皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、NPO法人みらくるが企画した、“地球を救う”「SDGs食パン」について取り上げてみたいと思います。
NPO法人みらくる
NPO法人みらくる 吉村大作理事長のメッセージ
みらくるという名前は「みらいをつくる」の中の4文字、「みら」と「くる」を掛け合わせて出来たものです。
みらくる(miracle)という英単語には「驚くべきこと」という意味があります。
私たちは、社会にアッと驚くインパクトを残す存在を目指します。
これまでに20以上もの社会貢献事業を企画実施してきましたが、そこで気づいたことがあります。
社会貢献志向の人には、ほぼ全員が何らかの原体験を持っているということです。
小さい頃に募金活動をした、記憶に残る映像を見たなど、その人の考えの支えになる原体験をしてきているのです。
そうした原体験をどれだけ多く用意できるか。
それこそが社会が良くなる原動力となるのではと考え、当法人を立ち上げました。
(以上、NPO法人みらくる公式HPより抜粋)

吉村理事長は20以上もの社会貢献事業を、企画実施してきたとのことです。
凄い行動力ですね。
私の原体験を考えてみました。
ん~、すぐに思い出せません。(ごめんなさい)
でも、仕事でもボランティアでも「ありがとう!」って、感謝されるのは嬉しいし、1mmでも良いから世の中や誰かのために、貢献できれば、それでOK!みたいな考え方で私は行動している気が致します。
“地球を救う”「SDGs食パン」
さて、本題の予約殺到の「SDGs食パン」です。
「地元の大阪市鶴見区をSDGsに取り組む街にしたい」との思いから、同じく鶴見区のパン屋さん「ダンクブロート」に提案し、約2か月間かけてこの食パンを開発したとのことです。
このSDGs食パンの正式な商品名は、「SDGs食パン三宝(税抜800円)」といい、売り手と買い手の満足(利益)だけでなく、社会貢献もする、との近江商人の経営哲学「三方よし」にちなんで名づけられたそうです。

この食パンの特徴は、
- 1本売れるごとに、途上国に給食1食分寄付
- 月に1度、200本限定で販売
- 国産小麦を使用
と、なっています。
さらに、
- 完全予約販売にすることにより、食品ロスゼロを実現
- 月に1度の販売日は、SDGs食パン三宝だけを売ることで、労働時間の抑制を実現
- 国産の小麦を使うことで輸入時のCO2削減
お客様からの評判も上々で、「食べるだけで寄付できて良い」「味も間違いない」と、まさに“三方よし”。

まとめ
今回の記事化を快く快諾して頂きました、NPO法人みらくるの吉村理事長にこの場を借りて、御礼申し上げます。
このプロジェクトは、いつも食べている食パンを「SDGs食パン」に変えるだけで、SDGs達成に貢献できます。
そんな、肩肘張らない“気軽”で“カジュアル”な行動から、始めてみてはいかがでしょうか。
それも立派な、SDGs達成に向けた活動です!
ただ、とにかく予約殺到のようなので、予約する時だけは頑張って!
(電話か来店で予約を受付け、第1月曜日に手渡す、とのことです。問い合わせは、ダンクブロート鶴見本店、電話:06-6967-8904)
今回の記事は、令和元年9月3日の産経新聞夕刊に掲載された「SDGs食パン」地球を救う!?、を元に私の方で加筆修正させて頂きました。)