みずほ銀行が2021年1月、20歳~59歳の約6,000名に対し、資産形成のアンケート調査を行いました。
「あなたは資産形成をしていますか?」という問いに対し、全年代の約半数以上が資産形成をしていると答えました。
全 体 56.9%
20~29歳 56.2%
30~39歳 56.7%
40~49歳 58.2%
50~59歳 56.7%
意外と多いなと感じる数字でした。
次に「資産形成をしている理由は?」という問いに対しては、「預金だけだと金利が少ないため 56.5%」という回答が56.5%を占めていました。
預金を基準に物事を考えている事に驚きましたが、学生時代に、かつ親からお金の教育を受けていない日本人ならではの回答なのではないでしょうか。次につづいたのは、
やっておかないと将来が不安だから 32.6%
長期的な値上がりが期待できるから 26.1%
小額でも取り組めるから 24.8%
やったほうが得だから 23.9%
この「やっておかないと」の中身は、後に続きます。
「資産形成の目的は?」との問いに対しては、
老後資金 63.5%
将来の備え 55.2%
マイホーム購入 16.1%
教育資金 15.7%
結婚生活や育児への備え 15.2%
夢を叶えるため 9.1%
老後資金が1位です。麻生さんが発した2,000万円問題が記憶に新しく、多くの方の記憶に定着している可能性があります。
そして、冒頭でも取り上げた資産形成の方法ですが、なんと定期預金が67.4%と断トツの1位でした。定期預金を資産形成だと考えている人が多い事に驚きましたが、これも日本特有の結果なのかもしれません。
2位以下は次のような商品が並びます。
株式投資 439%
NISA・つみたてNISA 33.5%
投資信託 32.2%
外貨預金 15.7%
FX 12.6%
iDeCo 11.3%
外貨建て保険などの運用保険 9.6%
不動産 3.9%
REIT 3.5%
その他 2.2%
以上が、みずほ銀行のアンケート結果でした。