今年4月に愛知県で開催された暗号通貨技能検定(上級編)では、『SDGs』という国連サミットで採択された世界規模の取り組みについて、しっかりと学ぶ機会がありました。しかしながら、このSDGsの取り組みについては、初めて知るキーワードでした。
私は上級編を再受講して、暗号資産(仮想通貨)システムやブロックチェーン技術がSDGsの取り組みには欠かせない事を実感できました。
この様な経緯から今回、『実践につながる社会貢献活動セミナー(SDGs編)』に興味を持ち参加させていただきましたので、活動報告をご紹介いたします。
実践につながる社会貢献活動セミナー(SDGs編)
7月19日(金)に福井県立図書館多目的ホールで、福井市社会福祉協議会主催による、『実践につながる社会貢献活動セミナー(SDGs編)』が開催されました。
第1部では講演会があり、第二部は各企業、団体、行政、個人が掲げる目標に別れてのグループワークという流れでした。
私は当協会以外の公の場で、仮想通貨やブロックチェーンについて話しをするのは初めての事でした。
私は思いました、、、「皆さまに私の話が受け入れていただけるだろうか?」っと。
ですから、仮想通貨やブロックチェーンを全く知らない方へ、何をどう説明すれば興味を持っていただけるだろうか、必死に考えていました。
しかしながら、第2部へ移る前に、講師の方から言われました。
「なんでもいいからやってみる(言ってみる)!」
今すぐに実現しないことでも構わないので、発信してください!
「その一歩が世界の平和につながる!」
なんだか少しホッとしました。
そしてここからは、自分が掲げる目標別にグループ分けがはじまりました。私は1番目の目標「貧困をなくそう」に挙手しました。
グループメンバーを確認すると、当協会の会員でもある、素敵な女性Mさんも同じグループでした。Mさんは、以前初級講座を受講されている、暗号通貨アドバイザーの方でもあります。
このセミナーに私が参加することは伝えてありましたが、いっしょに参加できるとは思ってもいなかったので、心強かったです。
グループワーク
Mさんのグループワーク
休憩を挟み、第2部がはじまりました。グループワークの順番が決まり、トップバッターはMさんでした。
テーマは、「募金活動に暗号通貨をつかいましょう!」です。
一瞬、周りの方は「えっ」という感じでしたが、Mさんのプレゼン力が見事に発揮されました。
仮想通貨の魅力とは、「中央集権を介さずに個人から個人へ直接送金ができ、しかも手数料が安価である」という事です。
また、仮想通貨で使われているブロックチェーン技術は、改ざんが非常に困難であり、すべての人がその取引記録を共有することができ、非常に安心安全です。
募金団体に寄付すると、募金した約半分はその団体の運営費に使われるということを聞いたことがありますが、困っている方へ直接送金できれば、より多くの価値を共有できると思います。
という感じで、仮想通貨の基礎知識から、ブロックチェーン技術の説明や、なぜこのシステムを使うと貧困をなくせるかという事を、Mさんは具体的に分かりやすく説明されました。
仮想通貨の知識がない方にも、2分間と決められた時間内で、たいへん分かりやすい説明をされたMさんには脱帽です。
また、次の様な質問も、数多くありました。
- 暗号通貨って仮想通貨と同じなのか
- ビットコインていうのが仮想通貨なのか
- 仮想通貨ってビットコインだけじゃないのか
- 仮想通貨ってイメージ悪いけど大丈夫なのか
- 直接困っている方に募金した場合、取引記録は確認できるのだろうか
- 相手が何に使ったかは確認できるのか
- 募金相手はどのようにしてさがすのか
などの質問をいただきましたので、「初級講座のロールプレイング」を思い出しました。
Fのグループワーク
私の順番では、次のようなお話しをさせていただきました。
「世界には銀行口座を持っていない方が約25億人います。」
銀行口座を持っていなくても、高度な技術を持っている人もたくさんいますが、高度な技術や価値をインターネットでやり取りした場合、銀行口座がない場合には報酬で対価を受け取れません。
しかし、銀行口座を持っていなくても、スマホを持っている方は結構います。
スマホにウォレットアプリをダウンロードすれば、暗号通貨のやり取りは可能なので、銀行口座を持っていない方でも安心して報酬を受け取ることができます。
このように、仮想通貨を使うと1番目の「貧困をなくそう」という目標に貢献できると感じました。
なぜなら、国や企業が関わらずに、個人から個人へ価値を直接送ることができて、改ざんが不可、情報の透明性を確保できるシステムや、すべての人が同じ情報を共有できたら、情報の格差も無くなり貧富の差も無くなっていきます。
世界通貨である仮想通貨がもっと多くの方に使われると、円やドルやユーロのように両替する必要がなく、同じ価値をやり取りできるため、10番目の目標である「人や国の不平等をなくそう」にも役立ちます。
情報の改ざんができない透明性のある仕組みであるため、医療カルテの管理にも使えると言われています。
全ての医療機関で同じ検査情報を共有できるので、セカンドオピニオンによる二重検査の減少によって医療費の軽減など、3番目の目標「すべての人に健康と福祉を」にも役立つ可能性があります。
SDGs × Blockchain × Action まとめ
今回のセミナーに参加して、いろいろな人との出会いがありました。現場で働く人たちの生の声や、困っている方の話も聞きました。
その結果、今回みんなで話し合って協力すれば、必ず解決の糸口が見つかると感じました。
講師の方をはじめ、社会福祉協議会の方や参加された方にも、私たちのグループワークをたいへん興味深く聞いていただけました。
仮想通貨やブロックチェーン技術は、その考えを応用する事により、まだまだたくさんの可能性を秘めています。もちろん、SDGsの目標達成にも大きく貢献できると考えます。
「なんでもいいからやってみる(言ってみる)!」
「その一歩が世界の平和につながる!」
これらを意識してみると、より素敵な世界が見えてくるのではないでしょうか。
暗号通貨技能検定(初級編)は、ブロックチェーンに精通した業務を行っているプログラマーやエンジニアの方々からも支持されている検定資格です。なぜなら、難しく分かりにくい技術用語や単語を明確に理解し、「どの様な例え話を用い、他者へ伝えることができるのか!?」を知れる、日本で唯一の検定講座だからです。
講座は「お金について」を含め、1から重要な項目を前編後編合わせて3.5時間の中で、しっかりと学ぶことが出来る内容になっていますので、「興味はあるけれど講座についていけるのか、少し心配」という方であっても、安心して受講いただけます。
日々の生活や仕事はもちろん、ビジネスや新たなチャレンジにも役立つ資格であるため、他の受講生の皆様とともに、しっかりと仮想通貨システムおよびブロックチェーンの理解を深めていただけたら幸いです。
7つの「できる」を確立する
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本質を学び活かすことができる、暗号通貨技能検定(初級編)とは!?
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投稿者プロフィール
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1973年、福井市生まれ。
日本クリプトコイン協会 暗号通貨技能アドバイザー
暗号通貨の魅力に取りつかれ、多くの方に知っていただこうと普及活動をしています。
地元福井県で、暗号通貨のファンを増やしながら、将来の可能性をお伝えしてしています。
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