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NOTE|ビットコインとは世界最高峰の送金決済システムだ

ビットコイン_Bitcoin

目次

ビットコインの本質を理解し投資する

ビットコインが11月10日の過去最高値の6万9000ドルから、5万ドルを下回るかの勢いで下落し続けた先週末の相場でした。ここで、「どこまで下がるのかな?」っと、ヒヤヒヤされている方は、今年に入り暗号通貨の投資に参入された方が多いのかもしれません。

しかし、暗号通貨の相場に長く関わっている方であれば、チョビコス(ビットコインのドルコスト平均法)を続けている方も多く、一喜一憂することなく楽しんで静観されているのではないでしょうか。

暗号通貨の相場はボラティリティーが大きいため、「その本質や可能性、システムとして何ができ、様々な分野に応用され、どの様な世界を創造できるのだろうか」ということが理解できていないと、今後も一喜一憂する毎日が続いてしまうかもしれません。


結果、そうなってしまうと「買っておけばよかった!売らなければ良かった!」と言う状況となり、後悔の念に苛まれてしまいます。何故なら、私自身もその様な経験があるからです。

では、そんなビットコインとは金融の世界で、どの様に捉えられているのでしょうか?

ビットコインは価値記録と呼ばれていた

日本でビットコインが話題になった2013年ごろ、とある新聞の一面に「仮想通貨」という文字が大々的に掲載されました。以前からビットコインを知っていた人々は、「仮想ってなんだ?」っと話題にしていたものです。

何故なら、ビットコインは「Crypto Curency」と呼ばれていたからです。

Crypto Curency=暗号通貨、です。

仮想通貨であれば、Virtual Currency と訳されるのですが、この名称が独り歩きを始めてしまいました。

しかしこの頃、日本政府ではビットコインの事を仮想通貨と呼ばず「価値記録」と読んでいた時期がありました。当時は、こちらの名称もピンとこなかったのですが、いま思えば、仮想通貨よりも断然、まともな名称だなと感じます。

仮想通貨と言う名称が独り歩きをし始めた結果、ビットコインの価格が上がるにつれ、ネットなどの記事でも徐々に取り上げられるようになってきました。ホリエモンチャンネルでも紹介され始め、認知度は徐々に広がり始めました。

しかし、その総称は「仮想通貨」です。

仮想通貨=よくわからない、怪しい、難しいなど、そんな印象も同時に広がって行きました。では、日本ではこの様なイメージだったビットコインですが、世界ではどの様なイメージだったのでしょうか。

ビットコイン便利な通貨であるとい世界認識

「暗号通貨=通貨である、便利だ、可能性を感じる」

これが世界のスタンダードであり、日本とは真逆の印象を持つ人々が多いことに注目しました。では何故、この様な事が起こってしまったのでしょうか。その理由は、非常に単純です。それは、「国際的に人間関係を築ける環境下になく、通貨の信用もあったから」です。

通貨の信用と言えば、ドル、ユーロ、円、という世界三大通貨を思い出されるでしょう。

では、ドルやユーロで生活しているアメリカ人やヨーロッパ人も、日本と同様に「よくわからない、怪しい、難しい」という状況だったでしょうか。

答えは、ノーです。

結果、この様な価値観の違いが元となり、国際的な人間関係を築ける環境下に居ないという状況が、暗号通貨に対するイメージを良くない状況に追い込んでいきました。

アメリカもヨーロッパも、海外から出稼ぎで働きにやってくる人々が、日本に比べて圧倒的に多い状況です。今では日本も増加していますが、ビットコインが公開された2009年ごろは、コンビニで外国人が働く状況とは、ほとんど見受けられませんでした。

出稼ぎで働いている方は、稼いだ半分以上のお金を、母国の愛する家族に送金していました。しかし、そこには不条理な問題がありました。

今でこそ、以前よりは問題視されていた事も軽減されてきましたが、当時はそのサービスしかなかったため、比較のしようが無く当然の様に支払っていた手数料がありました。

それが、海外への送金手数料です。

ビットコインとは夢の様な送金決済システム

多いときは、送金額の20%前後を取られることもありました。

私も、初めて銀行から10万円を海外送金した際、8,500円の送金手数料を取られました。今でも忘れられない苦い経験です。しかし、それだけでは終わりません。

それ以降は、為替交換手数料、中継手数料、出金手数料が徴収され、挙句の果てに店員の方へ「必ず着金しますよね」と聞いたところ、「わたくし共では分かりかねます」との返答。

この様に海外送金というものは、日本国内の振込とは違い、手数料が高く、着金までに日数がかかり最悪は着金しない可能性もあるというのが、海外送金でした。しかしながら、そこに登場したのがビットコインだったのです。

手数料が安価で、送金は瞬時に完了し、着金したかどうかを送金者が確認できる。

ビットコインとは、夢の様な送金決済システムなのであり、ここには「よくわからない、怪しい、難しい」なんて感情は存在しませんでした。

まとめ

価格に注目が集まることは仕方ありませんし、悪い事ではありません。しかしながら、せっかく出逢ったビットコインであり暗号通貨です。

  • 日々の仕事やプライベートで活用できないだろうか
  • システムの概念を社会や企業内に落とし込めないだろうか
  • ブロックチェーン技術を既存のシステムに導入できないだろうか
  • 資産として、もう一度向き合ってみようか


もし、暗号通貨から遠ざかっている方が近くに追われるのであれば、その方に今一度、、暗号通貨と向き合う時間を取り、書籍を読み、新しいサービスに触れ、世界のニュースに目を通し、飛躍的に成長しているこの業界と向き合う時間を一緒に作ってみてはいかがでしょう。

日本政府は、法律でビットコインなどの総称を「暗号資産」と決めました。暗号資産の「資産」とは、お金と言う意味だけでなく、ビットコインが誕生するに至った、その思想自体が、これからの私たちには必要不可欠な資産であるとも言えます。

これからも、ビットコインの思想とブロックチェーンの概念は、私たちの生活に浸透し、必要不可欠な存在となっている事でしょう。

初級検定講座

暗号通貨技能検定のお知らせ

こんな想いの方々が受講されています

  • 暗号通貨やブロックチェーンについて、知識の有無にかかわらず興味関心がある。
  • 同一労働・同一賃金が施行された中、資格を得て他者との収入に違いを出したい。
  • 自社のビジネスにブロックチェーン技術がどの様に導入できるのかを知りたい。
  • SDGsの目標達成に対し、ブロックチェーン技術がどの様に関係していくのかを知りたい。
  • 暗号通貨の正しい知識をもち、どの暗号通貨に注目したらよいのか等の明確な判断力を付けたい。
  • 暗号通貨の始め方や取り扱いを覚えたいが、書店に並んでいる本やYoutubeを見ても理解が進まない。
  • 講師としての資格を取得し、より多くの方々へ暗号通貨の思想やブロックチェーン技術の概念を伝えたい。

投稿者プロフィール

山下健一代表理事
暗号通貨の思想とブロックチェーンの概念は、金融システムをより安全に低コストで運用できるだけでなく、銀行口座を持たない20億人の生活環境を底上げします。また、寄附や募金へ広く活用されることは、SDGsの達成にも貢献する事でしょう。一人でも多くの方と共に、正しい暗号通貨システムの可能性を学び、実生活や仕事にも取り入れて頂けるよう、当協会はこれからも「暗号通貨技能検定講座」の開催を重ねて参ります。

【資格・受賞歴】
・日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー
・東久邇宮記念賞受賞
・東久邇宮文化褒賞受賞
・特許:特開2016-081134号
・特願:2018-028585
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