米ペイパル、リブラ協会参加を正式に見送り

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

ラグビー日本代表の活躍、凄いですね!

オールブラックスの“ハカ”も迫力があってカッコイイです。

さて本日は、米ペイパル、リブラ協会参加を正式に見送り、という話題を取り上げてみたいと思います。

正式にリブラ協会不参加を認める

コインテレグラフでは以下のように、報じています。

決済企業大手のペイパルは、フェイスブックの独自仮想通貨リブラの発行体となるリブラ協会に参加しないことを正式に認めた。10月4日、同社広報担当者がコインテレグラフにリブラからの撤退することを明らかにした。

引用元:コインテレグラフジャパン
米ペイパル、リブラ協会参加を正式に見送り フェイスブックの独自仮想通貨に痛手(2019/10/05)

きっと確かな情報でしょう。

不参加の理由は、

  • フェイスブックがマネーロンダリング対策の懸念などに、十分な対処をしてこなかったことで不信感を募らせている。
  • 規制当局の詳細な検査対象となることについて、不快感があった。

と、されています。

真相はわかりませんが、理由は後者の方が大きかったのではないかと、個人的には推測しています。

簡単に言うと、“めんどくさいことに巻き込まれたくない”ということです。

果たして、ペイパルの不参加がリブラ協会にとって、大きな痛手となるか否かは、イメージ的にはインパクトはありますが、それほどでもないのかな、とも私は考えています。

そもそも、リブラ協会に参画するにあたり、交わした契約書には、法的拘束力がなかったのです。
(詳しくは、「Facebookリブラのパートナー企業の契約書に法的拘束力なし ーニューヨーク・タイムズ紙分析ー」を参照)

なので、ある程度の離脱は想定内なのかもしれません。

逆に現在では、1,500の事業体が「リブラ協会への参加に興味を示している」と、リブラ協会の広報責任者が認めています。

出典:リブラ協会
左が現在リブラ協会HPに掲載されているメンバーの画像。右はリブラ発表時の画像。よく確認してください。現在の画像からはペイパルのロゴが抜けています。

リブラの今後とマーク・ザッカーバーグの信条

フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏は、仕事において、最重要視しているのは「スピード感」です。

IT業界はドッグイヤー(通常7年で変化するような出来事が1年で変化すること。人間の7年が犬の1年に相当することから、そう呼ばれることがある。)だと表現されたりもします。

暗号資産(仮想通貨)業界であれば、トンボイヤー?、セミイヤー?、それほど変化は激しいです。

さらに彼は、「完璧を目指さず、まず完成させるのが重要」だと考えています。

とにかく完成させて、ローンチ。

問題があれば、速やかに改善を繰り返す。

私も同感です。

なので、今後もゴリゴリにリブラの開発は進めていくものだと私は考えています。

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出典:ウィキペディア
フェイスブックの共同創業者でCEOでもある、マーク・ザッカーバーグ氏

まとめ

2019年10月2日(水)・3日(木)に開催された、blockchain conference b.tokyo 2019に、Calibraビジネス開発ディレクターのキャサリン・ポーター 氏が登壇しました。
(※注 Calibra(カリブラ)とは、Libra(リブラ)向けのウォレットです。)

そこで彼女は、「2020年中には、サービス開始を目指す」と公言しています。
(彼女の発言は、「NHK NEWS WEB」でもご覧いただけます。)

このタイミングですから、ペイパルの不参加もわかった上での発言だったと思います。

引き続き、リブラの進捗に注目していきたいと思います。

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