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皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、60%のビットコインはデジタルゴールドとして長期保有、一方20%は喪失?、という話題を取り上げてみたいと思います。
2020年6月時点の調査結果
ブロックチェーンの取引分析などを手掛けるChainalysis(チェイナリシス)は、2020年6月時点におけるビットコインの状況を、カテゴリーに分けをし、公表しました。

上の表を解説していきます。
ビットコインの発行枚数は2,100万枚と決められており、2140年までかけてマイニング(採掘)されることになっています。
このルールは不変です。
2020年6月の時点では、約1,860万枚のビットコインがマイニングされています。
残りは240万枚。
表の一番右の青いグラフがそれにあたります。
一番左のオレンジのグラフは、これまでに受け取ったビットコインの25%を超えて売却をしたことが無い層を表しています。ビットコインをデジタルゴールドとして捉え、長期保有しています。長い目でみて、大きな利益を生むことが無ければ売却はしないと考えられます。10万円やそこら上がっても下がっても、一喜一憂なんかすることはないでしょう。この1,140万枚は、マイニングされたビットコインの約60%を占めています。
次に黄色のグラフですが、これが問題!
現在のウォレットから5年以上全く移動していない、ビットコインの総量です。
Chainalysisはこのビットコインを「失われたビットコイン」で表現しています。
いわゆる何らかの理由で、ウォレットにアクセスすることが出来なくなり、一生取り出すことができないビットコインです。
その量、370万ビットコイン。
本日のレートで3兆6千憶円以上!(桁数が多すぎて電卓からはみ出しましたよ~)
最後は、ピンクのグラフです。
こちらはトレードに使われているビットコインの総量です。
まとめ
なぜ、こんなに失われたビットコインが多いのでしょう?
原因として、
- ウォレットのパスワードやPINコードを忘れた。
- リカバリーフレーズを控えることなく、スマホを機種変更してしまった。
等が考えられます。
銀行預金であれば、暗証番号忘れても窓口に行けばなんとかなるとは思います。
しかし、ビットコインではそうはいきません。
逆説的にとらえれば、だから安全で改ざんの心配もブロックチェーンにはないのです!
頭に「?」がいっぱい出てきた方は、暗号通貨技能検定の受講をオススメ致します!
ビットコインやブロックチェーンの本質を、勉強することができます。
また、自分でウォレットを扱えるようになりたい方が、「プラクティス講習」がオススメです。
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