みずほFG✖フィンテック ブロックチェーン技術を活用した「個人向けデジタル社債」発行へ

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

本日は、みずほFG✖フィンテック ブロックチェーン技術を活用した「個人向けデジタル社債」発行へ、という話題を取り上げてみたいと思います。

先ずは実証実験

「個人向けデジタル社債」発行を見据え、先ずはブロックチェーン技術を活用した「個人向けデジタル社債」の発行およびシステム基盤構築に向けた実証実験開始する、とみずほフィナンシャルグループは、2020年2月21日にプレスリリースで発表しました。

「個人向けデジタル社債」発行は、技術的側面以外に、法律、税務等に関する整理も行い、商品化の実現可能性を検証の上、2020 年度中の商品化を目指します、とのこと。

なお、ブロックチェーン上で社債原簿を管理することが可能になることで、発行体が直接投資家の情報を獲得し、接点を持つことが可能になり、さらには、ポイント発行会社とのシステム連携により、投資家へポイント提供も可能となる、としています。

みずほFGは、「個人向けデジタル社債」における新たな提供価値 、として下記の3つを上げています。

  1. 発行体と投資家が直接接点を持つことが可能
  2. 個人投資家にポイントの付与等さまざまな特典を提供することが可能
  3. 小口、小額で個人向け社債のオンライン販売が実現可能
出典:みずほフィナンシャルグループ ニュースリリース ブロックチェーン技術を活用した「個人向けデジタル社債」
の発行およびシステム基盤構築に向けた実証実験開始について

実証実験の概要

簡単に今回の実証実験の概要を列記します。

  • 実施日時:2020 年 2 月 17 日 ~ 2020 年 3 月 13 日
  • 発行体:株式会社ヤマダ電機、株式会社オリエントコーポレーション、株式会社ファミリーマート、株式会社みずほ銀行
  • 証券会社:岡三証券株式会社、岡三オンライン証券株式会社、松井証券株式会社、楽天証券株式会社、みずほ証券株式会社等
  • 社債管理者:株式会社みずほ銀行
  • 投資家:参加企業社員
  • システム開発者:みずほ情報総研株式会社

スマートコントラクトを実装

今回のブロックチェーンを使用したシステム基盤には、スマートコントラクトが実装されています。

スマートコントラクトは、契約の自動執行機能とも言われ、様々な可能性が研究されています。

今回の場合を例に挙げ、みずほFGがスマートコントラクトについて、わかりやすく説明しているので引用します。

ブロックチェーン上で契約を自動化するための仕組み。契約や対象となる資産等を移転する諸条件がブロックチェーン上に表現され、記述された全ての条件が達成された場合、契約を履行する、または資産が台帳上移転するという仕組みをブロックチェーンにて実装できる技術。

これにより、契約履行条件の確認や契約の履行を自動化することが可能。

引用元:みずほフィナンシャルグループ ニュースリリース
ブロックチェーン技術を活用した「個人向けデジタル社債」の発行およびシステム基盤構築に向けた実証実験開始について (2020/02/21)

どうです?イメージ湧きますか?

要するに、事前に契約の内容(条件など)を決めておけば、条件が満たされたら、あとは勝手に契約が履行されちゃうよ!

もちろんそこには、第三者の恣意によって契約が書き換えられることものく、不正・改ざん、もないのです!

ということです。

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まとめ

私個人的には、社債を購入したことはないのですが、興味が湧きました。

個人向けとは言え、一般的には50万、100万単位が多いと思います。

最近では、1万円程度から購入できるものもありますね。

おそらくですが、このシステムを使えば、もっと少ない単位で社債が購入できるようにするのではないでしょうか。

管理コストが今までよりかからないはずですから。

今年は、みずほFGとLINEが共同して「LINE Bank」が誕生する予定ですし、個人的に注目しています。

両社の社債が発行されたら、購入してみようかしら。

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