エコバッグ、本当はエコじゃないかも?というお話し

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

本日は、「エコバッグ、本当はエコじゃないかも?」というお話しをしてみようと思います。

目次

エコバックはエコじゃない?

エシカルなフィンランド情報ブログ「Free and Light」に、エコバックについて興味深い記事がありましたので、引用しながらご紹介したいと思います。

フィンランド公共放送のサイトに「どれが1番環境にやさしい?プラスチックの袋、紙袋、オーガニックコットンの袋」という記事があったそうです。

最初に答えを書きますと、使用回数が1回だけの場合には、プラスチックの袋がもっとも環境に優しいと驚きの内容が書かれていました。では何故、その様な内容になってしまうのかという理由を、次項で説明致します。

プラスチックの袋がもっとも環境に優しい、その理由

前項にも書きましたが、「使用回数が1回だけの場合」というのがそのカラクリでし。プラスチックの袋がもっとも環境に優しいと言わしめるその理由は、原材料、製造、使用、廃棄を考慮した上で、環境へ与えるフットプリント(負荷)を計算しているからなのです。

14種類のショッピングバッグを比較したデンマークの調査があります。

調査報告書(Life Cycle Assessment of grocery carrier bags(2018年)には、下記のようにまとめられています。

  • 紙袋 11回
  • 布バック 840回
  • オーガニックコットンの袋 2400回


上記の回数再利用されないと、プラスチックの袋よりエコにならないとのこと(記事によるとプラスチックの袋はゴミ袋として再利用される事が前提)。

ぐぅ~、誰が名付けた“エコバッグ”、これだけ見ると全然エコじゃない!

「それではプラスチックの袋を使うべきなのか?」

と、思われる方も多いと思いますが、筆者の考えは、NO!です。何故なら、プラスチックは、自然に還ることなく、海洋汚染の原因になるからです。

注目を集める海洋生分解レジ袋

確かにプラスチックの袋は、使い勝手が良いのは事実です。最近では、海洋でも土壌でも生分解するレジ袋も開発されています。

開発したのは、愛媛県四国中央市に本社を置く福助工業株式会社という企業で、商品名は「エコレックス」。テレビでも何度か紹介されているシーンを見たことがあります。原料はトウモロコシなどの植物を使用し、2020年7月から数量を限定して販売を開始する予定です。

まとめ

まず、私たち一般市民が出来ることは、今ある袋を消費しないで使い続けることではないでしょうか。エコバックでも、紙袋でも、ナイロンの袋でも、新しいものは新調しないで使い続ける。本当にボロボロになったら、然るべき方法で廃棄する。

例えば、「エコバックの使用年数をブロックチェーンで管理して、長く使えば使うほど、ポイントで還元する」なんてアイデアもよいかもしれませんね。最後に「Free and Light」の記事では、以下のように締めくくられています。

イベントで配られるエコバッグは、典型的なグリーンウォッシュ・アイテムと認識してもいいのではないだろうか

絶対に840回も使うことを想定していないはずだ(本当にサステイナブルな取り組みをしている一部企業をのぞく)。

引用元:Free and Light
エコバッグは本当にエコ?より環境にやさしい買い物袋を考える(2019/04/05)

おそらくイベントの主催者は、この事実も知らなければ悪意もないと思います。むしろSDGsの啓蒙の為という思いから、配布している主催者がほとんどでしょう。案外このような、悪意なきウォッシュ”や“結果的ウォッシュが多いのかもしれません。

私自身も気を付けて行動したいと思います。

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