アンチマネーロンダリング

暗号資産(仮想通貨)ビットコインを利用した資金洗浄で、米捜査当局がブロックチェーンデータ解析で押収に成功

参院選も終わり、立候補者の悲喜こもごもが報じられておりますが、

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

さて、本日はフェイスブックのリブラをはじめ、暗号資産(仮想通貨)が資金洗浄等に使われる危険性が盛んに報じられておりますが、

ビットコインを利用した資金洗浄で、米捜査当局がブロックチェーンデータ解析で押収に成功した、という話題を取り上げてみたいと思います。

なぜ、ビットコインは資金洗浄に使われるのか

私が書いた2019年7月4日の記事(ブロックチェーンであらゆる価値は躍動する)の中で、パブリックブロックチェーンについて簡単に説明していますが、

ビットコインの取引履歴は、広く世界中に公開されており、誰でもその取引履歴を確認することができます。

それなのになぜ、犯罪に使おうとするのでしょうか。

通常、現金を銀行口座から他者の銀行口座に送金した場合には、記帳すれば、誰から送られてきたか印字されるので、わかります。逆もしかりです。

さて、ビットコインの場合はどうでしょう。

取引履歴は、公開されていますので、「chainFlyer(チェーンフライヤー)」や「ブロックエクスプローラー」等で誰でも簡単に確認できます。

ただ、ビットコインの取引履歴は、英数字の羅列だけなので、一目みただけでは、個人の特定が難しいのです。

要するに、公開はされているが、当事者しかわからないということです。

そこに目をつけて、悪さをしようと考える人がいるのでしょう。

しかし、本当に個人は特定できないのでしょうか。

違法なオンラインサイトで、ビットコインの利用が1000億円に到達か

少し前の記事ですが、Coin Choiceで以下のように報じられました。

ブロックチェーン分析会社のチェーンアナリシス(Chainalysis)の報告によると、違法なオンライン市場においてビットコイン(BTC)が違法ドラッグや児童ポルノなどのあらゆる分野で使用されている。そして、その金額は2019年では、10億ドル(約1,070億円)以上に達しようとしている。

チェーンアナリシスの調査結果によると、Hydraは最大の違法オンライン市場となっている。ビットコインは完全な匿名性を提供するわけではないものの、それでもダークウェブ上で選択される仮想通貨だ。

引用元:Coin Choice
ビットコイン(BTC)のダークウェブでの利用が1000億円に到達か?(2019/07/03)

注目は、「ビットコインは完全な匿名性を提供するわけではないものの」のところです。

取引履歴を見ただけでは、個人を特定するのが難しいのですが、ビットコインの取引履歴は改ざんされることなく、ずっとつながり続けているのです。

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ビットコインを利用した資金洗浄、米捜査当局がブロックチェーンデータ解析で押収に成功

COIN POSTの記事を引用します。

米政府は、麻薬密売人がダークウェブ「シルクロード」を通じて薬物取引を行い、取引に利用された1900万ドル(約20億円)相当のビットコインを資金洗浄したとして、Hugh Brian Haney容疑者(60歳)を逮捕した。

国土安全保障調査団(HSI)の特別捜査官Angel M. Melendez氏によれば、資金洗浄の証拠と資金の押収のためにHSIはブロックチェーン分析家を雇用。ブロックチェーンデータを用いた犯罪利用の流れを分析した。その結果、すでに上述した犯罪収益はすでに押収済みとしている。

引用元:COIN POST
仮想通貨ビットコインを利用した資金洗浄 米捜査当局がブロックチェーンデータ解析で押収に成功(2019/07/20)

本人は、マイニングから得られた報酬だと主張していたようですが、専門家による分析によって、犯罪に利用されたものと判断したようです。

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まとめ

ビットコインの登場により、「お金という価値」を銀行口座を持っていない人でも、簡単に送れるようになりました。

それは、とても画期的で、とても素晴らしいことです。

ただ、新しい発明に目をつけて、悪いことに利用してやろうと考える人もいるのも事実です。

法治国家なので、法を犯したら罰せられてしかるべきです。

今回の逮捕者は最大で20年の懲役刑だそうです。

新しい発明を、よりよい世の中にするために、使いたいものですね。

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