仮想通貨取引所コインチェック取引一時停止 再開時にとるべき対応まとめ

 2017年5月9日14時時点最新版

 

 国内最大手の仮想通貨取引所コインチェック(2017年5月9日11時台に取引所サービスにおいて正常ではない価格が表示される障害が発生しました。

 コインチェックは口座開設者に対して2017年5月9日13:26時点で「ハッキング等で外部からの攻撃を受けたものではなく、ご利用者様の個人情報、並びに資産の流失はございません。」と発表しています。

 現在、詳細は判明していませんが、インターネット上ではDDOS攻撃を受けたなどのハッキングの可能性も示唆されています。

 当協会としては、既に取引所にてトレードしている方、そして、今から取引所を開設する方のために、今後取れる対策を3タイプ別に纏めてみました。

 対応① 現在の取引所内でそのまま保有する

理由:取引所によっては、今回のようなケースは過去にも何度かおきていたので、次回も問題なく復旧すると考えられる。

デメリット:今回の様な状況が再び起きる可能性を不安視する方は、精神的な不安が拭えない(ただし、取引所のセキュリティーは日々向上していると考えられるので、株取引などの大手証券会社レベルの安心を得られれば、リスクは軽減される。)。

メリット:新たに、他の取引所のルールを覚える必要もなく、手間もかからず、個人情報流出の可能性も軽減され、今まで通りトレードも進められる。

 

対応② 現在の取引所内にあるコインを他の取引所へ分散する。

理由:「卵は1つのカゴに盛るな」と言う投資の格言通り、1つの取引所に全ての資産(各コイン)を保管している状態だと、その取引所に問題があった場合、最悪のケースが考えられる。

デメリット:取引の際に各取引所へログインしトレードするので、1つの取引所内でトレードするよりも画面の切り替えなどの手間がかかり、トレードのタイミングを逃す場合がある。また、IDやPWの管理もその分多くなる。

メリット:各取引所で取引を行っているという事は、保有している各種コインを分散し保管していることと同じことであるため、その行為自体がリスク分散となる。

 

対応③ 取引所のコインを円に交換し出金する。

理由:これは、今後取引を行わないという観点ではなく、近日中に、再度同じようなこと(DDOS攻撃を受けるかもしれない)が起きる可能性もあるので、一旦、取引所からコインを出金し、システムの不具合やハッキング被害に伴う不安を無くす。

デメリット:出金の際には各取引所で決められた『出金手数料』があるため、金額によっては多額の出金手数料が徴収される。

メリット:一旦、コインを円に戻し銀行口座へ出金しておけば、精神的な不安は解消される。

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協会としての見解

 今回の一件で「預けたコインはどうなるの?大丈夫なの?いつ復旧するの?」と精神的に不安が続いた方も多いと思われます。

 かく言う私も、coincheckやPoloniexにはビットコインやリップルを保管しトレードを行っていました。

 よって協会としては、以降もトレードを行う事を前提とすれば「②」の状況を構築することがベターだと考えます。

 まず、日本で円をビットコインに交換できる取引所は10カ所近くあります。その10カ所全てにトレードするコインを分散させる事は、現実的ではないかもしれませんが、この点については、個人個人のリスクに対する考え方があるため、何カ所に分散するかは一概には言えません。

 しかしながら、準備することは可能です。

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 ここでいう準備とは、「他の取引所の口座を開設しておく」と言う事です。

 現在、日本国内のみならず海外の取引所においても、口座開設時の手数料は不要です。

よって、いつ考え方が変わったとしても対応できるよう、各取引所の口座開設を進めてみてはいかがでしょうか?

 上記については、今から取引所を開設しトレードを行おうと考えていた方にとっても、参考いただきたい考え方となります。

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