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皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、運転免許証や国家資格をマイナンバーカードと一体化検討へ、という話題を取り上げてみたいと思います。
政府のワーキンググループが初会合
日本政府は2020年6月23日、首相官邸でマイナンバー制度を活用し、行政のデジタル化を進めるワーキンググループの初会合を開催しました。
初会合で菅義偉官房長官は、下記のように述べています。
マイナンバー制度と国と地方のデジタル基盤を抜本的に改善する必要がある
運転免許証をはじめ免許証や国家資格証のデジタル化などできるものから実施したい
引用元:日本経済新聞
免許証、マイナンバーカードと一体化検討 政府(2020/06/23)
今年9月から始まる政府肝入りの消費活性化対策「マイナポイント」は、マイナンバーカードの保有者を対象にしており、今月1日の時点では16.8%の普及率に留まっている現状です。
菅官房長官は、マイナンバーカードの利便性や普及率を向上させるため、有識者の意見を踏まえて年内に工程表をまとめるよう指示した、とのこと。
マイナンバーカードで一体化するもの
あくまで現段階では検討事項のものも多いが、以下の内容がマイナンバーとの一体化を考えているようです。
- 運転免許証
- 国家資格
- 外国人在留カード
- 学校での健康診断の記録の保存
- 健康保険証(2021年3月から開始予定)
また、一体化という意味では異なるかもしれませんが、本人に同意を前提に金融機関がマイナンバー制度を使用して、本人確認できるようにする制度も以前から検討されています。
当面は任意だが、政府はいずれ銀行口座とマイナンバーを紐づけることを義務化することも目指してはいます。
まとめ
私の個人的な意見ですが、利便性が高まるので基本的には賛成です。
銀行口座とマイナンバーを紐づかせることに関しては、賛否両論があるかもしれませんが、いずれCBDC(中央銀行デジタル通貨)が発行された暁には、技術的には政府が「お金」の流れを監視することもできるとは思うので、若干の“気持ち悪さ”は残りますが、私は後ろめたいことは特にないので、あまり気にはしていません。
こういうものほど、改ざんがなく、信頼性が高いブロックチェーンを活用するべきだと思います。
近い将来はきっと今より低コストで、安全性が高いブロックチェーン技術をつかったシステムができるのは間違いないでしょう。

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