金を集められる時代になりました。このNFTについても、オンラインサロンでは話題に取り上げ、アカウントの開設からアップロード、運営方法などについても、話題が尽きない状況です。


私たちと一緒に、NFTの世界に飛び込み、あなたの無限の可能性を活かしてみてはいかがでしょうか。

 

暗号通貨の資産形成を事業と捉えてみる

皆さんが新規事業を行うと想像してみましょう。この場合、一定額の資金が必要になりますが、その事業が100%成功する保証はありません。しかし、みなさんは100%成功させるため、学び調べ、立ち上げに必要な資金で、事務所を借り、パソコンや備品をそろへ、弁護士や税理士と契約し、固定費を支払い、、、っと、事業が軌道に乗るまでま、精神的にも肉体的にも張り詰めた時間が過ぎます。

それでも、世のため人の為、自身の理想を実現する為であれば、その道のりは遣り甲斐があり乗り越えられる道のりでしょう。では、暗号通貨の資産形成を一つの事業として捉えた場合はいかがでしょうか。「余剰資金で資産形成」では、学び調べ、立ち上げに必要な資金で、事務所を借り、パソコンや備品をそろへ、弁護士や税理士と契約し、固定費を支払い、、、という作業は必要になるでしょうか。

いいえ、そのほとんどが必要ありません。その様な作業は必要なく、資産形成を実現できる可能性があります。重要なのは、調べ抜き確信を持つことです。確信を持てば、どの様な状況になったとしても公開はありません(ちょっとは後悔しますが)。

暗号通貨への投資は、10万円や50万円が、1,000万円にも1億円にもなる可能性があります。しかも、数年以内にです。

ここで、重要な考え方をお伝えします。それは、10万円が0円になったら10万円が無くなるだけです。しかし、10万円が1,000万円になったら100倍だということです。この考え方、本当に重要です。重要なのでもう一度言います。10万円が0円になったら10万円がなくなっただけです。けれど、10万円が1,000万円になったら100倍だということです。


これらは、暗号通貨の可能性を感じられている方であれば「そんなの夢物語ですよ」という結論には達しません。そして最後に、本質にたどり着くための大切なポイントをお伝えします。それは、「自ら行動し体験する」です。

まとめ

ビットコインと言う暗号通貨がある。個人間でいつでもだれとでも送受金ができる。それも手数料がほどんど不要。私は、これだけでビットコインの可能性にワクワクしました。何故なら、「寄付や募金の世界が変わる」と思ったからです。

そして、ネットで調べ、詳しい方へ話を聞くために、ミートアップを探し東京へ行きました。自分自身から積極的に話しかけ、情報収集しました。話しかけるにあたり、ある程度の知識が無ければ理解できず、東京まで行く意味が無いと考え、再度ネットを調べGoogle翻訳と戦っていました。懐かしい思い出です。

ここ最近、オンラインサロンでは、トレードと同じくらい AXIE Infinity についてコメントしていますが、私にとって AXIE Infinity はゲーム業界におけるビットコインの様な位置づけになりました。

「ゲームはしないので興味ありません」

この考え方は、人の可能性や資産形成にブレーキを掛けます。これは、ゲームに限ったことではなく、事業を進める上では、致命的になるとも言われています。既に文化となっている物事の中で、話題になってきている物事というのは、注目に値します。なぜなら、文化とは長年培われてきたものであり、そう簡単に変わるものではないからです。

しかし、それを変え得る可能性がある物事については、時間を使い調べ話を聞き、手に取り理解を深めるチャンスがあります。AXIE Infinity のガバナンストークンであるAXSは、7月1日に5.5ドルだったものが、現在、120ドルを超えてきました。

Axie Infinity というブロックチェーンゲームをリリースした企業は、これから何をしようとしているのでしょうか。ゲームを通じて、どの様な世界を創造し、誰の笑顔を育もうとしているのでしょうか、、、

きっと、そんな子供たちの笑顔を考え関わっていく事が、暗号通貨の「本質」なのかもしれません。

暗号通貨技能検定のお知らせ

こんな想いの方々が受講されています

  • 暗号通貨やブロックチェーンについて、知識の有無にかかわらず興味関心がある。
  • 同一労働・同一賃金が施行された中、資格を得て他者との収入に違いを出したい。
  • 自社のビジネスにブロックチェーン技術がどの様に導入できるのかを知りたい。
  • SDGsの目標達成に対し、ブロックチェーン技術がどの様に関係していくのかを知りたい。
  • 暗号通貨の正しい知識をもち、どの暗号通貨に注目したらよいのか等の明確な判断力を付けたい。
  • 暗号通貨の始め方や取り扱いを覚えたいが、書店に並んでいる本やYoutubeを見ても理解が進まない。
  • 講師としての資格を取得し、より多くの方々へ暗号通貨の思想やブロックチェーン技術の概念を伝えたい。

投稿者プロフィール

山下健一代表理事
暗号通貨の思想とブロックチェーンの概念は、金融システムをより安全に低コストで運用できるだけでなく、銀行口座を持たない20億人の生活環境を底上げします。また、寄附や募金へ広く活用されることは、SDGsの達成にも貢献する事でしょう。一人でも多くの方と共に、正しい暗号通貨システムの可能性を学び、実生活や仕事にも取り入れて頂けるよう、当協会はこれからも「暗号通貨技能検定講座」の開催を重ねて参ります。

【資格・受賞歴】
・日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー
・東久邇宮記念賞受賞
・東久邇宮文化褒賞受賞
・特許:特開2016-081134号
・特願:2018-028585
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