・「OpenSea」から考えるブロックチェーン技術の理解と必要性について

「OpenSeaの評価額100億ドル、投資家が試算(引用coindeskjapan)」という記事が報道されました。今年に入り急激に成長を続けるNFT産業。その代表ともいえるOpenSeaは今年7月の評価額は15億ドルであったのに対し11月現在で100億ドルに達しました。

NFT産業の取引規模も昨年時点で5200万ドルだったのが今年に入り現時点で100億ドルを突破し(引用ロイター)、日本を含め各国でNFT事業への参画が活発化しています。

このことからブロックチェーン技術の理解の必要性を考察したいと思います。

目次

OpenSeaとは

「OpenSea」とは世界最大規模のNFTマーケットプレイスです。

OpenSeaのNFTマーケットプレイスでは、ユーザーが自身の所有するNFTデータを自由にオークションにかけたり価格を設定し売買することが可能です。

 

2017年12月にサービスを開始し、昨年末時点での月間取引高は10万ドルを下回っていましたが、今年8月時点での取引高は2億ドルに達しています。

 

NFT技術に必須なブロックチェーン技術

NFTデータとはブロックチェーンEXPOの記事でも触れましたが、ブロックチェーン技術により複製不可能なデジタルデータを作成する技術のことです。

従来のデジタルデータはいくらでも複製が可能でしたが、NFT技術により唯一無二のデジタルデータの作成が可能となりました。

 

またこのデジタルデータは容易に移転可能であり細かく分割することもできるため、売買する際には世界中を対象に幅広い経済効果を生み出します。

 

これによりアート、音楽をはじめ様々な分野においてデジタルアート化が始まっています。

NFT技術の盛り上がりによって表出が高まるブロックチェーン技術

先ほどOpenSeaでも触れたように、今年に入りNFT産業の市場規模は急増しました。

私感ですが、NFTの盛り上がりによってに不可欠なブロックチェーン技術の認知と価値も高まってきたように感じます。

 

4年前にブロックチェーン技術が作り出す未来を伝えようとも今以上に困難でしたが、実体となるサービスが人気を醸し出すことで関心度が高まってきたとも考えられます。

 

これはブロックチェーンに限らず過去に誕生した画期的な発明も同じような歴史を歩んできました。

以前メルコインの記事で取り上げたメルカリ創業者の言葉が改めて染みわたります。

各種NFT事業を拝見して感じる本質の重要性

私は2017年から日本クリプトコイン協会の公認インストラクターとして全国の方々を対象に暗号通貨技能検定講座を通し、ブロックチェーン技術の適正な理解を伝えてきました。

その中で上述したように広い関心を促すには実際のサービスがきっかけになるのではないかという考えも浮かんでいます。

 

現在毎日のように大企業がNFTに参画するというニュースや、ブロックチェーンEXPOにおいても多数の企業がNFT事業を行っていますが、その内容・ターゲットは様々です。

 

NFT技術とNFT事業は似て非なる部分があります。

 

それはNFT事業展開において、NFTの根幹技術となるブロックチェーンの仕組みや利点、歴史やこれからのブロックチェーン産業の展望など理解した上で事業がなされているのか、それにより事業の将来性も大きく異なってくると感じられます。

ここで改めて本質の学びの必要さを感じさせられます。

投稿者プロフィール

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砂川恵一郎公認インストラクター
2017年初級講座受講後、暗号通貨システムとブロックチェーン技術の将来性を確信し公認インストラクターを取得。
価格変動の注目に隠れた本質が持つ未来への可能性を明るく伝え、ともに未来を創造したい。